旗印/Coat of Arms
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2024年6月15日 (土) 18:37時点における版
Coat of Arms / 旗印 (5)
アーティファクト
アーティファクト
各クリーチャーは、それと共通のクリーチャー・タイプを少なくとも1つ持つ、戦場に出ている他のクリーチャー1体につき+1/+1の修整を受ける。(例えば、2つのゴブリン(Goblin)・戦士(Warrior)と1つのゴブリン・シャーマン(Shaman)が戦場に出ている場合、それらはそれぞれ+2/+2の修整を受ける。)
クリーチャー・タイプを参照してパワーとタフネスを上げるアーティファクト。例えば、1/1のエルフが4体いれば、全部が+3/+3の修整を受け4/4になる。
当然、1つのクリーチャー・タイプばかりを集めたタイプ的デッキとの相性が良い。また、苗木対立も苗木トークンが大量に並ぶので有効。ただし対戦相手も恩恵を受けてしまうので、お互いタイプ的デッキだと、出した側が損をした気分になる分使いづらい。そのため、さながら踏み荒らし/Overrunのように、戦場に出したターンにゲームを決めるエンドカードのように使われることもしばしば。クリーチャー・タイプを1種類に書き換える奸謀/Conspiracyとのシナジーは強烈。
タイプ的をテーマとしたオンスロート・ブロックをデザインするキッカケになったカードでもある。このカードが使われていることから、タイプ的テーマは人気が出ると判断したのだとか。
- 後に装備品版の石鍛冶の傑作/Stoneforge Masterworkが作られた。ただしそちらは装備しているクリーチャーのみに修整を与える。
- 蛇かご/Snake Basketと併用すると、XマナでX/Xの蛇トークンがX体生成される。
- 英語名であるCoat of Armsは、西洋の紋章のことで、兵士がどの軍勢か見分けがつくように盾に描かれた模様から発祥した。エクソダス版のイラストは実際に旗に描かれているので、「旗印」は日本の文化に合ったうまい訳だが、第7版のイラストでは、旗はどこへいったのか不思議に思う人もいるだろう。
- 統率者戦用セットのエキスパンション・シンボルも旗印である。
ルール
- 多相をもつクリーチャーなら戦場にいる(クリーチャー・タイプを1つ以上持つ)他のクリーチャーの数だけ強化される。
類似カード
該当クリーチャーにその該当クリーチャーの数に比例した全体強化を施すカード。特記しない限りクリーチャー・タイプ参照。
- 最上位/Alpha Status - (2)(緑)オーラ。対象単体版旗印。+2/+2ずつ修整。(スカージ)
- 石鍛冶の傑作/Stoneforge Masterwork - (1)アーティファクト。装備(2)の装備品版最上位。+1/+1ずつ修整。(ゲートウォッチの誓い)
- その他、単体版は大群の力/Might of the Massesの項を参照。
- スリヴァー軍団/Sliver Legion - (白)(青)(黒)(赤)(緑)7/7伝説のクリーチャー。スリヴァー限定版旗印。(未来予知)
- 分かち合う憎しみ/Shared Animosity - (2)(赤)エンチャント。攻撃クリーチャー限定かつパワーにしか修整が入らない旗印。(モーニングタイド)
- 英雄の演壇/Heroes' Podium - (5)伝説のアーティファクト。クリーチャー・タイプでなく伝説のクリーチャー数を参照する旗印。(神々の軍勢)
- 鏡の箱/Mirror Box - (3)アーティファクト。クリーチャー・タイプでなく同じ名前のクリーチャーを参照する旗印。伝説性ルールを無視する上、伝説のクリーチャーには素で+1/+1修整。(神河:輝ける世界)