タックスエッジ

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'''タックスエッジ'''(''Tax Edge'')は、異常な[[アドバンテージ]]を誇る[[土地税/Land Tax]]と、[[大地の刃/Land's Edge]]を組み合わせた古えの[[コンボ]][[デッキ]]。純粋な[[]][[白]]の[[コンボ]][[デッキ]]はなかなか珍しい。
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'''タックスエッジ'''(''Tax Edge'')は、異常な[[アドバンテージ]]を誇る[[土地税/Land Tax]]と、[[大地の刃/Land's Edge]]を組み合わせたいにしえの[[コンボ]][[デッキ]]。純粋な[[赤白]]のコンボデッキはなかなか珍しい。
  
 
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基本的に難しい動きはなく、[[土地税/Land Tax]]を出したら、毎[[ターン]][[土地]]を3枚手に入れ、それを[[大地の刃/Land's Edge]]で[[投げる]]だけ。3[[ターン]]後あたりには大体相手は死んでいるだろう。
 
基本的に難しい動きはなく、[[土地税/Land Tax]]を出したら、毎[[ターン]][[土地]]を3枚手に入れ、それを[[大地の刃/Land's Edge]]で[[投げる]]だけ。3[[ターン]]後あたりには大体相手は死んでいるだろう。
  
タネが割れていたり先攻をとってしまうと大抵相手より[[土地]]枚数が多くなり[[土地税/Land Tax]]が機能しなくなってしまうことが多々あるが、そういう場合は[[Zuran Orb]]や[[Glacial Crevasses]]などで[[土地]]を[[生け贄に捧げる]]ことによってこちらの[[土地]]枚数を減らすこともできる。
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タネが割れていたり先攻をとってしまうと大抵相手より[[土地]]枚数が多くなり[[土地税/Land Tax]]が機能しなくなってしまうことが多々あるが、そういう場合は[[Zuran Orb]]や[[Glacial Crevasses]]などで土地を[[生け贄に捧げる]]ことによってこちらの土地枚数を減らすこともできる。
 
特にこれらは防御手段としても機能するため非常に重要な[[カード]]。
 
特にこれらは防御手段としても機能するため非常に重要な[[カード]]。
  
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が、こんなオーバーパワーの[[カード]]がいつまでも放置されているはずもなく、[[土地税/Land Tax]]が96年7月1日[[スタンダード]]で[[制限カード]]指定されると、この[[デッキ]]はもろくも瓦解することになる。
 
が、こんなオーバーパワーの[[カード]]がいつまでも放置されているはずもなく、[[土地税/Land Tax]]が96年7月1日[[スタンダード]]で[[制限カード]]指定されると、この[[デッキ]]はもろくも瓦解することになる。
  
*[[Glacial Crevasses]]を使用するために[[山/Mountain]]の[[スロット]]には全て[[冠雪の山/Snow-Covered Mountain]]が使われるのが一般的。
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*[[Glacial Crevasses]]を使用するために[[山]]の[[スロット]]には全て[[冠雪の山/Snow-Covered Mountain]]が使われるのが一般的。
*不足する[[ドロー]]源を[[ネクロポーテンス/Necropotence]]で補助する[[ネクロエッジ]]も存在したが、当時の[[赤]]の前では[[Zuran Orb]]などを併用してもなお[[ライフ]]が厳しかった。
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*不足する[[引く|ドロー]]源を[[ネクロポーテンス/Necropotence]]で補助する[[ネクロエッジ]]も存在したが、当時の[[赤]]の前では[[Zuran Orb]]などを併用してもなお[[ライフ]]が厳しかった。
  
[[悟りの教示者/Enlightened Tutor]]の登場により[[キーカード]]に割く[[スロット]]を減らすことができ、[[クリーチャー]]による[[ビートダウン]]をくみあわせた亜種、[[ザ・ガン]]が登場した。
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[[悟りの教示者/Enlightened Tutor]]の登場により[[キーカード]]に割く[[スロット]]を減らすことができ、[[クリーチャー]]による[[ビートダウン (ゲーム用語)|ビートダウン]]をくみあわせた亜種、[[ザ・ガン]]が登場した。
  
 
==サンプルレシピ==
 
==サンプルレシピ==
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*[[Zuran Orb]]、[[象牙の塔/Ivory Tower]]、[[天秤/Balance]]は当時[[制限カード]]。
 
*[[Zuran Orb]]、[[象牙の塔/Ivory Tower]]、[[天秤/Balance]]は当時[[制限カード]]。
*[[制限カード]]である[[天秤/Balance]]が採用されているのは、[[ノンクリーチャー]][[デッキ]]ゆえに5枚目の[[神の怒り/Wrath of God]]として機能するためでもあるが、その最大の理由は言わずもがな、[[Zuran Orb]]との[[コンボ]]である。
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*[[制限カード]]である天秤が採用されているのは、[[ノンクリーチャー]][[デッキ]]ゆえに5枚目の[[神の怒り/Wrath of God]]として機能するためでもあるが、その最大の理由は言わずもがな、Zuran Orbとの[[コンボ]]である。
*この[[コンボ]]が成功すれば[[対戦相手]]を、土地を出せば[[土地税/Land Tax]]によって相手に[[基本土地]]が供給されてしまうが、出さなければ何も[[呪文]]を[[プレイ]]できないというジレンマに陥らせることができる。
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*このコンボが成功すれば[[対戦相手]]を、土地を出せば[[土地税/Land Tax]]によって相手に[[基本土地]]が供給されてしまうが、出さなければ何も[[呪文]]を[[唱える|唱え]]られないというジレンマに陥らせることができる。
  
 
==参考==
 
==参考==

2010年10月5日 (火) 00:19時点における版

タックスエッジ(Tax Edge)は、異常なアドバンテージを誇る土地税/Land Taxと、大地の刃/Land's Edgeを組み合わせたいにしえのコンボデッキ。純粋な赤白のコンボデッキはなかなか珍しい。



射場本正巳が96年世界選手権の日本代表枠を賭けて39位にランクしている。名称の由来はもちろんキーカード2枚から。

基本的に難しい動きはなく、土地税/Land Taxを出したら、毎ターン土地を3枚手に入れ、それを大地の刃/Land's Edge投げるだけ。3ターン後あたりには大体相手は死んでいるだろう。

タネが割れていたり先攻をとってしまうと大抵相手より土地枚数が多くなり土地税/Land Taxが機能しなくなってしまうことが多々あるが、そういう場合はZuran OrbGlacial Crevassesなどで土地を生け贄に捧げることによってこちらの土地枚数を減らすこともできる。 特にこれらは防御手段としても機能するため非常に重要なカード

残りのスロットは全て、神の怒り/Wrath of God紅蓮地獄/Pyroclasm解呪/Disenchant剣を鍬に/Swords to Plowsharesといったおなじみの除去に充て、キーカードが揃うまでひたすら耐えるという戦法を取る。

が、こんなオーバーパワーのカードがいつまでも放置されているはずもなく、土地税/Land Taxが96年7月1日スタンダード制限カード指定されると、このデッキはもろくも瓦解することになる。

悟りの教示者/Enlightened Tutorの登場によりキーカードに割くスロットを減らすことができ、クリーチャーによるビートダウンをくみあわせた亜種、ザ・ガンが登場した。

サンプルレシピ

メインデッキ サイドボード
クリーチャー (0) 1 トーモッドの墓所/Tormod's Crypt
呪文 (28) 1 黒の万力/Black Vise
4 Jeweled Amulet 2 フェルドンの杖/Feldon's Cane
1 Zuran Orb 2 道化の帽子/Jester's Cap
1 象牙の塔/Ivory Tower 2 紅蓮地獄/Pyroclasm
4 土地税/Land Tax 4 赤霊破/Red Elemental Blast
4 Glacial Crevasses 2 剣を鍬に/Swords to Plowshares
4 大地の刃/Land's Edge 1 解呪/Disenchant
2 紅蓮地獄/Pyroclasm
1 天秤/Balance
2 神の怒り/Wrath of God
2 剣を鍬に/Swords to Plowshares
3 解呪/Disenchant
土地 (32)
12 平地/Plains
12 冠雪の山/Snow-Covered Mountain
4 ミシュラの工廠/Mishra's Factory
4 露天鉱床/Strip Mine

参考

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