カード名国語辞典

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2009年7月25日 (土) 04:06時点における版

カード名で意味が分かりにくいと思われる語句とその解説。

ここは「概念・状態・行動など」を解説します。物（架空の存在を含む）の名前の場合はカード名百科事典を参照。

まだ一部、分類が曖昧な場合があります。ご了承ください。特に、分類の異なる複数の意味を持つ用語の扱いは確定していません。

ページ内移動ア行、カ行、サ行、タ行、ナ行、ハ行、マ行、ヤ行、ラ行、ワ行

ア行

悪辣（あくらつ）

情け容赦もなく、たちが悪いこと。あくどいこと。

悪辣な精霊シルヴォス/Silvos, Rogue Elemental

アニマ（あにま）

（ラテン語における）霊魂。

一瞥（いちべつ）

ひと目ちらっと見ること。

不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkable

因果応報（いんがおうほう）

元は仏教用語。前世における行為の結果として現在における幸不幸があり、現世における行為の結果として来世における幸不幸が生じるという考え方。

英語の「Karma」は日本語では「業」と訳されるが、カード名として相応しくないために同義である因果応報を用いている。

因果応報/Karma

有為転変（ういてんぺん）

世の中のすべてのものが絶えず変化して、しばらくの間も同じ状態にとどまることがないこと。

有為転変/Flux

穿つ（うがつ）

（特に、細い物で）穴をあける。貫き通す。

穿つドワーフ/Dwarven Driller

有象無象（うぞうむぞう）

雑多なつまらぬ者たち。本来「有相無相」が変化した語であり、動物としての象とは無関係である。

有象無象の大砲/Fodder Cannon

永劫（えいごう）

限りなく長い年月。永久、永遠。「ようごう」とも読む。「Eon」「Aeon」の2つの訳語として使われるが、これは本来「Æon」と書き表すため。

壊疽（えそ）

局所的に壊死（えし､生体の一部組織が死滅すること）した状態。血液が凝固するため黒ずむ。

カ行

悔悟（かいご）

自分の行為について後に悪かったとさとり、悔いること。後悔。

改竄（かいざん）

文書の字句などを書き直してしまうこと。普通、悪用する場合にいう。

魔法改竄/Magical Hack

回春（かいしゅん）

原意は病気が治ること。快復。

改悛（かいしゅん）

自分のおこないや態度が悪かったと反省し、心を改めること。

秘教の改悛者/Mystic Penitent

開闢（かいびゃく）

あめつちのはじまり。元は中国語で開天闢地と書いたものを、日本で分かりやすく「天地開闢」と訳した語。

「Origin」は起源を意味する語だが、既に起源/Genesisが存在するため、同義であるこの語が充てられた。

開闢の巻物/Scroll of Origins

カタストロフィ（かたすとろふぃ）

（ギリシャ語における）自然界および人間社会の大変動。おおむね悲劇的な意も持つ。

カタストロフィ/Catastrophe

換羽（かんう）

鳥の羽毛の抜けかわること。繁殖期を過ぎたあと、鳥の羽が一定の順序で抜けかわり更新する現象。羽がわり。

換羽するハーピー/Molting Harpy

頑強（がんきょう）

頑丈で強靭なさま。転じて、がっしりとして丈夫なさま。

癇癪、癇しゃく（かんしゃく）

ちょっとのことにもすぐ怒る性質。怒りっぽいこと。また、その怒り。

癇しゃく/Fiery Temper

奸謀（かんぼう）

他人を落としいれるべく企まれる悪事。奸計とも。

奸謀/Conspiracy

詭計（きけい）

人をだましおとしいれる計略。

詭計/Deception

寄進（きしん）

神社・寺院・教会などに、自ら進んで金銭・物品を寄付すること。特に土地を寄付することは特別なことであり、その領地は「教会領」とされた。

土地の寄進/Gift of Estates

機知（きち）

その場その場の機会に応じて活発に働く才知。

狐火（きつねび）

闇夜に山野などで光って見える、妖狐が熾したとされる燐火。光の異常屈折によるともという。狐の提灯。

狐火/Foxfire

義憤（ぎふん）

道義にはずれたことに対して感ずる憤り。

義憤/Righteous Indignation

金言（きんげん）

元は仏教用語。人生や生活の上で尊重し模範とすべきすぐれた発言。

金言/Words of Wisdom

供犠（くぎ）

宗教学などで、特定の宗教的目的や共同体の結束のために、共同体が奉ずる神に犠牲を捧げること（なお、神河ブロック以降のカードでは「くぎ」ではなく「きょうぎ」と読むことになっている）。

英語「Altar」の原意は祭壇・供物台のことだが、「生贄に捧げる」ことから供「物」台ではなく供犠台の語を充てている。

求道（ぐどう、きゅうどう）

宗教的悟りや真理の道を求めて修行すること。

求道者/Seeker（ぐどうしゃ）
アムローの求道者/Amrou Seekers（あむろーのきゅうどうしゃ）

慧眼（けいがん）

物事の本質を見抜く聡い眼力。鋭い洞察力。

慧眼のエイヴン/Keeneye Aven

敬虔（けいけん）

神仏などの目に見えぬ存在を深く敬いつつしむさま。

啓蒙（けいもう）

人々に新しい知識を与え、教え導くこと。または理性により人々を導こうとすること。

啓蒙/Demystify

賢智（けんち）

賢く智恵のあること。また、その人。

賢智のケンタウルス/Sophic Centaur

権謀術数（けんぼうじゅっすう）

「権力」「謀略」「術策」「数学（算術）」によってたくみに人をあざむき自己を高めるための策略。

主に自身を高めるためという点で「奸謀」とは違う点に注意。

権謀術数/Wheel and Deal

虎威（こい）

中国においては虎(とら)が百獣の王であり、そのため他の獣を恐れさせるという説から転じ、虎のような威勢を賞賛するさま。

虎威将軍趙雲/Zhao Zilong, Tiger General

高潔（こうけつ）

心が気高く、清らかであること（さま）。

高潔のあかし/Righteousness

恍惚（こうこつ）

（心を奪われて）放心し、うっとりしているるさま。

広漠（こうばく）

広々として漠然としており、果てしないさま。

困憊（こんぱい）

疲労によりひどく困窮し、動けないこと。

疲労困憊/Exhaustion

サ行

最後の審判（さいごのしんぱん）: 拝火教で、闘争に勝利した善神アフラ=マズダが悪神アーリマンの側に就いた者を裁く、善悪の闘争の最終局面。世界３大宗教に移入される。; 拝火教の思想を取り入れたキリスト教では、ハルマゲドン/Armageddonにおいて神が人々の罪業を暴き、審判されるという伝承のこと。

最後の審判/Doomsday

三顧（さんこ）: 蜀の劉備が諸葛亮を軍師に迎えようとして、その庵を三度顧みた故事（三顧の礼）より、人に何かを頼むのに、何度も訪問して礼を尽くすこと。

三顧の礼/Three Visits

視野狭窄（しやきょうさく）

視野が周辺や中心から狭くなる状態。網膜色素変性症・緑内障・網膜剥離などのほか、視神経路の障害によって起こる。転じて、（限られたものに意識を集中してしまい）周りが見えなくなっている状態、また、その状態の人を指す。

視野狭窄/Tunnel Vision

終末論（しゅうまつろん）

現世の最後についての教説。個人あるいは民族・人類の死を論じて、救済・審判や他界（天国・浄土・地獄）・復活・転生などを問題にする。特にキリスト教では、世界の終末におけるキリストの再臨・人類の復活・最後の審判を説き、重要な教説となっている。

流刑の終末論者/Exiled Doomsayer

収斂（しゅうれん）

縮んで一箇所に集まること。収束。「斂」の字が常用外のため、最近は「収れん」と書くことが多い。

呪詛（じゅそ）

特定の人に災いがかかるように、いわゆる疫病神、祟り神、縁者の怨霊、精霊に災厄を願うこと。呪術。

殉教（じゅんきょう）

自らの信仰する宗教に殉じて命を落とすこと。または、命を捨ててでも神の教えなどに殉じるさま。

頌歌（しょうか）

神の栄光や人の功績などをほめたたえる歌。

英語「Anthem」は本来「賛美歌」を意味するが、宗教的配慮により頌歌に訳された。

焼灼（しょうしゃく）

焼くこと。焼けること。特に、外科で、薬品・電気で病組織を焼く治療法。

焼灼スリヴァー/Cautery Sliver

憔悴（しょうすい）

あせりのためにやせおとろえること。やつれること。

聖餐式（せいさんしき）

イエスが最後の晩餐でパンと葡萄(ぶどう)酒をとり「これはわたしの身体わたしの血である」と言い、新しい契約（新約）として弟子たちに分け与えたことに基づく儀式。

聖餐式/Divine Sacrament

聖別（せいべつ）

キリスト教で、聖なる使用に充てるため、人や物を儀礼的に清め、世俗的な用途から区別すること。前述の聖餐式におけるパンと葡萄酒が代表的。

聖別された葡萄酒/Blessed Wine

漸減（ぜんげん）

ゆっくりと減りゆくこと。「ざんげん」ではないことに注意。

漸減/Attrition

想起（そうき）

想い起こすこと。前にあったことを思い浮かべること。

想起/Remembrance

沮喪（そそう）

気力がくじけて、勢いがなくなること。いわゆる失礼なことを働く「粗相」ではないことに注意。

意気沮喪/Demoralize

尊大（そんだい）

自らを尊重すべき大人物であると自負し、他人に対し格別の配慮を図らせようとする人間。また、そのようなさま。横柄。

タ行

対置（たいち）

対照するように置くこと。相対して位置させること。

対置/Juxtapose

卓絶（たくぜつ）

他に比較するもののないほどにすぐれていること。

卓絶/Transcendence

耽溺（たんでき）

一つのことに溺れるがごとく耽り、ほかを顧みないこと。多くよくないことに熱中することにいう。

耽溺のタリスマン/Talisman of Indulgence

鋳造（ちゅうぞう）

金属を溶かし、鋳型に注ぎ込んで、目的の形を造り上げること。

聴罪（ちょうざい）

キリスト教の用語。司祭が信者の罪の告白や迷いを聴き、指導を与えること。

聴罪司祭/Confessor

敵愾心（てきがいしん）

相手に対する憤りや闘争心。

敵愾心/Warpath

デジャ・ヴュ（déjà vu）

フランス語において、一度も経験したことのないことが、いつかどこかですでに経験したことであるかのように感じられること。既視感。

デジャ・ヴュ/Deja Vu

天啓（てんけい）

天からの啓示。おおむね、神のみちびきと解釈される。

投擲（とうてき）

（特に武器を）投げること。

石弾投擲兵/Gravel Slinger

篤信（とくしん）

信仰に篤いこと。「厚い」とも書ける。

督戦（とくせん）

部下を監督し励まし戦わせること。

ファイレクシアの督戦官/Phyrexian Driver

屠殺（とさつ）

家畜などを屠り殺すこと。その惨状から、転じてとてつもなく凄惨な殺害をされること。

英語において、特に映画などで用いられる「Slaughter（スローター）」は後者の意味合いで使われることが多い。

土着（どちゃく）

その土地に長く住み着いていること。また、その土地に先住している者を表す語。

土着のワーム/Autochthon Wurm

遁走（とんそう）

（主に遁術を用いて）逃げ走ること。何らかの計略によって追っ手をかどわかしたりしつつ逃げること。

遁走/Fugue

屯田（とんでん）

辺境の未開拓地域に兵士を住まわせ、平時には開拓や農業を行わせ、有事の際には軍隊に動員する制度。

英語では中国語そのままに「Tuntian」と言い習わされるが、混乱を避けるためにSoldier-Farmarと言い換えられている。

蜀の屯田兵/Shu Soldier-Farmers

ナ行

二枚舌（にまいじた）

前と食い違うことを平気で言うこと。うそを言うこと。

二枚舌/Duplicity

年季奉公（ねんきぼうこう）

年季を定めて、その間奉公すること。年季勤め。

ハ行

驀進（ばくしん）

まっしぐらに進むこと。邁進とも。

霊都の驀進/Plow Through Reito

剥離（はくり）

何かが剥がれ離れること。または、はがしとること。

パラダイム・シフト（ぱらだいむ・しふと）

人々のものの見方・考え方を根本的に規定しているとされる概念（パラダイム）が大きく変化すること。

パラダイム・シフト/Paradigm Shift

反目（はんもく）

仲が悪く、対立すること。互いに目を反らしたり、相手の目の反対に自分を置きにらみあうこと。

反目/Antagonism

日和見主義（ひよりみしゅぎ）

趨勢定かならない時において、優勢な方に味方しようとして、事態のなりゆきに対して傍観者的態度をとること。

日和見主義者/Opportunist

賦活（ふかつ）

活力を与えること。活性化させること。

福音（ふくいん）

1. 〔(ギリシヤ) evangelion〕キリスト教で、イエスの十字架上の死と復活を通して啓示された救いの教え。ゴスペル。

2. 喜ばしい知らせ。本来、日本語としてはこちらが正しく、キリスト教が日本に伝わった際に1の訳語として福音が充てられた。

不退転（ふたいてん）

決して退かず、また転向しないこと。転じて、ある信念や意思を絶対に貫き通そうとするさまをさす。

不退転の意志/Indomitable Will

孵卵（ふらん）

卵を抱卵し、孵化させること。

焚書（ふんしょ）

書物を焚き上げ、焼きすてること。思想弾圧の手段として、その思想にとって都合の悪いものについて行われた。

焚書/Book Burning

僻遠（へきえん）

国などの中心となる地域から遠く離れている僻地のこと。また、そのような所。

僻遠の農場/Remote Farm

遍歴（へんれき）

いろいろな地方を遍く巡り歩くこと。

放蕩（ほうとう）

放らつに振るまい、自らのほしいままに身が蕩けているさま。転じて、酒や女におぼれて身持ちがおさまらないこと。

卜占（ぼくせん）

占い。占卜（せんぼく）。「卜」とは、元は亀の甲を焼きそのヒビの入り方によって占う「亀甲占い」のヒビを表す語。

卜占の逃走/Chronomantic Escape

奔流（ほんりゅう）

激しい勢いの流れ。

魔力の奔流/Power Surge

マ行

妙計（みょうけい）

妙なる計。すぐれたはかりごと。

妙計/Brilliant Plan

無私（むし）

私心・私欲のないこと。己を殺してでも尽くすさま。

無私の浄霊者/Selfless Exorcist

村八分（むらはちぶ）

江戸時代以来、村落で行われた制裁の一。規約違反などにより村の秩序を乱した者やその家族に対して、村民全部が申し合わせて絶交するもの。

「八分」とは、葬式・鎮火を除く8つの村で共同すべき行い（年忌法要など）のこと。

村八分/Ostracize

盲信（もうしん）

理由もなく、道理や信念、理解や感心を持たずに神を信じること。妄信。

カード名では「Zeal/Zealot/Zealous」が「盲信/盲信者/盲信の・盲信的」と訳されているが、本来「Zeal」は「熱心、熱中、熱意」の意（盲信ではない）。

ヤ行

矢ぶすま（やぶすま）

射手がすきまなく並んだ列。また、一面にすきまなく矢を射ること。

矢ぶすま/Hail of Arrows

遊離（ゆうり）

他のものと離れ、遊ぶがごとく存在すること。

現実からの遊離/Freed from the Real

溶暗（ようあん）

映像や音が次第に消えていくこと。

溶暗/Fade Away

ラ行

律動（りつどう）

ある動きが規則的に繰り返されること。またはその動き。リズム。

生命の律動/Biorhythm

臨機応変（りんきおうへん）

その時々の場面や状況の変化に応じて、適切な処置を施すこと。

臨機応変/Sleight of Mind

輪作（りんさく）

地力の維持と病虫害の定着をさけるため、同じ土地に異なる作物を一定の期間を置いて周期的に栽培すること。

輪作/Crop Rotation

流転（るてん）

川の水が転じることなく流れるように、物事が絶え間なく移り変わっていくさま。また、仏教用語で生き物が死んだ後生まれ変わることを繰り返すこと。

流転の護符/Quicksilver Amulet

黎明（れいめい）

夜が明けて朝になろうとする頃。転じて、新しく物事が始まろうとすること。または、その時。

黎明をもたらす者レイヤ/Reya Dawnbringer

列聖（れっせい）

歴代の君主のこと。また、キリスト教に於いて聖人(聖者)と認められること。関羽は関帝聖君として神格化されていることを踏まえて、英語名(Sainted Warrior)を宗教的に解釈している。

列聖の武将関羽/Guan Yu, Sainted Warrior

籠絡（ろうらく）

魚などを網で絡め籠に入れるがごとく、うまくまるめこんで自分の思う通りにあやつること。

籠絡の美女貂蝉/Diaochan, Artful Beauty

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2009年7月25日 (土) 04:06時点における版

ア行

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@@ 22行： / 22行： @@
 :*[[悪辣な精霊シルヴォス/Silvos, Rogue Elemental]]
 ;<span id="アニマ">アニマ（あにま）</span>
-:霊魂。
+:（ラテン語における）霊魂。
 :*[[アニマのドルイド/Druid of the Anima]]
 :*[[アニマのメイエル/Mayael the Anima]]
@@ 29行： / 29行： @@
 :*[[不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkable]]
 ;<span id="因果応報">因果応報（いんがおうほう）</span>
-:前世における行為の結果として現在における幸不幸があり、現世における行為の結果として来世における幸不幸が生じること。
+:元は仏教用語。前世における行為の結果として現在における幸不幸があり、現世における行為の結果として来世における幸不幸が生じるという考え方。
+:英語の「Karma」は日本語では「業」と訳されるが、カード名として相応しくないために同義である因果応報を用いている。
 :*[[因果応報/Karma]]
 ;<span id="有為転変">有為転変（ういてんぺん）</span>
@@ 35行： / 36行： @@
 :*[[有為転変/Flux]]
 ;<span id="穿つ">穿つ（うがつ）</span>
-:穴をあける。貫き通す。
+:（特に、細い物で）穴をあける。貫き通す。
 :*[[穿つドワーフ/Dwarven Driller]]
 ;<span id="有象無象">有象無象（うぞうむぞう）</span>
-:雑多なつまらぬ者たち。
+:雑多なつまらぬ者たち。本来「有相無相」が変化した語であり、動物としての象とは無関係である。
 :*[[有象無象の大砲/Fodder Cannon]]
 ;<span id="永劫">永劫（えいごう）</span>
-:限りなく長い年月。永久、永遠。「ようごう」とも読む。
+:限りなく長い年月。永久、永遠。「ようごう」とも読む。「Eon」「Aeon」の2つの訳語として使われるが、これは本来「&#198;on」と書き表すため。
 :*[[永劫の年代史家/Aeon Chronicler]]
 :*[[永劫の輪廻/Enduring Renewal]]
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 :*[[永劫での歩み/Walk the Aeons]]
 ;<span id="壊疽">壊疽（えそ）</span>
-:局所的に壊死（えし）した組織の表面が黒変した状態。
+:局所的に壊死（えし､生体の一部組織が死滅すること）した状態。血液が凝固するため黒ずむ。
 :*[[壊疽のゾンビ/Gangrenous Zombies]]
 :*[[壊疽の大巨人/Gangrenous Goliath]]
@@ 54行： / 55行： @@
 ===カ行===
 ;<span id="悔悟">悔悟（かいご）</span>
-:自分のした事を悪かったとさとり、後悔すること。
+:自分の行為について後に悪かったとさとり、悔いること。後悔。
 :*[[悔悟せる鍛冶屋/Repentant Blacksmith]]
 :*[[悔悟せる吸血鬼/Repentant Vampire]]
@@ 61行： / 62行： @@
 :*[[魔法改竄/Magical Hack]]
 ;<span id="回春">回春（かいしゅん）</span>
-:病気が治ること。快復。
+:原意は病気が治ること。快復。
 :*[[回春/Rejuvenate]]
 :*[[回春の間/Rejuvenation Chamber]]
 ;<span id="改悛">改悛（かいしゅん）</span>
-:自分のおこないや態度が悪かったと反省し、心を入れかえること。
+:自分のおこないや態度が悪かったと反省し、心を改めること。
 :*[[秘教の改悛者/Mystic Penitent]]
 ;<span id="開闢">開闢（かいびゃく）</span>
-:天地のはじまり。世の中のはじまり。
+:あめつちのはじまり。元は中国語で開天闢地と書いたものを、日本で分かりやすく「天地開闢」と訳した語。
+:「Origin」は起源を意味する語だが、既に[[起源/Genesis]]が存在するため、同義であるこの語が充てられた。
 :*[[開闢の巻物/Scroll of Origins]]
 ;<span id="カタストロフィ">カタストロフィ（かたすとろふぃ）</span>
-:自然界および人間社会の大変動。変革。
+:（ギリシャ語における）自然界および人間社会の大変動。おおむね悲劇的な意も持つ。
 :*[[カタストロフィ/Catastrophe]]
 ;<span id="換羽">換羽（かんう）</span>
@@ 77行： / 79行： @@
 :*[[換羽するハーピー/Molting Harpy]]
 ;<span id="頑強">頑強（がんきょう）</span>
-:かたくなで容易に屈しないさま。または、がっしりとして丈夫なさま。
+:頑丈で強靭なさま。転じて、がっしりとして丈夫なさま。
 :*[[頑強なるバルソー/Balthor the Stout]]
 :*[[頑強な決意/Steely Resolve]]
@@ 84行： / 86行： @@
 :*[[癇しゃく/Fiery Temper]]
 ;<span id="奸謀">奸謀（かんぼう）</span>
-:悪巧み。
+:他人を落としいれるべく企まれる悪事。奸計とも。
 :*[[奸謀/Conspiracy]]
 ;<span id="詭計">詭計（きけい）</span>
@@ 90行： / 92行： @@
 :*[[詭計/Deception]]
 ;<span id="寄進">寄進（きしん）</span>
-:神社・寺院などに、金銭・物品を寄付すること。
+:神社・寺院・教会などに、自ら進んで金銭・物品を寄付すること。特に土地を寄付することは特別なことであり、その領地は「教会領」とされた。
 :*[[土地の寄進/Gift of Estates]]
 ;<span id="機知">機知（きち）</span>
-:その場その場に応じて活発に働く才知。
+:その場その場の機会に応じて活発に働く才知。
 :*[[機知の戦い/Battle of Wits]]
 :*[[機知の終わり/Wit's End]]
 ;<span id="狐火">狐火（きつねび）</span>
-:闇夜に山野などで光って見える燐火。鬼火。また、光の異常屈折によるという。狐の提灯。
+:闇夜に山野などで光って見える、妖狐が熾したとされる燐火。光の異常屈折によるともという。狐の提灯。
 :*[[狐火/Foxfire]]
 ;<span id="義憤">義憤（ぎふん）</span>
-:道義にはずれたことに対して感ずるいきどおり。
+:道義にはずれたことに対して感ずる憤り。
 :*[[義憤/Righteous Indignation]]
 ;<span id="金言">金言（きんげん）</span>
-:人生や生活の上で尊重し模範とすべきすぐれた格言。
+:元は仏教用語。人生や生活の上で尊重し模範とすべきすぐれた発言。
 :*[[金言/Words of Wisdom]]
 ;<span id="供犠">供犠（くぎ）</span>
-:宗教学などで、特定の宗教的目的と共同体の結束のために、犠牲を神に捧げること（なお、[[神河ブロック]]以降のカードでは「くぎ」ではなく「きょうぎ」と読むことになっている）。
+:宗教学などで、特定の宗教的目的や共同体の結束のために、共同体が奉ずる神に犠牲を捧げること（なお、[[神河ブロック]]以降のカードでは「くぎ」ではなく「きょうぎ」と読むことになっている）。
+:英語「Altar」の原意は祭壇・供物台のことだが、「生贄に捧げる」ことから供「物」台ではなく供犠台の語を充てている。
 :*[[影の供犠台/Altar of Shadows]]
 :*[[供犠台の光/Altar's Light]]
@@ 118行： / 121行： @@
 :*[[アムローの求道者/Amrou Seekers]]（あむろーのきゅうどうしゃ）
 ;<span id="慧眼">慧眼（けいがん）</span>
-:物事の本質を見抜く鋭い眼力。鋭い洞察力。
+:物事の本質を見抜く聡い眼力。鋭い洞察力。
 :*[[慧眼のエイヴン/Keeneye Aven]]
 ;<span id="敬虔">敬虔（けいけん）</span>
-:神仏などを深くうやまいつつしむさま。
+:神仏などの目に見えぬ存在を深く敬いつつしむさま。
 :*[[敬虔な狐/Pious Kitsune]]
 :*[[敬虔な戦士/Pious Warrior]]
 ;<span id="啓蒙">啓蒙（けいもう）</span>
-:人々に新しい知識を与え、教え導くこと。
+:人々に新しい知識を与え、教え導くこと。または理性により人々を導こうとすること。
 :*[[啓蒙/Demystify]]
 ;<span id="賢智">賢智（けんち）</span>
-:賢く知恵のあること。また、その人。
+:賢く智恵のあること。また、その人。
 :*[[賢智のケンタウルス/Sophic Centaur]]
 ;<span id="権謀術数">権謀術数（けんぼうじゅっすう）</span>
-:たくみに人をあざむく策略。数々の計略。
+:「権力」「謀略」「術策」「数学（算術）」によってたくみに人をあざむき自己を高めるための策略。
+:主に自身を高めるためという点で「奸謀」とは違う点に注意。
 :*[[権謀術数/Wheel and Deal]]
 ;<span id="虎威">虎威（こい）</span>
-:虎(とら)が他の獣を恐れさせる威力。権勢の力。
+:中国においては虎(とら)が百獣の王であり、そのため他の獣を恐れさせるという説から転じ、虎のような威勢を賞賛するさま。
 :*[[虎威将軍 趙雲/Zhao Zilong, Tiger General]]
 ;<span id="高潔">高潔（こうけつ）</span>
-:心がけだかく、清らかな・こと（さま）。
+:心が気高く、清らかであること（さま）。
 :*[[高潔のあかし/Righteousness]]
 ;<span id="恍惚">恍惚（こうこつ）</span>
-:（心を奪われて）我を忘れるさま。
+:（心を奪われて）放心し、うっとりしているるさま。
 :*[[恍惚の精神/Psychic Trance]]
 :*[[シャーマンの恍惚/Shaman's Trance]]
 ;<span id="広漠">広漠（こうばく）</span>
-:広々として果てしないさま。
+:広々として漠然としており、果てしないさま。
 :*[[広漠なるスカイクラウド/Skycloud Expanse]]
 :*[[広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse]]
 ;<span id="困憊">困憊（こんぱい）</span>
-:ひどく疲れること。疲れて動けないこと。
+:疲労によりひどく困窮し、動けないこと。
 :*[[疲労困憊/Exhaustion]]
 ===サ行===
 ;<span id="最後の審判">最後の審判（さいごのしんぱん）</span>
-:拝火教で、善神アフラ=マズダが悪神アーリマンの側に就いた者を裁く、善悪の闘争の最終局面。世界３大宗教に移入される。
+:拝火教で、闘争に勝利した善神アフラ=マズダが悪神アーリマンの側に就いた者を裁く、善悪の闘争の最終局面。世界３大宗教に移入される。
+:拝火教の思想を取り入れたキリスト教では、[[ハルマゲドン/Armageddon]]において神が人々の罪業を暴き、審判されるという伝承のこと。
 *[[最後の審判/Doomsday]]
 ;<span id="三顧">三顧（さんこ）</span>
-:蜀の劉備が諸葛亮を軍師に迎えようとして、その庵を三度訪れた故事（三顧の礼）より、人に仕事を頼むのに、何度も訪問して礼を尽くすこと。
+:蜀の劉備が諸葛亮を軍師に迎えようとして、その庵を三度顧みた故事（三顧の礼）より、人に何かを頼むのに、何度も訪問して礼を尽くすこと。
 *[[三顧の礼/Three Visits]]
 ;<span id="視野狭窄">視野狭窄（しやきょうさく）</span>
@@ 170行： / 175行： @@
 :*[[調和ある収斂/Harmonic Convergence]]
 ;<span id="呪詛">呪詛（じゅそ）</span>
-:特定の人に災いがかかるように神仏に祈ること。のろうこと。
+:特定の人に災いがかかるように、いわゆる疫病神、祟り神、縁者の怨霊、精霊に災厄を願うこと。呪術。
 :*[[呪詛/Hex]]
 :*[[ケアヴェクの呪詛/Kaervek's Hex]]
 :*[[萎縮の呪詛/Withering Hex]]
 ;<span id="殉教">殉教（じゅんきょう）</span>
-:自らの信仰する宗教のために命を落とすこと。
+:自らの信仰する宗教に殉じて命を落とすこと。または、命を捨ててでも神の教えなどに殉じるさま。
 :*[[殉教者の血/Blood of the Martyr]]
 :*[[ひたむきな殉教者/Dedicated Martyr]]
@@ 186行： / 191行： @@
 ;<span id="頌歌">頌歌（しょうか）</span>
 :神の栄光や人の功績などをほめたたえる歌。
+:英語「Anthem」は本来「賛美歌」を意味するが、宗教的配慮により頌歌に訳された。
 :*[[栄光の頌歌/Glorious Anthem]]
 :*[[ガイアの頌歌/Gaea's Anthem]]
@@ 193行： / 199行： @@
 :*[[焼灼スリヴァー/Cautery Sliver]]
 ;<span id="憔悴">憔悴（しょうすい）</span>
-:やせおとろえること。やつれること。疲労。
+:あせりのためにやせおとろえること。やつれること。
 :*[[憔悴/Fatigue]]
 :*[[ひどい憔悴/Crippling Fatigue]]
@@ 200行： / 206行： @@
 :*[[聖餐式/Divine Sacrament]]
 ;<span id="聖別">聖別（せいべつ）</span>
-:キリスト教で、聖なる使用にあてるため、人や物を儀礼的にきよめ、世俗的使用から区別すること。
+:キリスト教で、聖なる使用に充てるため、人や物を儀礼的に清め、世俗的な用途から区別すること。前述の聖餐式におけるパンと葡萄酒が代表的。
 :*[[聖別された葡萄酒/Blessed Wine]]
 ;<span id="漸減">漸減（ぜんげん）</span>
-:だんだん減ること。
+:ゆっくりと減りゆくこと。「ざんげん」ではないことに注意。
 :*[[漸減/Attrition]]
 ;<span id="想起">想起（そうき）</span>
-:思い出すこと。前にあったことを思い浮かべること。
+:想い起こすこと。前にあったことを思い浮かべること。
 :*[[想起/Remembrance]]
 ;<span id="沮喪">沮喪（そそう）</span>
-:気力がくじけて、勢いがなくなること。
+:気力がくじけて、勢いがなくなること。いわゆる失礼なことを働く「粗相」ではないことに注意。
 :*[[意気沮喪/Demoralize]]
 ;<span id="尊大">尊大（そんだい）</span>
-:偉そうにして、他人を見下すような態度をとること。また、そのようなさま。高慢。横柄。
+:自らを尊重すべき大人物であると自負し、他人に対し格別の配慮を図らせようとする人間。また、そのようなさま。横柄。
 :*[[尊大な吸血鬼/Arrogant Vampire]]
 :*[[尊大なワーム/Arrogant Wurm]]
@@ 224行： / 230行： @@
 :*[[卓絶/Transcendence]]
 ;<span id="耽溺">耽溺（たんでき）</span>
-:一つのことに夢中になってほかを顧みないこと。多くよくないことに熱中することにいう。
+:一つのことに溺れるがごとく耽り、ほかを顧みないこと。多くよくないことに熱中することにいう。
 :*[[耽溺のタリスマン/Talisman of Indulgence]]
 ;<span id="鋳造">鋳造（ちゅうぞう）</span>
-:金属を溶かし、鋳型に注ぎ込んで、目的の形にすること。
+:金属を溶かし、鋳型に注ぎ込んで、目的の形を造り上げること。
 :*[[聖なる鋳造所/Sacred Foundry]]
 :*[[魂の鋳造所/Soul Foundry]]
 :*[[スランの鋳造所/Thran Foundry]]
 ;<span id="聴罪">聴罪（ちょうざい）</span>
-:カトリック教会の用語で司祭が信者の罪の告白をきき指導を与えること。
+:キリスト教の用語。司祭が信者の罪の告白や迷いを聴き、指導を与えること。
 :*[[聴罪司祭/Confessor]]
 ;<span id="敵愾心">敵愾心（てきがいしん）</span>
@@ 238行： / 244行： @@
 :*[[敵愾心/Warpath]]
 ;<span id="デジャ・ヴュ">デジャ・ヴュ（d&eacute;j&agrave; vu）</span>
-:一度も経験したことのないことが、いつかどこかですでに経験したことであるかのように感じられること。既視感。
+:フランス語において、一度も経験したことのないことが、いつかどこかですでに経験したことであるかのように感じられること。既視感。
 :*[[デジャ・ヴュ/Deja Vu]]
 ;<span id="天啓">天啓（てんけい）</span>
-:天の教え。天のみちびき。
+:天からの啓示。おおむね、神のみちびきと解釈される。
 :*[[天啓の光/Ray of Revelation]]
 :*[[天啓/Revelation]]
 ;<span id="投擲">投擲（とうてき）</span>
-:投げること。
+:（特に武器を）投げること。
 :*[[石弾投擲兵/Gravel Slinger]]
 ;<span id="篤信">篤信（とくしん）</span>
-:信仰があついこと。
+:信仰に篤いこと。「厚い」とも書ける。
 :*[[篤信/Piety]]
 :*[[篤信の魔除け/Piety Charm]]
@@ 256行： / 262行： @@
 :*[[ファイレクシアの督戦官/Phyrexian Driver]]
 ;<span id="屠殺">屠殺（とさつ）</span>
-:家畜などを殺すこと。
+:家畜などを屠り殺すこと。その惨状から、転じてとてつもなく凄惨な殺害をされること。
+:英語において、特に映画などで用いられる「Slaughter（スローター）」は後者の意味合いで使われることが多い。
 :*[[屠殺/Slaughter]]
 :*[[屠殺場の用心棒/Slaughterhouse Bouncer]]
 ;<span id="土着">土着（どちゃく）</span>
-:その土地に長く住み着いていること。また、その土地に住みつくこと。根付くこと。
+:その土地に長く住み着いていること。また、その土地に先住している者を表す語。
 :*[[土着のワーム/Autochthon Wurm]]
 ;<span id="遁走">遁走（とんそう）</span>
-:逃げ走ること。
+:（主に遁術を用いて）逃げ走ること。何らかの計略によって追っ手をかどわかしたりしつつ逃げること。
 :*[[遁走/Fugue]]
 ;<span id="屯田">屯田（とんでん）</span>
-:辺境に兵士を土着させ、平時には農業を行わせ、有事の際には軍隊に動員する制度。
+:辺境の未開拓地域に兵士を住まわせ、平時には開拓や農業を行わせ、有事の際には軍隊に動員する制度。
+:英語では中国語そのままに「Tuntian」と言い習わされるが、混乱を避けるためにSoldier-Farmarと言い換えられている。
 :*[[蜀の屯田兵/Shu Soldier-Farmers]]
@@ 274行： / 282行： @@
 :*[[二枚舌/Duplicity]]
 ;<span id="年季奉公">年季奉公（ねんきぼうこう）</span>
-:年季を定めて、雇われて働くこと。年季勤め。
+:年季を定めて、その間奉公すること。年季勤め。
 :*[[年季奉公のジン/Indentured Djinn]]
 :*[[年季奉公の鈍愚/Indentured Oaf]]
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 ===ハ行===
 ;<span id="驀進">驀進（ばくしん）</span>
-:まっしぐらに進むこと。
+:まっしぐらに進むこと。邁進とも。
 :*[[霊都の驀進/Plow Through Reito]]
 ;<span id="剥離">剥離（はくり）</span>
-:はがれてとれること。または、はがしとること。
+:何かが剥がれ離れること。または、はがしとること。
 :*[[心の剥離/Mind Peel]]
 :*[[現実からの剥離/Peel from Reality]]
 ;<span id="パラダイム・シフト">パラダイム・シフト（ぱらだいむ・しふと）</span>
-:人々のものの見方・考え方を根本的に規定している概念的枠組み（パラダイム）の革命的・非連続的変化。
+:人々のものの見方・考え方を根本的に規定しているとされる概念（パラダイム）が大きく変化すること。
 :*[[パラダイム・シフト/Paradigm Shift]]
 ;<span id="反目">反目（はんもく）</span>
-:仲が悪く、対立すること。にらみあうこと。
+:仲が悪く、対立すること。互いに目を反らしたり、相手の目の反対に自分を置きにらみあうこと。
 :*[[反目/Antagonism]]
 ;<span id="日和見主義">日和見主義（ひよりみしゅぎ）</span>
-:形勢により、有利な方につこうとして、事態のなりゆきに対して傍観者的態度をとること。
+:趨勢定かならない時において、優勢な方に味方しようとして、事態のなりゆきに対して傍観者的態度をとること。
 :*[[日和見主義者/Opportunist]]
 ;<span id="賦活">賦活（ふかつ）</span>
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 ;<span id="福音">福音（ふくいん）</span>
 :1. 〔(ギリシヤ) evangelion〕キリスト教で、イエスの十字架上の死と復活を通して啓示された救いの教え。ゴスペル。
-:2. 喜ばしい知らせ。
+:2. 喜ばしい知らせ。本来、日本語としてはこちらが正しく、キリスト教が日本に伝わった際に1の訳語として福音が充てられた。
 :*[[福音/Evangelize]]
 :*[[セレズニアの福音者/Selesnya Evangel]]
 ;<span id="不退転">不退転（ふたいてん）</span>
-:屈しないこと。かたく信じて変えないこと。
+:決して退かず、また転向しないこと。転じて、ある信念や意思を絶対に貫き通そうとするさまをさす。
 :*[[不退転の意志/Indomitable Will]]
 ;<span id="孵卵">孵卵（ふらん）</span>
-:卵をかえすこと。
+:卵を抱卵し、孵化させること。
 :*[[大蛇の孵卵器/Orochi Hatchery]]
 :*[[孵卵するスパイク/Spike Hatcher]]
 ;<span id="焚書">焚書（ふんしょ）</span>
-:書物を焼きすてること。思想弾圧の手段として、異端の書とされたものについて行われた。
+:書物を焚き上げ、焼きすてること。思想弾圧の手段として、その思想にとって都合の悪いものについて行われた。
 :*[[焚書/Book Burning]]
 ;<span id="僻遠">僻遠（へきえん）</span>
-:中心となる地域から遠く離れていること。また、そのような所。
+:国などの中心となる地域から遠く離れている僻地のこと。また、そのような所。
 :*[[僻遠の農場/Remote Farm]]
 ;<span id="遍歴">遍歴（へんれき）</span>
-:いろいろな地方を巡り歩くこと。
+:いろいろな地方を遍く巡り歩くこと。
 :*[[遍歴の宿命語り/Errant Doomsayers]]
 :*[[遍歴のカゲロウ獣/Errant Ephemeron]]
 :*[[遍歴の騎士/Knight Errant]]
 ;<span id="放蕩">放蕩（ほうとう）</span>
-:ほしいままに振る舞うこと。酒や女におぼれて身持ちがおさまらないこと。
+:放らつに振るまい、自らのほしいままに身が蕩けているさま。転じて、酒や女におぼれて身持ちがおさまらないこと。
 :*[[放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancer]]
 :*[[放蕩魔術師/Prodigal Sorcerer]]
 ;<span id="卜占">卜占（ぼくせん）</span>
-:占い。占卜（せんぼく）。
+:占い。占卜（せんぼく）。「卜」とは、元は亀の甲を焼きそのヒビの入り方によって占う「亀甲占い」のヒビを表す語。
 :*[[卜占の逃走/Chronomantic Escape]]
 ;<span id="奔流">奔流（ほんりゅう）</span>
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 ===マ行===
 ;<span id="妙計">妙計（みょうけい）</span>
-:すぐれたはかりごと。
+:妙なる計。すぐれたはかりごと。
 :*[[妙計/Brilliant Plan]]
 ;<span id="無私">無私（むし）</span>
-:私心・私欲のないこと。
+:私心・私欲のないこと。己を殺してでも尽くすさま。
 :*[[無私の浄霊者/Selfless Exorcist]]
 ;<span id="村八分">村八分（むらはちぶ）</span>
 :江戸時代以来、村落で行われた制裁の一。規約違反などにより村の秩序を乱した者やその家族に対して、村民全部が申し合わせて絶交するもの。
+:「八分」とは、葬式・鎮火を除く8つの村で共同すべき行い（年忌法要など）のこと。
 :*[[村八分/Ostracize]]
 ;<span id="盲信">盲信（もうしん）</span>
-:理由もなく、わけもわからずに信じること。妄信。
+:理由もなく、道理や信念、理解や感心を持たずに神を信じること。妄信。
 :カード名では「Zeal/Zealot/Zealous」が「盲信/盲信者/盲信の・盲信的」と訳されているが、本来「Zeal」は「熱心、熱中、熱意」の意（盲信ではない）。
 :*[[盲信のうねり/Surge of Zeal]]
@@ 355行： / 364行： @@
 :*[[矢ぶすま/Hail of Arrows]]
 ;<span id="遊離">遊離（ゆうり）</span>
-:他のものと離れて存在すること。
+:他のものと離れ、遊ぶがごとく存在すること。
 :*[[現実からの遊離/Freed from the Real]]
 ;<span id="溶暗">溶暗（ようあん）</span>
@@ 369行： / 378行： @@
 :*[[臨機応変/Sleight of Mind]]
 ;<span id="輪作">輪作（りんさく）</span>
-:地力の維持と病虫害をさけるため、同じ土地に生態的性質の異なる作物を一定の期間を置いて周期的に栽培すること。
+:地力の維持と病虫害の定着をさけるため、同じ土地に異なる作物を一定の期間を置いて周期的に栽培すること。
 :*[[輪作/Crop Rotation]]
 ;<span id="流転">流転（るてん）</span>
-:物事が絶え間なく移り変わっていくさま。また、仏教用語で生き物が死んだ後生まれ変わることを繰り返すこと。
+:川の水が転じることなく流れるように、物事が絶え間なく移り変わっていくさま。また、仏教用語で生き物が死んだ後生まれ変わることを繰り返すこと。
 :*[[流転の護符/Quicksilver Amulet]]
 ;<span id="黎明">黎明（れいめい）</span>
@@ 381行： / 390行： @@
 :*[[列聖の武将 関羽/Guan Yu, Sainted Warrior]]
 ;<span id="籠絡">籠絡（ろうらく）</span>
-:うまくまるめこんで自分の思う通りにあやつること。
+:魚などを網で絡め籠に入れるがごとく、うまくまるめこんで自分の思う通りにあやつること。
 :*[[籠絡の美女 貂蝉/Diaochan, Artful Beauty]]