二段攻撃

提供:MTG Wiki

2013年10月7日 (月) 02:29時点における202.174.207.129 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索
二段攻撃/Double strike
種別 常在型能力
登場セット 多数
CR CR:702.4

二段攻撃(にだんこうげき)/Double strikeは、レギオンで制定されたキーワード能力クリーチャーが持つ、戦闘ダメージ・ステップのルールを変更する常在型能力である。


Skyhunter Skirmisher / 空狩人の散兵 (1)(白)(白)
クリーチャー — 猫(Cat) 騎士(Knight)

飛行、二段攻撃

1/1

定義

戦闘ダメージ・ステップの開始時に、少なくとも1体の攻撃クリーチャーまたはブロック・クリーチャー先制攻撃か二段攻撃を持つ場合、先制攻撃か二段攻撃を持つクリーチャーのみがそのステップで戦闘ダメージを与える。

そのステップ後、戦闘終了ステップに進む代わりに、戦闘フェイズは第2戦闘ダメージ・ステップを得て、残りのクリーチャーからのダメージを処理する。第2戦闘ダメージ・ステップの間には、以下のいずれかの条件を満たした攻撃クリーチャーとブロック・クリーチャーのみがダメージを与える。

  1. 最初の戦闘ダメージ・ステップ開始時に先制攻撃も二段攻撃も持っていなかった
  2. 第2戦闘ダメージ・ステップの時点で二段攻撃を持っている

このステップの後、戦闘終了ステップに進む。

解説

先制攻撃を持つクリーチャーと持たないクリーチャーの両方のタイミングで戦闘ダメージを与える能力。日本語名が「二段攻撃」なので少々紛らわしいが、「攻撃に2回参加する能力」ではない。以下の説明は、利便性を考えて先制攻撃の説明も併記している。

二段攻撃か先制攻撃を持ったクリーチャーが攻撃するかブロックする場合、それが戦闘ダメージ・ステップ開始時に戦闘に参加しているならば、追加の戦闘ダメージ・ステップが新たにできる。最初の戦闘ダメージ・ステップでは、二段攻撃か先制攻撃を持つクリーチャーのみ戦闘ダメージを与え、通常と同様に処理される。その後、残りのクリーチャーと二段攻撃を持つクリーチャーのための第2戦闘ダメージ・ステップが行われる。

ルール

  • ブロックされたクリーチャーは、トランプルを持たない限り防御プレイヤーもしくはプレインズウォーカー(以下「攻撃先」とする)にダメージを割り振らない。よって、最初の戦闘ダメージ・ステップでブロック・クリーチャーが戦場を離れても、トランプルを持たない限り第2の戦闘ダメージ・ステップで攻撃先に戦闘ダメージを割り振ることはできない。
    • もしこのときトランプルを持っていれば、攻撃先にすべての戦闘ダメージが割り振られる(トランプルの定義による)。
  • ブロックされなかった場合、攻撃先に2回ダメージを与える。
  • 各戦闘ダメージ・ステップでダメージを与えるかどうかは、先制攻撃や二段攻撃の有無のみで判断する。実際にそのクリーチャーがダメージを与えたかどうかは関係ない。
  • 先制攻撃ではないのでタールルームの勇者/Talruum Championと戦闘になっても第1戦闘ダメージ・ステップではダメージを与え合うので注意。
  • ダメージを与えたことで誘発する能力は2回誘発する。

その他

参考

引用:総合ルール 20231117.0

MOBILE