カバ
提供:MTG Wiki
カバ/Hippoは、クリーチャー・タイプの1つ。現実にいる同名の動物とほぼ同じ。
Bull Hippo / 猛き雄カバ (3)(緑)
クリーチャー — カバ(Hippo)
クリーチャー — カバ(Hippo)
島渡り(このクリーチャーは、防御プレイヤーが島(Island)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
3/3Phelddagrif (1)(緑)(白)(青)
伝説のクリーチャー — フェルダグリフ(Phelddagrif)
伝説のクリーチャー — フェルダグリフ(Phelddagrif)
(緑):Phelddagrifはターン終了時までトランプルを得る。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは緑の1/1のカバ(Hippo)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
(白):Phelddagrifはターン終了時まで飛行を得る。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは2点のライフを得る。
(青):Phelddagrifをオーナーの手札に戻す。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引いてもよい。
初出はアライアンスで、Phelddagrifの生成するトークンのクリーチャー・タイプとして登場。
カードとしてはウルザズ・サーガの猛き雄カバ/Bull Hippoが初。その後コビトカバ/Pygmy Hippoもオラクル変更により仲間に加わった(コビトカバのクリーチャー・タイプは初登場時は「Hippopotamus」であったが、日本語版では当時から訳語が「カバ」であった)。アモンケットで久々の新種である好戦的な巨口/Defiant Greatmawが登場した。
カバ・トークンを生成するカードは1/1のトークンを生成するPhelddagrifと探索するフェルダグリフ/Questing Phelddagrif、3/3のトークンを生成する食餌+給餌/Mouth+Feed。
すべてのカバおよびカバ・トークンを生成するカードは緑か緑を含む多色であり、トークンの色も緑である。
- 象に対するロクソドン/Loxodonやサイに対するロウクス/Rhoxのような亜人化種族に恵まれておらず、カード数が少ない。フェルダグリフはカバをモチーフとした存在であるが、フェルダグリフという別のクリーチャー・タイプになってしまっている。
- 古代ギリシア人は馬を意味するヒッポス(ἵππος)と川を意味するタモース(ποταμός)を合わせたヒッポポタモース(ἱπποπόταμος)をカバを意味する単語として使っていた。それがラテン語でHippopotamusになり、英語ではそのままのHippopotamus、または省略形のHippoがカバの意味で使われている。
- 日本語の「カバ」も漢字で書くと「河馬」であり、同じ意味である。
- 現在カバはアフリカのサハラ以南にしか分布していないが、紀元前にはナイル川下流にも生息していた。そのため古代エジプト人にとってはよく知られた生物であり、カバの形をした装飾品やカバの姿をした女神タウエレトの像が発掘されている。古代エジプトをモチーフとしたアモンケットで登場したのもそのためだろう。