シーリアのエルフ/Cylian Elf

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[[緑]]の2[[マナ]]2/2[[バニラ]][[クリーチャー]]。数ある[[灰色熊/Grizzly Bears]]の[[同型再版]]の1つで、いわゆる[[熊 (俗称)|熊]]である。
 
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[[部族 (俗称)|部族]]による支援が受けやすく[[ローウィン・ブロック]]で大々的に取り上げられた[[エルフ]]であると言う点は、同マナ域に[[狼骨のシャーマン/Wolf-Skull Shaman]]などの優秀なクリーチャー群が存在するため利点とはしがたい。[[アラーラの断片ブロック]]内でも[[上位互換]]である[[シーリアの陽歌い/Cylian Sunsinger]]があるので、こちらを採用する意味は薄い。
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[[ローウィン・ブロック]]で大々的に取り上げられた[[エルフ]]なので[[部族 (俗称)|部族]]による支援が受けやすいが、ローウィン・ブロックには[[狼骨のシャーマン/Wolf-Skull Shaman]][[アラーラの断片ブロック]]内でも[[シーリアの陽歌い/Cylian Sunsinger]]といった[[上位互換]]のエルフが存在するため、[[構築]]ではこちらを採用する意味は薄い。
  
 
[[リミテッド]]では、[[コモン]]の熊は[[マナカーブ]]と[[マナ基盤]]を安定させる助けとなるため、クリーチャーの頭数が少ないときには採用の余地がある。
 
[[リミテッド]]では、[[コモン]]の熊は[[マナカーブ]]と[[マナ基盤]]を安定させる助けとなるため、クリーチャーの頭数が少ないときには採用の余地がある。
  
 
==開発秘話==
 
==開発秘話==
このカードのイラストは開発時に他のカードと交換されたものである。元々はエルフではなく緑[[単色]]の怪物であり、灰色熊の同型再版としてデザインされていた。しかし、このカード用に描かれた{{Gatherer|Woolly Thoctar|ソクターのイラスト}}が[[長毛のソクター/Woolly Thoctar]]に採用されたため、代わりに{{Gatherer|Cylian Elf|エルフのイラスト}}に差し替えられた。本来、このイラストのエルフは[[緑]][[白]]の2/2、[[警戒]]を持つ[[マナ・クリーチャー]]というコンセプトで開発が進められたもので、製品版では[[ヴァレロンに仕える者/Steward of Valeron]]となっている。(→[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/12 Topic Explosion]参照)
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このカードのイラストは開発時に他のカードと交換されたものである。元々はエルフではなく[[緑]][[単色]]の怪物であり、灰色熊の同型再版としてデザインされていた。しかし、このカード用に描かれた{{Gatherer|Woolly Thoctar|ソクターのイラスト}}が[[長毛のソクター/Woolly Thoctar]]に採用されたため、代わりに{{Gatherer|Cylian Elf|エルフのイラスト}}に差し替えられた。本来、このイラストのエルフは[[緑白]]の2/2、[[警戒]]を持つ[[マナ・クリーチャー]]というコンセプトで開発が進められたもので、製品版では[[ヴァレロンに仕える者/Steward of Valeron]]となっている。(→[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/12 Topic Explosion]参照)
  
 
==ストーリー==
 
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==参考==
 
==参考==
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*[[バニラクリーチャー]]
 
*[[カード個別評価:アラーラの断片]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:アラーラの断片]] - [[コモン]]
 
__NOTOC__
 
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2009年12月6日 (日) 19:45時点における版


Cylian Elf / シーリアのエルフ (1)(緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) スカウト(Scout)

2/2

の2マナ2/2バニラクリーチャー。数ある灰色熊/Grizzly Bears同型再版の1つで、いわゆるである。

ローウィン・ブロックで大々的に取り上げられたエルフなので部族による支援が受けやすいが、ローウィン・ブロックには狼骨のシャーマン/Wolf-Skull Shamanアラーラの断片ブロック内でもシーリアの陽歌い/Cylian Sunsingerといった上位互換のエルフが存在するため、構築ではこちらを採用する意味は薄い。

リミテッドでは、コモンの熊はマナカーブマナ基盤を安定させる助けとなるため、クリーチャーの頭数が少ないときには採用の余地がある。

開発秘話

このカードのイラストは開発時に他のカードと交換されたものである。元々はエルフではなく単色の怪物であり、灰色熊の同型再版としてデザインされていた。しかし、このカード用に描かれたソクターのイラスト長毛のソクター/Woolly Thoctarに採用されたため、代わりにエルフのイラストに差し替えられた。本来、このイラストのエルフは緑白の2/2、警戒を持つマナ・クリーチャーというコンセプトで開発が進められたもので、製品版ではヴァレロンに仕える者/Steward of Valeronとなっている。(→Topic Explosion参照)

ストーリー

シーリアのエルフ/Cylian Elfナヤ/Nayaに住むエルフ族。名前の由来は最初の高司祭シーリア/Cylia

  • 上記の通り、このカードのイラストは警戒を持つマナ・クリーチャーをイメージしているため、イラストの女性はジャングルの樹上に張った陽を浴びるテント(sunsail tents)から大祖始/Progenitusの谷全体をしっかりと見張っている。

参考

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