合同勝利/Coalition Victory
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*各色や基本土地タイプをチェックするのは[[解決]]時であるため、[[スタック]]に乗っている間にクリーチャーや[[土地]]を[[除去]]されたりすると条件を満たさなくなる。 | *各色や基本土地タイプをチェックするのは[[解決]]時であるため、[[スタック]]に乗っている間にクリーチャーや[[土地]]を[[除去]]されたりすると条件を満たさなくなる。 | ||
*[[小走り犬/Scuttlemutt]]と[[虹色の前兆/Prismatic Omen]]を用いれば低コストかつ緑[[単色デッキ]]で条件を達成できる。 | *[[小走り犬/Scuttlemutt]]と[[虹色の前兆/Prismatic Omen]]を用いれば低コストかつ緑[[単色デッキ]]で条件を達成できる。 | ||
+ | *[[ギルドパクトの力線/Leyline of the Guildpact]]があれば、土地と土地でないクリーチャー1枚ずつだけでも勝利条件を満たせる。 | ||
*何の意味も無いが、「[[空撃ち]]」はできる。チェックに漏れた場合、何も起こらないだけである。 | *何の意味も無いが、「[[空撃ち]]」はできる。チェックに漏れた場合、何も起こらないだけである。 | ||
*[[統率者戦]]では、[[5色]]の[[統率者]]を使うことで手軽に条件を満たせる点が強力。 | *[[統率者戦]]では、[[5色]]の[[統率者]]を使うことで手軽に条件を満たせる点が強力。 | ||
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− | [[統率者戦]]では「通ったら即ゲームが終了するカードは[[2人対戦]]時よりも厳しく規制する傾向にある」という[[フォーマット]]の特性から、[[フォーマット]]制定当初から[[禁止カード]]であったが、[[2025年]] | + | [[統率者戦]]では「通ったら即ゲームが終了するカードは[[2人対戦]]時よりも厳しく規制する傾向にある」という[[フォーマット]]の特性から、[[フォーマット]]制定当初から[[禁止カード]]であったが、[[2025年]]4月22日に禁止解除され[[ゲームチェンジャー・カード]]になった<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/announcements/commander-bans-and-restrictions-april-22-2025 Commander Banned and Restricted Announcement – April 22, 2025]([[2025年]]4月22日 [[Gavin Verhey]]著)</ref>。[[重く]]、妨害が容易であり、高[[統率者戦#ブラケット|ブラケット]]では相対的に危険でないと判断されたため。 |
==参考== | ==参考== |
2025年5月12日 (月) 21:49時点における最新版
Coalition Victory / 合同勝利 (3)(白)(青)(黒)(赤)(緑)
ソーサリー
ソーサリー
あなたが、すべての基本土地タイプの土地をコントロールしており、すべての色のクリーチャーをコントロールしている場合、あなたはこのゲームに勝利する。
誰もが初めて見た時にこれによる勝利を夢想する勝利条件カード。
5種類の基本土地タイプを揃えるお供は砕土/Harrowを始めとする土地サーチカードがつとめる。クロウマト/Cromatやアトガトグ/Atogatog等の5色クリーチャーや、ギルド渡りの急使/Transguild Courierで色の条件はクリアできる。環境が許すならShyftや虹の色/Prismatic Laceもよい。
……が、これ自体のマナ・コストが8マナとべらぼうに重い上に条件が厳しいので、初登場時も時のらせんのタイムシフト再録時も、トーナメントレベルで用いられることはほぼ無かった。
ドメインにこっそり1枚入れておけば、たまにこれで勝てるかもしれない。
- これで色をチェックする際は、「白のクリーチャーをコントロールしているか」「青のクリーチャーをコントロールしているか」と順次チェックしていく。例えばここで赤・緑の多色・クリーチャーをコントロールしていれば、「赤」と「緑」の2つのチェックで「Yes」と答えることができると言う仕組み。基本土地タイプとデュアルランドやショックランドについても同様。
- 各色や基本土地タイプをチェックするのは解決時であるため、スタックに乗っている間にクリーチャーや土地を除去されたりすると条件を満たさなくなる。
- 小走り犬/Scuttlemuttと虹色の前兆/Prismatic Omenを用いれば低コストかつ緑単色デッキで条件を達成できる。
- ギルドパクトの力線/Leyline of the Guildpactがあれば、土地と土地でないクリーチャー1枚ずつだけでも勝利条件を満たせる。
- 何の意味も無いが、「空撃ち」はできる。チェックに漏れた場合、何も起こらないだけである。
- 統率者戦では、5色の統率者を使うことで手軽に条件を満たせる点が強力。
[編集] 禁止指定
統率者戦では「通ったら即ゲームが終了するカードは2人対戦時よりも厳しく規制する傾向にある」というフォーマットの特性から、フォーマット制定当初から禁止カードであったが、2025年4月22日に禁止解除されゲームチェンジャー・カードになった[1]。重く、妨害が容易であり、高ブラケットでは相対的に危険でないと判断されたため。