墓地
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'''墓地'''/''Graveyard''とは、[[領域]]の1つ。使用済み[[カード]]置き場だと思えばよい。[[プレイヤー]]ごとに存在する。[[解決]]された[[インスタント]]や[[ソーサリー]]、[[打ち消し|打ち消さ]]れた[[呪文]]、[[破壊]]されたり[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げられた]][[パーマネント]]、[[捨てる|捨て]]られたカードなどが墓地に置かれる。 | '''墓地'''/''Graveyard''とは、[[領域]]の1つ。使用済み[[カード]]置き場だと思えばよい。[[プレイヤー]]ごとに存在する。[[解決]]された[[インスタント]]や[[ソーサリー]]、[[打ち消し|打ち消さ]]れた[[呪文]]、[[破壊]]されたり[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げられた]][[パーマネント]]、[[捨てる|捨て]]られたカードなどが墓地に置かれる。 | ||
− | 墓地には、そこに移動した順番にカードが置かれる。同時に墓地に置かれるカードはその[[オーナー]] | + | 墓地には、そこに移動した順番にカードが置かれる。同時に墓地に置かれるカードはその[[オーナー]]が墓地に置く順番を決めることができるが、既に置かれているカードの順番は勝手に変えてはならない。ただし、[[マジック大会規定]]3.13により、[[ウルザズ・サーガ]]以降のカードのみを使用する[[フォーマット]]においては、[[あなた|自分]]の墓地のカードの順番を変更してもよい。 |
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*墓地のカードの順番を変えられるのは[[生存者の捜索/Search for Survivors]]と[[化石の発見/Fossil Find]]のみ。 | *墓地のカードの順番を変えられるのは[[生存者の捜索/Search for Survivors]]と[[化石の発見/Fossil Find]]のみ。 | ||
− | *[[神の怒り/Wrath of God]]を[[ | + | *[[神の怒り/Wrath of God]]を[[唱える|唱えた]]場合、神の怒りの解決中にクリーチャーが破壊されるので、クリーチャーが先に墓地に置かれ、その上に解決の終わった神の怒りが置かれる。一方[[地震/Earthquake]]や[[もぎとり/Mutilate]]の場合、[[状況起因効果]]のチェックが呪文の解決後に行われるので、これらの呪文が墓地に置かれたあと、クリーチャーが破壊されて墓地に置かれる。 |
*墓地のカードはすべて[[公開情報]]である。 | *墓地のカードはすべて[[公開情報]]である。 | ||
*カードが墓地に置かれるとき、それは[[オーナー]]の墓地に置かれる。[[コントローラー]]の墓地ではない。 | *カードが墓地に置かれるとき、それは[[オーナー]]の墓地に置かれる。[[コントローラー]]の墓地ではない。 | ||
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*[[オデッセイ・ブロック]]では、墓地にあるときに効果を発揮するカードには[[墓石アイコン]]が書かれている。これはわかりやすさのためであり、ルール上の意味はない。 | *[[オデッセイ・ブロック]]では、墓地にあるときに効果を発揮するカードには[[墓石アイコン]]が書かれている。これはわかりやすさのためであり、ルール上の意味はない。 | ||
− | 墓地をいじくる効果は死の色である[[黒]]に最も多く、次いで再生・復活の色である[[緑]] | + | 墓地をいじくる効果は死の色である[[黒]]に最も多く、次いで再生・復活の色である[[緑]]に多い。ただし、[[サイクル]]やブロックテーマなどで他の色に与えられることも多々ある。 |
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2009年7月17日 (金) 02:02時点における版
墓地/Graveyardとは、領域の1つ。使用済みカード置き場だと思えばよい。プレイヤーごとに存在する。解決されたインスタントやソーサリー、打ち消された呪文、破壊されたり生け贄に捧げられたパーマネント、捨てられたカードなどが墓地に置かれる。
墓地には、そこに移動した順番にカードが置かれる。同時に墓地に置かれるカードはそのオーナーが墓地に置く順番を決めることができるが、既に置かれているカードの順番は勝手に変えてはならない。ただし、マジック大会規定3.13により、ウルザズ・サーガ以降のカードのみを使用するフォーマットにおいては、自分の墓地のカードの順番を変更してもよい。
- 墓地のカードの順番を変えられるのは生存者の捜索/Search for Survivorsと化石の発見/Fossil Findのみ。
- 神の怒り/Wrath of Godを唱えた場合、神の怒りの解決中にクリーチャーが破壊されるので、クリーチャーが先に墓地に置かれ、その上に解決の終わった神の怒りが置かれる。一方地震/Earthquakeやもぎとり/Mutilateの場合、状況起因効果のチェックが呪文の解決後に行われるので、これらの呪文が墓地に置かれたあと、クリーチャーが破壊されて墓地に置かれる。
- 墓地のカードはすべて公開情報である。
- カードが墓地に置かれるとき、それはオーナーの墓地に置かれる。コントローラーの墓地ではない。
- カードをオーナー以外の墓地に置くような効果があった場合でも、その墓地の代わりにオーナーの墓地に置かれる。
- オデッセイ・ブロックでは、墓地にあるときに効果を発揮するカードには墓石アイコンが書かれている。これはわかりやすさのためであり、ルール上の意味はない。
墓地をいじくる効果は死の色である黒に最も多く、次いで再生・復活の色である緑に多い。ただし、サイクルやブロックテーマなどで他の色に与えられることも多々ある。
墓地のカードの順序を考慮するカード一覧
テンペスト・ブロック(具体的にはストロングホールド)までに存在。ウルザ・ブロック以降は、墓地の順序を考慮すべきカードは作られていない。
- 喜捨/Alms
- 灰燼のグール/Ashen Ghoul
- 墳墓の食屍鬼/Barrow Ghoul
- 骨の踊り手/Bone Dancer
- ブージーアムの輪/Bosium Strip
- 待ち受ける禿鷹/Circling Vultures
- 死体のダンス/Corpse Dance
- 死の火花/Death Spark
- 導きの聖霊/Guiding Spirit
- Krovikan Horror
- ミストムーン・グリフィン/Mistmoon Griffin
- 自然のくちづけ/Nature's Kiss
- ネクロエイトグ/Necratog
- 冥界の影/Nether Shadow
- ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace
- ファイレクシアの呪文集/Phyrexian Grimoire
- 浅すぎる墓穴/Shallow Grave
- Soldevi Digger
- 闇の旋動/Spinning Darkness
- ヴォルラスの多相の戦士/Volrath's Shapeshifter
- 腐肉あさりのゾンビ/Zombie Scavengers
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 4 領域
- 404 墓地
- 404.1 プレイヤーの墓地とは、そのプレイヤーの捨て札の束である。打ち消された、捨てられた、破壊された、または生け贄に捧げられたオブジェクト、ならびに解決が終わったインスタント・呪文やソーサリー・呪文はオーナーの墓地の一番上に置かれる。各プレイヤーの墓地は、最初は空である。
- 404.2 それぞれの墓地は、1つの、オモテ向きの束でなければならない。プレイヤーは、それぞれの墓地のカードをいつでも見ることができるが、その順序を変えることはできない。認定イベントに適用される追加のルールによって、プレイヤーは墓地にあるカードの順番を変えてもよいとされることがある。
- 404.3 何らかの効果やルールによって2枚以上のカードが同時に墓地に置かれる場合、それらのカードのオーナーがその順序を決めてもよい。
- 404 墓地