時を越えた詠唱/Cast Through Time
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*元々反復を持っている呪文は複数の反復を持つことになるが、複数持っていても意味はない。 | *元々反復を持っている呪文は複数の反復を持つことになるが、複数持っていても意味はない。 | ||
*反復によってカードを[[追放]]することは選択可能ではないため、[[手札]]からインスタントやソーサリー呪文を唱えたらそれらは[[解決]]の際に[[墓地に置く|墓地に置かれる]]ことなく追放される。ただし、次の[[アップキープ・ステップ]]の開始時にそれを唱えるかどうかは選択可能である(唱えなければ、それ以降追放されたままとなる)。 | *反復によってカードを[[追放]]することは選択可能ではないため、[[手札]]からインスタントやソーサリー呪文を唱えたらそれらは[[解決]]の際に[[墓地に置く|墓地に置かれる]]ことなく追放される。ただし、次の[[アップキープ・ステップ]]の開始時にそれを唱えるかどうかは選択可能である(唱えなければ、それ以降追放されたままとなる)。 | ||
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**[[時のらせん/Time Spiral]]や[[弧状の刃/Arc Blade]]のように、[[追放]]領域に移動する場合も反復によって追放されるわけではないので、それを唱えることはできない。 | **[[時のらせん/Time Spiral]]や[[弧状の刃/Arc Blade]]のように、[[追放]]領域に移動する場合も反復によって追放されるわけではないので、それを唱えることはできない。 | ||
− | *[[バイバック]] | + | *[[バイバック]]など、解決時に(呪文能力ではなく)置換効果で自身を他の領域に移動させる呪文は、解決の際に反復と別の置換効果のうちどちらを適用するかをあなたが選択する({{CR|614.15}}、{{CR|616.1a}})。 |
− | * | + | **[[出来事]]の場合、反復の置換効果で追放した場合は「それが追放されているかぎり、出来事でない側として唱えてよい」という[[ルール]]は適用されない。一方、[[当事者カード]]の置換効果により追放した場合は反復で再度唱えることはできないが、通常通り出来事でない側を唱えられる。 |
+ | *反復により呪文を追放するためには、呪文の解決が終わる段階で時を越えた詠唱を[[コントロール]]している必要がある。 | ||
**[[歪んだ世界/Warp World]]を手札から唱えた場合、その時点で時を越えた詠唱をコントロールしていたとしても、それは歪んだ世界の効果によって[[ライブラリー]]に入ってしまうため反復を適用できない。ただし、歪んだ世界の効果によって時を越えた詠唱が[[戦場に出る|戦場に出た]]ならば、歪んだ世界を唱える時点では時を越えた詠唱をコントロールしていなかったとしても、反復を適用できる。 | **[[歪んだ世界/Warp World]]を手札から唱えた場合、その時点で時を越えた詠唱をコントロールしていたとしても、それは歪んだ世界の効果によって[[ライブラリー]]に入ってしまうため反復を適用できない。ただし、歪んだ世界の効果によって時を越えた詠唱が[[戦場に出る|戦場に出た]]ならば、歪んだ世界を唱える時点では時を越えた詠唱をコントロールしていなかったとしても、反復を適用できる。 | ||
+ | **一度反復により追放されたならば、以降は時を越えた詠唱をコントロールしていなくても追放された呪文を[[アップキープ]]に唱えることは可能である。 | ||
*[[徴用/Commandeer]]によって他のプレイヤーの呪文を奪ったとしても、それは反復を持つが、あなたの手札から唱えたものではないため、反復が適用されることはない。 | *[[徴用/Commandeer]]によって他のプレイヤーの呪文を奪ったとしても、それは反復を持つが、あなたの手札から唱えたものではないため、反復が適用されることはない。 | ||
− | + | *反復により2回目に唱えるときに[[特性]]の指定はない。[[当事者カード]]や[[モードを持つ両面カード]]であれば、インスタントやソーサリーでない側でも唱えることができる。また、[[分割カード]]ならば1回目とは違う側を唱えることもできる。 | |
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[トリプルシンボルカード]]([[機能別カードリスト]]) | ||
*[[カード個別評価:エルドラージ覚醒]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:エルドラージ覚醒]] - [[神話レア]] |
2023年12月8日 (金) 04:43時点における版
あなたがコントロールするインスタントとソーサリー呪文すべてに反復を与えるエンチャント。
単純に考えて呪文が倍になってくれるため、得られるカード・アドバンテージは相当なもの。マナ・コストが重いのでマナ基盤を整える必要があるが、専用にデッキを組めば強力だろう。
- 後に類似能力を持つ最深の紀元、オヘル・パクパテク/Ojer Pakpatiq, Deepest Epochが登場した。そちらはインスタントにしか対応しないが4マナと大幅に軽くなっている。
ルール
- 元々反復を持っている呪文は複数の反復を持つことになるが、複数持っていても意味はない。
- 反復によってカードを追放することは選択可能ではないため、手札からインスタントやソーサリー呪文を唱えたらそれらは解決の際に墓地に置かれることなく追放される。ただし、次のアップキープ・ステップの開始時にそれを唱えるかどうかは選択可能である(唱えなければ、それ以降追放されたままとなる)。
- 標や頂点などの自身の呪文能力で他の領域に移動してしまう呪文は反復の置換効果で追放することができないため、反復によって唱えることはできない。
- 時のらせん/Time Spiralや弧状の刃/Arc Bladeのように、追放領域に移動する場合も反復によって追放されるわけではないので、それを唱えることはできない。
- バイバックなど、解決時に(呪文能力ではなく)置換効果で自身を他の領域に移動させる呪文は、解決の際に反復と別の置換効果のうちどちらを適用するかをあなたが選択する(CR:614.15、CR:616.1a)。
- 反復により呪文を追放するためには、呪文の解決が終わる段階で時を越えた詠唱をコントロールしている必要がある。
- 歪んだ世界/Warp Worldを手札から唱えた場合、その時点で時を越えた詠唱をコントロールしていたとしても、それは歪んだ世界の効果によってライブラリーに入ってしまうため反復を適用できない。ただし、歪んだ世界の効果によって時を越えた詠唱が戦場に出たならば、歪んだ世界を唱える時点では時を越えた詠唱をコントロールしていなかったとしても、反復を適用できる。
- 一度反復により追放されたならば、以降は時を越えた詠唱をコントロールしていなくても追放された呪文をアップキープに唱えることは可能である。
- 徴用/Commandeerによって他のプレイヤーの呪文を奪ったとしても、それは反復を持つが、あなたの手札から唱えたものではないため、反復が適用されることはない。
- 反復により2回目に唱えるときに特性の指定はない。当事者カードやモードを持つ両面カードであれば、インスタントやソーサリーでない側でも唱えることができる。また、分割カードならば1回目とは違う側を唱えることもできる。