愚鈍な虚身/Mindless Null

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[[吸血鬼]]を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していないと[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]できない[[ゾンビ]]。[[スケイズ・ゾンビ/Scathe Zombies]]の[[クリーチャー・タイプ]]まで含めた[[下位互換]]。
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スケイズ・ゾンビの評価が非常に低いため、その下位互換となると[[構築]]で活躍できる可能性はさらに低い。そこまで厳しいデメリットでもないのだが、[[リミテッド]]でもできれば他の[[カード]]を使いたい。
 
スケイズ・ゾンビの評価が非常に低いため、その下位互換となると[[構築]]で活躍できる可能性はさらに低い。そこまで厳しいデメリットでもないのだが、[[リミテッド]]でもできれば他の[[カード]]を使いたい。
  
 
==開発秘話==
 
==開発秘話==
[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/61 Care for a Bite?]によると、これは[[Ken Nagle]]が[[吸血鬼]]のデザインを行う過程で作られたカードである。オリジナル版は[[マナ・コスト]]が(1)(黒)であったが、[[Henry Stern]]がタイプミスして(2)(黒)としてしまう。この間違いは見つかっていたものの、[[R&D]]の大半がこれはこれで面白みがあると考えてそのままにされた。
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[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/care-bite-2009-10-19 Care for a Bite?]によると、これは[[Ken Nagle]]が[[吸血鬼]]のデザインを行う過程で作られたカードである。オリジナル版は[[マナ・コスト]]が(1)(黒)であったが、[[Henry Stern]]がタイプミスして(2)(黒)としてしまう。この間違いは見つかっていたものの、[[開発部]]の大半がこれはこれで面白みがあると考えてそのままにされた。
  
 
だが、[[Mark Rosewater]]は、すでに弱すぎると定評があるスケイズ・ゾンビの下位互換に反対し、収録を中止するかコストを元通りに(1)(黒)に戻すかするべきだと主張した。ところが、Ken Nagleはむしろこのままがいいと粘り、それに同調する意見が多数派であった。そして、[[ゼンディカー]]発売後の世間の受けを見たMark Rosewaterは、自分の誤りを認めることになった。
 
だが、[[Mark Rosewater]]は、すでに弱すぎると定評があるスケイズ・ゾンビの下位互換に反対し、収録を中止するかコストを元通りに(1)(黒)に戻すかするべきだと主張した。ところが、Ken Nagleはむしろこのままがいいと粘り、それに同調する意見が多数派であった。そして、[[ゼンディカー]]発売後の世間の受けを見たMark Rosewaterは、自分の誤りを認めることになった。
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[[The 100 Worst Magic: The Gathering Cards Of All Time]] 第96位
 
*[[虚身/Null]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[虚身/Null]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:ゼンディカー]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:ゼンディカー]] - [[コモン]]

2023年11月13日 (月) 20:50時点における最新版


Mindless Null / 愚鈍な虚身 (2)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)

あなたが吸血鬼(Vampire)をコントロールしていないかぎり、愚鈍な虚身ではブロックできない。

2/2

吸血鬼コントロールしていないとブロックできないゾンビスケイズ・ゾンビ/Scathe Zombiesクリーチャー・タイプまで含めた下位互換

スケイズ・ゾンビの評価が非常に低いため、その下位互換となると構築で活躍できる可能性はさらに低い。そこまで厳しいデメリットでもないのだが、リミテッドでもできれば他のカードを使いたい。

[編集] 開発秘話

Care for a Bite?によると、これはKen Nagle吸血鬼のデザインを行う過程で作られたカードである。オリジナル版はマナ・コストが(1)(黒)であったが、Henry Sternがタイプミスして(2)(黒)としてしまう。この間違いは見つかっていたものの、開発部の大半がこれはこれで面白みがあると考えてそのままにされた。

だが、Mark Rosewaterは、すでに弱すぎると定評があるスケイズ・ゾンビの下位互換に反対し、収録を中止するかコストを元通りに(1)(黒)に戻すかするべきだと主張した。ところが、Ken Nagleはむしろこのままがいいと粘り、それに同調する意見が多数派であった。そして、ゼンディカー発売後の世間の受けを見たMark Rosewaterは、自分の誤りを認めることになった。

[編集] 参考

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