センギアの吸血鬼/Sengir Vampire
提供:MTG Wiki
Sengir Vampire / センギアの吸血鬼 (3)(黒)(黒)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
このターン、センギアの吸血鬼によってダメージを与えられたクリーチャーが死亡するたび、センギアの吸血鬼の上に+1/+1カウンターを1個置く。
アルファ版より存在する由緒正しき吸血鬼。セラの天使/Serra Angelと同等の5マナ4/4飛行という優秀な基本性能に加え、倒した敵の血を吸うイメージの強化能力(いわゆる吸血能力)を持つ。
未強化の状態でも恐怖/Terrorや稲妻/Lightning Boltに除去耐性があり、黎明期にはフィニッシャーとして高い信頼を得ていた。また吸血能力のおかげで対戦相手はブロックをためらうことが多く、単なる飛行クリーチャーより攻撃が通りやすい。古の時代には、Nettling Impで攻撃を強要させたクリーチャーをブロックしたり、交戦中のクリーチャーをContagionで縮小させたりして、積極的に活用されていた。
第4版を最後にスタンダードから姿を消していたが、トーメントで再録、その後も基本セットにしばしば顔を見せている。しかし再録後は構築ではあまり実績を残せていない。火炎舌のカヴー/Flametongue Kavuや終止/Terminateなどの黒のタフネス4を除去できるカードが増えたことと、他にも優秀なフィニッシャー候補が増えたことが原因と言える。基本セット2012以降はアンコモンに変更されたため、リミテッドで活躍を見せている。
- センギア/Sengirとはホームランドに出てくる一族の名前であるため、ドミナリア/Dominariaを舞台とするトーメントでは名前を変えて同型再版になるだろうと思われていた。しかし、蓋を開けてみると確定再版だった。
- 初期のイラストは血まみれになりながら血管をなめる吸血鬼という何とも不気味なイラスト。また、ビートダウンギフトボックスで採用されたイラストはBaron Sengir(画像)とのデザインの統一が図られている。
- トーメントおよび第9版、第10版ではレアに昇格していたが、基本セット2012からはセラの天使/Serra Angelと同様に再びアンコモンで収録されている。