呪詛/Hex

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6体もの[[クリーチャー]]を一度に[[除去]]できる、豪快な[[カード]]。
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6体もの[[クリーチャー]]を一度に[[除去]]できる、豪快な[[カード]]。[[色]]などに関する条件もまったく無く、それがたった6[[マナ]]なのだからかなりの効率である。
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問題なのは、クリーチャーが6体以上いなければ使えないという点。
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問題なのは、クリーチャーが6体以上いなければ使えないという点。[[デッキ]]のタイプにもよるがそんなにクリーチャーが並ぶことは少ないし、仮にそういうデッキが相手だとしてもそんなに揃うまで放置していたらそれこそ危険である。そのため[[構築]]ではさっぱりだが、[[場]]が膠着してクリーチャーが並びやすい[[リミテッド]]では非常に強い。特に[[トークン]]をたくさん出すデッキに対して効果的。
[[デッキ]]のタイプにもよるがそんなにクリーチャーが並ぶことは少ないし、仮にそういうデッキが相手だとしてもそんなに揃うまで放置していたらそれこそ危険である。
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そのため[[構築]]ではさっぱりだが、[[場]]が膠着してクリーチャーが並びやすい[[リミテッド]]では非常に強い。
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特に[[トークン]]をたくさん出すデッキに対して効果的。
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*いざとなったら自分のクリーチャーを巻き込んででも相手のクリーチャーを除去すればよいだろう。
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*いざとなったら自分のクリーチャーを巻き込んででも相手のクリーチャーを除去すればよいだろう。自分2体、相手4体であれば[[カード・アドバンテージ]]的にも優位を保てている。
自分2体、相手4体であれば[[カード・アドバンテージ]]的にも優位を保てているわけだし。
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*事前に[[センギアの従臣/Sengir Autocrat]]を出しておけば多少は使いやすくなるかもしれない。
 
*事前に[[センギアの従臣/Sengir Autocrat]]を出しておけば多少は使いやすくなるかもしれない。
 
*要求する[[対象]]が多すぎて使いにくいという点では、[[大量破壊/Decimate]]に近いものがある。
 
*要求する[[対象]]が多すぎて使いにくいという点では、[[大量破壊/Decimate]]に近いものがある。
 
 
*「6体」なのは"hex"が6を意味することに由来する、いわば洒落。
 
*「6体」なのは"hex"が6を意味することに由来する、いわば洒落。
*日本語版[[フレイバー・テキスト]]もなかなか洒落ている。
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**日本語版[[フレイバー・テキスト]]も、「''When killing five just isn't enough.''」を「''片手で余る時のために。''」となかなか洒落た訳である。「片手」つまり5本の指で足りない時、という意味である。
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'''片手で余る時のために。'''
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「片手」つまり5本の指で足りない時、という意味である。
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==参考==
 
==参考==
*[[カード名国語辞典]]
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*[[カード名国語辞典#呪詛|呪詛]]([[カード名国語辞典]])
*[[カード個別評価:ラヴニカブロック]]
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*[[カード個別評価:ラヴニカ:ギルドの都]] - [[レア]]

2008年8月21日 (木) 21:37時点における版


Hex / 呪詛 (4)(黒)(黒)
ソーサリー

クリーチャー6体を対象とし、それらを破壊する。


6体ものクリーチャーを一度に除去できる、豪快なカードなどに関する条件もまったく無く、それがたった6マナなのだからかなりの効率である。

問題なのは、クリーチャーが6体以上いなければ使えないという点。デッキのタイプにもよるがそんなにクリーチャーが並ぶことは少ないし、仮にそういうデッキが相手だとしてもそんなに揃うまで放置していたらそれこそ危険である。そのため構築ではさっぱりだが、が膠着してクリーチャーが並びやすいリミテッドでは非常に強い。特にトークンをたくさん出すデッキに対して効果的。

  • いざとなったら自分のクリーチャーを巻き込んででも相手のクリーチャーを除去すればよいだろう。自分2体、相手4体であればカード・アドバンテージ的にも優位を保てている。
  • 事前にセンギアの従臣/Sengir Autocratを出しておけば多少は使いやすくなるかもしれない。
  • 要求する対象が多すぎて使いにくいという点では、大量破壊/Decimateに近いものがある。
  • 「6体」なのは"hex"が6を意味することに由来する、いわば洒落。
    • 日本語版フレイバー・テキストも、「When killing five just isn't enough.」を「片手で余る時のために。」となかなか洒落た訳である。「片手」つまり5本の指で足りない時、という意味である。

参考

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