殺しのメアリー/Mary O'Kill
提供:MTG Wiki
細 (CR番号のズレに対応など) |
|||
17行: | 17行: | ||
*[[Quinn Murphy]]はこのカードのプレビュー・コラムで、この「入れ替える/Switch」メカニズムは将来[[黒枠]]にも登場するかもしれないと期待している。 | *[[Quinn Murphy]]はこのカードのプレビュー・コラムで、この「入れ替える/Switch」メカニズムは将来[[黒枠]]にも登場するかもしれないと期待している。 | ||
**その後の[[ラヴニカのギルド]]で忍術とメアリーの能力を複合したような「変装/Disguise」というメカニズムが勘案されたが、セット全体の複雑さを下げるべく没にされた<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0031102/ 支配するギルド その2](Making Magic 2018年9月18日)</ref>。 | **その後の[[ラヴニカのギルド]]で忍術とメアリーの能力を複合したような「変装/Disguise」というメカニズムが勘案されたが、セット全体の複雑さを下げるべく没にされた<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0031102/ 支配するギルド その2](Making Magic 2018年9月18日)</ref>。 | ||
+ | ***変装という名前自体は[[カルロフ邸殺人事件]]の[[メカニズム]]で正式に採用されたが、そちらは[[変異]]に近いものとなっている(→[[変装]])。 | ||
==ルール== | ==ルール== | ||
38行: | 39行: | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/mary-okill-and-killbots-2017-11-15 Mary O'Kill and the Killbots]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/0029915/ 殺しのメアリーと殺人ボット](Card Preview [[2017年]]11月15日 [[Quinn Murphy]]著) | + | *[https://web.archive.org/web/20181110115618/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/mary-okill-and-killbots-2017-11-15 Mary O'Kill and the Killbots(Internet Archive)]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/0029915/ 殺しのメアリーと殺人ボット](Card Preview [[2017年]]11月15日 [[Quinn Murphy]]著) |
*[[カード個別評価:Unstable]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:Unstable]] - [[レア]] | ||
__NOTOC__ | __NOTOC__ |
2024年1月28日 (日) 02:32時点における最新版
*
殺しのメアリー / Mary O'Kill (5)(黒/赤)伝説のクリーチャー — 人間(Human) 悪人(Villain)
(1)(黒/赤):あなたの手札から殺人ボット(Killbot)1枚か殺しのメアリーを、戦場にあるそれらと入れ替える。(クリーチャーがタップ状態であれば、入れ替えたクリーチャーはタップ状態である。アンタップ状態、攻撃している、ブロックしている、エンチャントされている、装備している、対象になっている、のそれぞれについて同じである。クリーチャーの上にあるカウンターは、代わりに入れ替わったクリーチャーの上にある。)
透かし:卑怯な破滅軍団/League of Dastardly Doom
殺人ボット使いの伝説の悪人。単体では6マナ5/5のバニラだが、殺人ボットと「入れ替わる」という奇天烈かつ強力な能力を持つ。
殺人ボットさえいれば、瞬速や忍術のように突然戦場に出現することも、逆に除去などから手札に退避することも自由自在である。ただし除去を立ち消えさせることはできないので、消耗品の殺人ボットは2~3枚はピックしておきたい。
参照しているのはクリーチャー・タイプとしての殺人ボットなため、黒枠を混ぜてのゲームでは多相クリーチャーと入れ替わることができる。Unstable内でもジュリアス・マゼモルフ博士/Dr. Julius Jumblemorphの正体は実は彼女という三文芝居が可能。秘儀での順応/Arcane Adaptationと組み合わせると、手札のクリーチャー・カードを入れ替わらせ放題となる。
- Quinn Murphyはこのカードのプレビュー・コラムで、この「入れ替える/Switch」メカニズムは将来黒枠にも登場するかもしれないと期待している。
[編集] ルール
- 「入れ替える/Switch」とは、その殺しのメアリーか殺人ボットのタップ状態などの位相、コントローラー、ついているオーラや装備品、置かれているカウンター、攻撃やブロックしているか、現在適用されている継続的効果から何の呪文の対象になっているかまでそっくりそのまま入れ替えることを意味する。それはクリーチャーが戦場に出たことにならず、戦場に出ることに対する置換効果やクリーチャーが戦場に出ることで誘発する誘発型能力も関知しない。
- あなたは、あなたの手札の殺しのメアリーの能力を、戦場に存在する殺人ボットと入れ替えるために起動できる。
- 戦場に存在する殺しのメアリーの能力を起動した場合、あなたは手札の殺人ボットと戦場の殺人ボット同士を入れ替えることができる。手札の殺しのメアリーの能力を起動して、手札の殺人ボットと戦場の殺人ボットを入れ替えることはできない。
- テキストの「殺しのメアリー」はこのカード自身のことを指す(CR:201.5)ので、殺しのメアリーと殺しのメアリー同士を入れ替えることはできない。
- 対戦相手のコントロールする殺人ボットを入れ替えることもできる。そうした場合、あなたがオーナーではないカードが手札に入ることもある。きちんとゲーム終了時に返してあげよう[2]。
[編集] 関連カード
- 詮索好きの殺人ボット/Curious Killbot
- 大喜びする殺人ボット/Delighted Killbot
- 落胆した殺人ボット/Despondent Killbot
- 怒れる殺人ボット/Enraged Killbot
[編集] ストーリー
殺しのメアリー/Mary O'Killは卑怯な破滅軍団/League of Dastardly Doomを率いる小集団、邪悪軍団/The Legion of Evilの一員。金属の傘とボールガウンが特徴的な赤毛の女性(イラスト)。服の中に身を沈めて傘で上部を覆うことで、殺人ボット/Killbotと呼ばれる球形ロボットに擬態し、大群に紛れて標的を奇襲する。
[編集] 脚注
- ↑ 支配するギルド その2(Making Magic 2018年9月18日)
- ↑ Blogatog(Mark RosewaterのBlog)
[編集] 参考
- Mary O'Kill and the Killbots(Internet Archive)/殺しのメアリーと殺人ボット(Card Preview 2017年11月15日 Quinn Murphy著)
- カード個別評価:Unstable - レア