エムラクール/Emrakul
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エムラクール/Emrakulはゼンディカー・ブロックで初登場したキャラクター。エルドラージ/Eldraziの1体。
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解説
エルドラージの中でも最大でもっとも恐るべきものである。それは具現化した荒廃であり、そびえ立つ場所には静寂の恐怖が巻き起こる。それは感情や物質を超えた虚無の霊気であり、それのみが恐怖を成している。マーフォークの崇める空の女神エメリア/Emeria(エム/Em)とコー/Korの崇める風の女神カムサ/Kamsaの元型であり、未知の力によって重力を歪め大地から浮かび上がっている。
エムラクールの血族たちは格子状組織、不快を引き起こす左右非対称性、先に節くれだった指の痕跡が残る触手という特徴を持つ。特にそのクジラの髭か石灰質化した植物の細胞壁の類のような格子状組織は最も特徴的で、まるで中に見えない生き物でも飼っているかのようにエルドラージ自身の動きとは独立して呼吸する。幾人かのマーフォークの学者は、その器官によってエムラクールの血族はその他の血族よりも強く重力を歪めるのだと推測している。
エムラクールの血族達は深い青と皮のような黄土色と鮮明なマゼンダを混ぜ合わせた異世界の色彩を身に帯びている。この奇怪な配色は多くのエルドラージにとっても普遍的で、かつての霊気的形態がゼンディカーの光を非自然的に反射していると考えられているがエムラクールの血族は特にその色彩が顕著である。
エムラクールの血族の落とし子は2本の小さな足で動き回り、そして親と同じように奇怪な色彩と格子状組織を持つ。
登場
登場カード
エムラクールの血族
カード名に登場
- エムラクールの手/Hand of Emrakul、エムラクールの孵化者/Emrakul's Hatcher
フレイバー・テキストに登場
イラストに登場するエムラクールあるいはエムラクールの血族
- エルドラージの徴兵/Eldrazi Conscription、走り回る侵略/Skittering Invasion、英雄の時/Time of Heroes、重力の変容/Gravitational Shift、弱者の消耗/Consume the Meek、消耗の蒸気/Consuming Vapors、炎の斬りつけ/Flame Slash、熱光線/Heat Ray、世界大戦/World at War、重大な落下/Momentous Fall、面晶体のマトリックス/Hedron Matrix、補強された防壁/Reinforced Bulwark
登場作品・登場記事
- 世界を食うもの/Eaters of Worlds
- The Battle of Fort Keff/ケフ砦の戦い
- Gods and Monsters
- The Three Brood Lineages
- The Lithomancer/石術師