ジャッジメント
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ジャッジメント/Judgment | |
シンボル | 天秤 |
略号 | JU, JUD |
コードネーム | Carbon |
発売日 | 日:2002年5月24日 |
セット枚数 | 全143種類 |
ジャッジメント/Judgmentは、オデッセイ・ブロックの2番目の小型エキスパンション。日本では2002年5月24日に発売された。意味は「審判」。
目次 |
概要
黒偏重だったトーメントとのバランスを取るため、今セットでは白と緑のカードが多く、黒のカードが少ない。
新システムは願いや幻影、インカーネーション、代言者がある。特にシルバーバレット戦略を可能とした願いサイクルの中でも、青と赤の願いは環境に大きな影響を与えた。
- 狡猾な願い/Cunning Wish:インスタントの願いカード。特に世界選手権02で優勝したサイカトグ、世界選手権03で優勝したウェイクにて大きな役割を果たした。
- 燃え立つ願い/Burning Wish:ソーサリーの願いカード。2マナという軽さを活かしてエクステンデッド環境やエターナル環境でのソーサリーコンボを発展させた。
他にジャッジメントを代表するカードとして以下が挙げられる。
- 不可思議/Wonder:インカーネーション最強カード。主に青緑ビートダウンに搭載され、6/6ワームトークンが飛行を付加されて殴る様子は圧巻である。スタンダード環境だけでなくエクステンデッド環境でも暴れまわった。
- 陰謀団式療法/Cabal Therapy:エターナル環境でも使用される優良ハンデス。主に思考囲い/Thoughtseizeや強迫/Duressと併用する。
- 世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon:ナイトメア能力を利用した無限コンボデッキ「ワールドゴージャー」のキーカード。レガシー環境にて1ターンキル率が20%を優に超えると言われ、それでなくとも2、3ターン以内に安定してコンボを成立させることが可能であったため、そんなカードが許されるわけもなく禁止カードに指定された。
また、かつては昔は「緑はジン4枚から」と言われアーニーゲドンのエースであったアーナム・ジン/Erhnam Djinnが再録されたが、ほとんど使用されることはなかった。アンコモンの幻影のケンタウロス/Phantom Centaurの方がよっぽど強かったため昔と現在のカードを比較した時のパワーインフレの例としてしばしば挙げられる。
Olle R deのインビテーショナルカードである森を護る者/Sylvan Safekeeperが収録されたが、カードパワーが控えめだったこともあり、ほとんど使用されることはなかった。
多色カードが緑白の組み合わせのみ4種類作られており、その全てがトーナメントで使用されるというポテンシャルを誇る。特にミラーリの目覚め/Mirari's Wakeはスタンダードやオデッセイ・ブロック構築でそのパワーを見せつけ、エクステンデッドでも猛威を振るった。また、土地も緑白関連のもののみが3種類登場している。
- 今セットから日本語版マジックの翻訳者が進藤欣也に変更された。変更による影響からか、ケンタウロスやベヒモス、「+2/+2を得る」など、テンプレートに沿っていない訳がずいぶん見受けられる。
- 当時、慎重にスポイラーを公開する方針であったにもかかわらず、発売のかなり前からMagic Onlineにてフルスポイラーが流出してしまった(公式コメント)。
- Judgement(イギリス英語)でも間違いでないが、エキスパンション名としては『Judgment』(アメリカ英語)が公式。
- ちなみに最後の裁き/Final Judgmentなどのカード名も、すべて「Judgment」が使われている。(カード名を「Judgment」で検索、カード名を「Judgement」で検索)
テーマデッキ
パッケージ・イラスト
デザイン
デザイン・チーム | Brian Tinsman (lead) |
Mike Elliott | |
Richard Garfield | |
Bill Rose | |
Mark Rosewater | |
開発チーム | Randy Buehler (lead) |
William Jockusch (lead) | |
Mike Elliott | |
Joe Hauck | |
Paul Barclay | |
貢献 | Worth Wollpert |
Mike Donais | |
Brian Schneider | |
アート・ディレクター | Jeremy Cranford |
Dana Knutson |