火葬/Incinerate
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3点という火力としての許容範囲と2マナという[[コスト]]の[[軽い|軽さ]]から、バーンデッキの強さを確固たるものとしたカードであり、[[稲妻/Lightning Bolt]]亡き後も[[スタンダード]]の火力の大黒柱として活躍した。当時の環境では、[[リバー・ボア/River Boa]]を始めとする優秀な再生クリーチャーが活躍していたのも追い風であった。 | 3点という火力としての許容範囲と2マナという[[コスト]]の[[軽い|軽さ]]から、バーンデッキの強さを確固たるものとしたカードであり、[[稲妻/Lightning Bolt]]亡き後も[[スタンダード]]の火力の大黒柱として活躍した。当時の環境では、[[リバー・ボア/River Boa]]を始めとする優秀な再生クリーチャーが活躍していたのも追い風であった。 | ||
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*[[第7版]]から[[第9版]]まで、スタンダードでの3点火力の座は[[火山の鎚/Volcanic Hammer]]に受け継がれていた。稲妻共々、これがいかに強力であったかの裏付けでもある。 | *[[第7版]]から[[第9版]]まで、スタンダードでの3点火力の座は[[火山の鎚/Volcanic Hammer]]に受け継がれていた。稲妻共々、これがいかに強力であったかの裏付けでもある。 | ||
− | **[[第10版]]で[[再録]]。[[第10版を選ぼう]]でイラスト投票も行われた。再録されるたびに{{日本語画像|Incinerate|新イラスト}}が登場しているのも特徴である。[[第10版]]での画像は[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/1181 こちら] | + | **[[第10版]]で[[再録]]。[[第10版を選ぼう]]でイラスト投票も行われた。再録されるたびに{{日本語画像|Incinerate|新イラスト}}が登場しているのも特徴である。[[第10版]]での画像は[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/1181 こちら]でスケッチから見ることができる。 |
*[[中国語版]]では、[[死体焼却/Cremate]]が「火葬」で、火葬は「焚化」という名前。ややこしいので、間違えないように注意。 | *[[中国語版]]では、[[死体焼却/Cremate]]が「火葬」で、火葬は「焚化」という名前。ややこしいので、間違えないように注意。 | ||
*[[コールドスナップ]]の[[テーマデッキ]]に採録されるにあたり、[[フレイバー・テキスト]]の日本語訳が[[第5版]]から変更になっている。 | *[[コールドスナップ]]の[[テーマデッキ]]に採録されるにあたり、[[フレイバー・テキスト]]の日本語訳が[[第5版]]から変更になっている。 | ||
− | *[[第10版]]の[[赤]]の[[テーマデッキ]] | + | *[[第10版]]の[[赤]]の[[テーマデッキ]]・[[カマールの激怒/Kamahl's Temper]]に2枚収録されている。そのため、カードショップによっては他の色のテーマデッキに比べてカマールの激怒のみ割高となっている。 |
**[[コモン]]カードなので古参プレイヤーは両手に余るほど持っているありふれたカードだが、収録が8年ぶりとなるので品薄となっていたようだ。 | **[[コモン]]カードなので古参プレイヤーは両手に余るほど持っているありふれたカードだが、収録が8年ぶりとなるので品薄となっていたようだ。 | ||
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2008年9月23日 (火) 16:38時点における版
Incinerate / 火葬 (1)(赤)
インスタント
インスタント
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。火葬はそれに3点のダメージを与える。これによりダメージを与えられたクリーチャーは、このターン再生できない。
かつてマジックの赤という色において、稲妻/Lightning Bolt、火炎破/Fireblastと並ぶ3強火力とされていたインスタント火力。稲妻・ボール・ライトニング/Ball Lightningと共に、赤の強さを支えた1枚である。
エターナルにおいては、バーンデッキは元より赤白やカウンターバーンといったコントロールデッキにも採用されており、一部のデッキでは稲妻/Lightning Boltよりも優先的に使われているほど。その理由は、クリーチャーに再生を許さない効果にある。再生とは、軽減と同様に赤が苦手とする効果であるが、それをたった2マナで解決できるのだ。このコスト・パフォーマンスは、最高の火力である稲妻を重くし、その分分解/Disintegrateの「再生妨害」とを組み合わせることでバランスをとったと見る事ができる。
3点という火力としての許容範囲と2マナというコストの軽さから、バーンデッキの強さを確固たるものとしたカードであり、稲妻/Lightning Bolt亡き後もスタンダードの火力の大黒柱として活躍した。当時の環境では、リバー・ボア/River Boaを始めとする優秀な再生クリーチャーが活躍していたのも追い風であった。
しかし、その再生させない能力が仇となり、第6版では再録されなかった。再生に対する術を失ったことと他の色の台頭などの影響で、しばらくの間バーンデッキは冬の時代を迎えることとなる。
- 第7版から第9版まで、スタンダードでの3点火力の座は火山の鎚/Volcanic Hammerに受け継がれていた。稲妻共々、これがいかに強力であったかの裏付けでもある。
- 中国語版では、死体焼却/Cremateが「火葬」で、火葬は「焚化」という名前。ややこしいので、間違えないように注意。
- コールドスナップのテーマデッキに採録されるにあたり、フレイバー・テキストの日本語訳が第5版から変更になっている。
- 第10版の赤のテーマデッキ・カマールの激怒/Kamahl's Temperに2枚収録されている。そのため、カードショップによっては他の色のテーマデッキに比べてカマールの激怒のみ割高となっている。
- コモンカードなので古参プレイヤーは両手に余るほど持っているありふれたカードだが、収録が8年ぶりとなるので品薄となっていたようだ。