白蘭の幻影/White Orchid Phantom
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− | [[カードプール]]の広い[[フォーマット]] | + | [[幽霊街/Ghost Quarter]]系列のカードの多くは[[テンポ]]面でやや難があったが、このカードは特殊土地対策と優秀な軽量[[クリーチャー]]が抱き合わせになっており、盤面を作りつつ相手の土地に干渉できるのが特徴的。[[カードプール]]の広い[[フォーマット]]では強力な基本でない土地が豊富に存在するため、基本土地が少ないぶん純粋な[[土地破壊]]に繋がる可能性も高い。 |
− | + | 純粋な戦力としても概ね[[長弓兵/Longbow Archer]]の[[上位互換]]。[[到達]]が[[飛行]]になった分、[[フライヤー]]限定の[[除去]]を食らうようにはなったが[[アタッカー]]としても使いやすくなっており、特に[[リミテッド]]では[[オーラ]]などで[[強化]]してやれば強力なクリーチャーとして活躍してくれるだろう。ただし[[クリーチャー・タイプ]]は異なり、[[タイプ的]][[シナジー]]としてはあちらの[[人間]]・[[兵士]](+[[射手]])よりも少し見劣りする印象はある。 | |
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+ | *自分の土地を[[対象]]にするのも適正である。[[破壊不能]]を持つ土地や[[トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair]]を対象にすれば[[マナ加速]]も可能。 | ||
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+ | *[[名前]]・{{Gatherer|id=663379}}や土地に関する[[ETB]][[能力]]など、元となった[[白蘭の騎士/Knight of the White Orchid]]の要素が濃い。 | ||
+ | **白蘭の騎士のイラストが本来[[領土を滅ぼすもの/Realm Razer]]に使われる予定だった<ref>[https://web.archive.org/web/20090120175519/http://wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/12 Topic Explosion(Internet Archive)]([[2008年]]11月12日 [[Doug Beyer]]著)</ref>ことを踏まえれば、[[場]]の土地に干渉する効果はある種原点に回帰したともとれる。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | <references /> | ||
+ | *[[土地破壊カード]] | ||
+ | *[[基本でない土地への対策カード]] | ||
*[[カード個別評価:モダンホライゾン3]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:モダンホライゾン3]] - [[レア]] |
2024年6月14日 (金) 20:28時点における版
White Orchid Phantom / 白蘭の幻影 (白)(白)
クリーチャー — スピリット(Spirit) 騎士(Knight)
クリーチャー — スピリット(Spirit) 騎士(Knight)
飛行、先制攻撃
白蘭の幻影が戦場に出たとき、基本でない土地最大1つを対象とする。それを破壊する。それのコントローラーは「自分のライブラリーから基本土地カード1枚を探し、タップ状態で戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
戦場に出た時、基本でない土地を破壊できるスピリット・騎士。補填として基本土地をタップインさせる。
幽霊街/Ghost Quarter系列のカードの多くはテンポ面でやや難があったが、このカードは特殊土地対策と優秀な軽量クリーチャーが抱き合わせになっており、盤面を作りつつ相手の土地に干渉できるのが特徴的。カードプールの広いフォーマットでは強力な基本でない土地が豊富に存在するため、基本土地が少ないぶん純粋な土地破壊に繋がる可能性も高い。
純粋な戦力としても概ね長弓兵/Longbow Archerの上位互換。到達が飛行になった分、フライヤー限定の除去を食らうようにはなったがアタッカーとしても使いやすくなっており、特にリミテッドではオーラなどで強化してやれば強力なクリーチャーとして活躍してくれるだろう。ただしクリーチャー・タイプは異なり、タイプ的シナジーとしてはあちらの人間・兵士(+射手)よりも少し見劣りする印象はある。
- 自分の土地を対象にするのも適正である。破壊不能を持つ土地やトロウケアの敷石/Flagstones of Trokairを対象にすればマナ加速も可能。
- 名前・イラストや土地に関するETB能力など、元となった白蘭の騎士/Knight of the White Orchidの要素が濃い。
- 白蘭の騎士のイラストが本来領土を滅ぼすもの/Realm Razerに使われる予定だった[1]ことを踏まえれば、場の土地に干渉する効果はある種原点に回帰したともとれる。