ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane (ストーリー)

提供:MTG Wiki

2015年9月3日 (木) 12:18時点におけるAE (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

ニッサ・レヴェイン/Nissa Revaneゼンディカー・ブロックのキャラクター。初登場はコンピューターゲームMagic: The Gathering - Duels of the Planeswalkers」。ゼンディカーニッサ・レヴェイン/Nissa Revaneでカード化された。後にマジック・オリジンでは主要プレインズウォーカーの1人として取り上げられた。

目次

解説

ゼンディカー/Zendikarの自然魔道士/Nature-mage。エルフ女性のプレインズウォーカー/Planeswalkerコンピューターゲームマジック2014―デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ」によると外見年齢28歳、身長165cm、体重52kg。イラスト

誇り高きニッサはジョラーガ/Joragaと呼ばれる大規模な一族を率いており、自分たちエルフこそが多元宇宙/Multiverseの頂点に立つべき種族だと考えている。話すよりも行動を選ぶ性格だが、蛇が苦手。かつて怪我を負わされた経験により吸血鬼を忌み嫌っている。強膜や虹彩や瞳孔なども全て鮮やかな緑色をした目を持つ。

能力

彼女の自然魔法は木々を操って鋭い剣にしたり蔦の壁を作り出したりする。

仲間のエルフたちを召喚し、その力を高めることができる。

ローウィン/Lorwynへのプレインズウォークの際にその地のエルフたちと出会い、彼らの使うマナに興味を示してそれを行使する術を手に入れており、自分の民たちへの教示の補完として使用している。

Duels of the Planeswalkers

「Duels of the Planeswalkers」のXbox LIVE Arcade版の広告やパッケージなどに登場したニッサは、年齢制限による規制によって胸の露出がわずかに控えめになるように修正されている。[1]

経歴

幼少期

ニッサはゼンディカーのバーラ・ゲド/Bala Gedにて生を享けた。プレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkは彼女の人生の早いうちに点り、それがもたらした多元宇宙への好奇心は彼女の部族にとっては忌まわしいものと捉えられた。ある日、彼女は部族を追放されてジャングルの中に置き去りにされた。

そこから彼女の人生の長い旅が始まる…。

覚醒

マジック・オリジンにおいては、やや異なる経歴が語られている。

ニッサは精霊信者/Animistの一族に生まれたが、彼女の一族はほとんどが滅びた。生き残ったニッサと母のメロー/Meroeはジョラーガのエルフの宿営地に身を寄せる。しかしジョラーガの長ヌーマ/Numaはニッサが持つ幻視の力を危険視し、精霊信者の一族が滅びたのは彼らがゼンディカーを怒らせたからであり、ニッサたちの存在は自分たちも危険にさらすとしてメローに出ていくよう告げる。その会話を聞いていたニッサは母を残し1人で旅に出た。

旅に出たニッサは彼女を追ってきた友人のマジク/Mazikと合流し、幻視によりゼンディカーそのものに導かれ、ゼンディカーを苦しめる暗黒が隠された場所を目指す。2人は沼地で吸血鬼と戦ったり、アクーム/Akoumの森で乱動/Roilに巻き込まれたりといった試練を乗り越え、目的地であるアクームの最高峰にたどり着く。そこでニッサはゼンディカーの力を借り、封印された暗黒に対し渾身の魔力をぶつけるが、山は無傷で暗黒には何の効果もなかった。そして暗黒はその正体をニッサに見せ、狂気の波でニッサを襲った(ニッサの天啓/Nissa's Revelation)。その瞬間にニッサのプレインズウォーカーの灯が点った。

ニッサは気が付くと見知らぬ場所にいた。彼女は大地と対話し、そこがローウィンとよばれるゼンディカーとは別の世界であること、大オーロラ/Great Auroraによりシャドウムーア/Shadowmoorが解き放たれることを知った。その後ドゥイネン/Dwynen率いるエルフの一団と出会い、彼らの「狩り」に参加することになる。だがその「狩り」とは彼らが醜悪とみなすボガート/Boggartの虐殺であった。ニッサはその残虐さに怒りドゥイネンと対立するが、ちょうどその時大オーロラが世界を変え始めた。自分を引き留めようとする大オーロラの誘惑に逆らい、ニッサは故郷ゼンディカーへと帰還した。

次元の旅

ニッサはいくつかの次元を旅した。

当時のローウィンの次元において頂点の存在であったエルフたちと出会うことにより、黒マナを使用するようになる。しかし、ラヴニカ/Ravnicaミラディン/Mirrodinへの旅は彼女にとっては良い思い出にはならなかった。そして、彼女は次元の放浪をやめてゼンディカーへと帰還した。

アクームの歯/Teeth of Akoumへ

オンドゥ/Ondu変わり樹/Turntimberのタジュール/Tajuruの一族の村に落ち着いたニッサ。しかし、彼らにエルドラージ/Eldraziの血族/Brood Lineageたちが襲い掛かる。隊は全滅し、死を覚悟したニッサの前に一人の男が現れ、血族たちを一瞬で倒す。その男はソリンと名乗り、近くに倒れていた吸血鬼を介抱する。その吸血鬼はアノワン/Anowonと名乗り、ウギンの目/Eye of Uginでエルドラージが解放された場に居合わせた者だと言う。ソリンはウギンの目に行くために、アクーム/Akoumへの道を知っているニッサに案内を要求する。

そして、三人のアクームの歯へと向かう旅が始まった…。

エルドラージの解放

長い旅の末、三人はついにウギンの目に到達した。しかしエルドラージをゼンディカーに縛り続けることがこの次元にとって危険だと考えたニッサは、ソリンへの協力を拒みエルドラージの封印を破壊してしまう。彼女は完全に解放されたエルドラージがこの次元を去ることを期待していたが、その考えは甘すぎた。少なくともエルドラージの始祖の一体、ウラモグ/Ulamogが今もこの次元に留まり、次元全ての生命を滅殺し続けている。

ソリンは不吉な言葉を残しゼンディカーを去った。ニッサは故郷のジョラーガのもとに戻り、エルドラージと戦っていたが、そこにウラモグが現れた。ジョラーガは壊滅し彼女も瀕死の重傷を負う。旅人に命を救われたニッサは罪悪感と後悔に苛まれたが、ウラモグの道滅ぼし/Pathrazer of Ulamogと遭遇した際に闘争心を奮い立たせ、ゼンディカーの土地そのものとの繋がりを強めた彼女はエレメンタルを呼び起こし道滅ぼしを打ち倒した。今の彼女は何としてもエルドラージを滅ぼすと決意しており、そのためには種族主義や自惚れを捨てゼンディカー全体がともに戦わねばならないと知っている。

登場

登場カード

カード名に登場

ゼンディカー
ニッサに選ばれし者/Nissa's Chosen
基本セット2015
ニッサの探検/Nissa's Expedition
マジック・オリジン
ニッサの巡礼/Nissa's Pilgrimageニッサの天啓/Nissa's Revelation

フレイバー・テキストに登場

ゼンディカー
ニッサに選ばれし者/Nissa's Chosen、世界を鎮める者/World Queller猛り狂うベイロス/Rampaging Baloths絡め汁/Tanglesap
基本セット2013
境界なき領土/Boundless Realms
基本セット2014
エルフの神秘家/Elvish Mystic
基本セット2015
エルフの神秘家/Elvish Mystic
マジック・オリジン
眼腐りの虐殺/Eyeblight Massacre精霊の絆/Elemental Bond、ニッサの天啓/Nissa's Revelation、蔦の罠/Vine Snare野性の本能/Wild Instinctsゼンディカーの乱動/Zendikar's Roilゼンディカーの具現/Zendikar Incarnate

イラストに登場

ワールドウェイク
地うねり/Groundswell
マジック・オリジン
精霊信者の覚醒/Animist's Awakening、精霊の絆/Elemental Bond、群れの結集/Gather the Pack、ニッサの巡礼/Nissa's Pilgrimage、ニッサの天啓/Nissa's Revelation、野性の本能/Wild Instincts、精霊信者の剣/Sword of the Animist

登場作品・登場記事

脚注

  1. A Different Kind of Origin Story :Introducing Nissa

参考

MOBILE