万物の姿、オルヴァール/Orvar, the All-Form
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− | **対象にしていたパーマネントがすべて[[戦場を離れる|戦場を離れている]] | + | **対象にしていたパーマネントがすべて[[戦場を離れる|戦場を離れている]]場合、すでにその呪文は「あなたがコントロールしている、他のパーマネント1つ以上を対象としている」でないので、[[コピー]]は[[生成]]できない。 |
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**その呪文が[[スタック]]を離れていた場合は、その呪文の[[最後の情報]]を用いる。 | **その呪文が[[スタック]]を離れていた場合は、その呪文の[[最後の情報]]を用いる。 | ||
*何をコピーするかはこの能力の解決時に決定できる。 | *何をコピーするかはこの能力の解決時に決定できる。 |
2022年12月25日 (日) 17:24時点における版
伝説のクリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
多相
あなたがインスタントやソーサリーである呪文を唱えるたび、それがあなたがコントロールしている、他のパーマネント1つ以上を対象としている場合、それらのパーマネントのうち1つのコピーであるトークン1つを生成する。
対戦相手がコントロールしている呪文や能力によってあなたがこのカードを捨てたとき、パーマネント1つを対象とする。それのコピーであるトークン1つを生成する。
パーマネントをコピーする二つの能力と多相を持つ伝説の多相の戦士。
一つ目のコピー能力は、あなたが自分のコントロールするパーマネントを対象としたインスタントかソーサリーを唱えるたびに、対象のパーマネントを1つコピーする。
二つ目のコピー能力は、対戦相手の呪文や能力によって手札からこのカードを捨てたとき任意のパーマネントを1つコピーする、疑似的な手札破壊対策能力。
スタンダードでは初期のジェスカイ変容に採用されていた。これ自身は人間であるため変容の土台になれないが、一つ目のコピー能力によって雷の頂点、ヴァドロック/Vadrok, Apex of Thunderを水増しすることができる。多相を利用して永遠羽のフェニックス/Everquill Phoenixの生成した羽トークンでリアニメイトされることもある。
アルケミーでは、アルケミー:神河参入後に街追いの鑑定人/Citystalker Connoisseurや地底街の略取/Undercity Plunderといった強力な手札破壊カードへの対策として用いられるようになった。
モダンでは残虐の執政官/Archon of Cruelty対策として主にサイドボードに採用される。対戦相手が他のクリーチャーをコントロールしていなければ、こちらだけコピートークンが残るため強力。
- ヴォルラスの気まぐれ/Whim of Volrath+切望の宝石/Coveted Jewelで無限ドロー。最終的に余った3マナでタッサの神託者/Thassa's Oracleへ繋げればそのまま勝利できて無駄がない。青単色で完結しているため、これを統率者にした際にも使えるコンボ。
ルール
- この能力は、それを誘発させた呪文より先に解決される。
- この能力はif節ルールが適用される。この能力の解決時に、この能力を誘発させた呪文が対象としているパーマネントを再度チェックする。
- 何をコピーするかはこの能力の解決時に決定できる。
- 1つ目の能力と異なり、あなたがコントロールしていないパーマネントもコピーできる。
ストーリー
オルヴァール/Orvarは、カルドハイム/Kaldheimのリトヤラ/Littjara出身の多相/Shapeshifter(イラスト)。(少なくとも文法上の性は)男性。
オルヴァールは最も古く、最も経験豊富な入江歩き/Covewalkerの一人だ。同胞たちと同じように、オルヴァールは自らの姿を変化させることができ、海棲生物や水辺で暮らす人型種族(漁師、灯台守など)の姿を好む。オルヴァールはあまりに長い時を生きてきたため、その力をより創造的な方法で使うすべを身につけるに至った。例えば、自らの肉体的な姿を複数の体に拡大する方法だ。それを参照し続けるかぎり、オルヴァールは観察した生物の「コピー」を作り出すことができるが、そのコピーは文字通り彼自身の延長なのだ。
オルヴァールの意図は謎に包まれている。彼は何世紀にもわたって知識と新たな姿の両方を集めてきたが、その最終的な目標は不明である。古の物語に多相が登場する場合、それは実のところオルヴァールその人であることがしばしばだ。
登場作品・登場記事
- Kaldheim Teaser – Magic: The Gathering/[Trailer]『カルドハイム』公式ティザー映像(YouTube 2020年12月18日)
- The Legends of Kaldheim/カルドハイムの伝説たち(Feature 2021年1月21日 Ari Zirulnik and Jenna Helland著)