存在の破棄/Revoke Existence
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解呪/Disenchantの亜種。ソーサリーになったが、破壊ではなく追放するようになっている。
荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossusといった破壊されないアーティファクトやリアニメイトされるカードにも対処できるようになったのは大きい。また同エキスパンションの神話レア、ワームとぐろエンジン/Wurmcoil EngineのようなPIG能力持ちにも対処できる。
初出時のスタンダードでは白いデッキのサイドボード要員としてときどき使われていたが、ミラディン包囲戦以降は装備品に強いインスタントである神への捧げ物/Divine Offeringに出番を奪われがちになった。石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic禁止後はエンチャントをキーカードとする白単鍛えられた鋼の台頭もあり、再び採用率が上がっている。
もちろんミラディンの傷跡ブロックのリミテッドでは、アーティファクト対策というだけで取っておく価値はある。
神々の軍勢で再録。今度はエンチャントが主な標的になった。テーロス・ブロックのリミテッドではクリーチャー・エンチャントを除去できるのでいつでも無駄にならない。スタンダードでも出番があるだろう。
- インスタント版の供犠台の光/Altar's Lightを見ても2マナ分軽くなり実用性が上がっている。
- 以前には、同じくソーサリーかつコモンでクリーチャーとエンチャントを追放するイオナの裁き/Iona's Judgmentがあった。そちらは5マナ。
- インスタントとなると1マナ増えて忘れられた運命/Fate Forgottenとなる。緑だとこのカードより1マナ増え、前出の忘れられた運命と同マナコストなのにソーサリーとなる古代への衰退/Fade into Antiquityなので、追放は白、破壊は緑と役割が分担される傾向がある。
参考
- カード個別評価:神々の軍勢 - コモン
- カード個別評価:ミラディンの傷跡 / ミラディン陣営 - コモン