地割れ潜み/Chasm Skulker
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クリーチャー — イカ(Squid) ホラー(Horror)
あなたがカードを1枚引くたび、地割れ潜みの上に+1/+1カウンターを1個置く。
地割れ潜みが死亡したとき、島渡りを持つ青の1/1のイカ(Squid)・クリーチャー・トークンをX体生成する。Xは、地割れ潜みの上に置かれている+1/+1カウンターの総数である。(それらは防御プレイヤーが島(Island)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
カードを引くたびに巨大化するクリーチャー。死亡誘発能力によって、+1/+1カウンターの数だけのイカ・クリーチャー・トークンをばらまく。
初期マナレシオこそ小さいが、1枚でも引けば3マナ2/2と並のサイズになった上でトークンが保証され、それ以降もどんどん強力になっていく。ルーターでもよいので、ドロー・カードを併用するとさらなるサイズアップを望める。
回避能力を持たないため、状況によってはトークンに変換してしまった方がよい場面もある。追放除去などへの対策という意味でも、生け贄に捧げる手段があると心強い。
- レアリティの差とはいえ、知識鱗のコアトル/Lorescale Coatlと比べてかなり強化された印象。
- タイプ行にイカと印刷されたカードはこれが初。イカの項も参照。
開発秘話
外部のゲーム・デザイナーを招いて作成された、「外部デザイナー・カード」の1枚。担当したのは、Borderlandsのクリエイティブ・ディレクターを務めたGearbox SoftwareのMike Neumann(参考/翻訳)。
Mikeがイメージしたビジュアルは、イカから出来た、クトゥルフの悪夢である巨大なる邪悪であった。メカニズムは、マナを支払うことで+1/+1カウンターを置き、死亡したら1/1の群れになるというものだった。
Mikeが提案したメカニズムは、マジックにおいては緑に相応しいカードだった。しかしMikeは青にすることを強く望んだため、青らしいサイズの大きくなり方を探した結果、現在の形になった。クリーチャー・タイプも、要求通りイカ・ホラーになっている。