光素/Halo
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*haloとは、宗教美術において聖人などの背後に描かれる「後光、光背、光輪」のこと。[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]では主に「天使の頭上の輝く輪」の意味で使われ、「光輪」の訳語が当てられる。 | *haloとは、宗教美術において聖人などの背後に描かれる「後光、光背、光輪」のこと。[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]では主に「天使の頭上の輝く輪」の意味で使われ、「光輪」の訳語が当てられる。 | ||
*その描写から違法薬物の類ではないかと一部で物議を醸したが、公式に否定されている。光素は[[霊気/Aether]]や[[マナ]]のような魔法物質であり、薬物ではない<ref>[https://www.reddit.com/r/magicTCG/comments/tepx8q/new_capenna_is_ruled_by_a_drug_called_halo/i0rycw1/?context=3 New Capenna is ruled by a drug called "Halo"](reddit)</ref>。 | *その描写から違法薬物の類ではないかと一部で物議を醸したが、公式に否定されている。光素は[[霊気/Aether]]や[[マナ]]のような魔法物質であり、薬物ではない<ref>[https://www.reddit.com/r/magicTCG/comments/tepx8q/new_capenna_is_ruled_by_a_drug_called_halo/i0rycw1/?context=3 New Capenna is ruled by a drug called "Halo"](reddit)</ref>。 | ||
+ | *飲み物として提供されている描写や、ニューカペナの世界観がギャング映画や[[Wikipedia:ja:狂騒の20年代|1920年代のアメリカ]]を下敷きにしている点からして、創作上のモチーフとなっているのはいわゆる[[Wikipedia:ja:アメリカ合衆国における禁酒法|禁酒法]]下における密造酒であろう。 | ||
==脚注== | ==脚注== |
2022年5月2日 (月) 20:18時点における版
光素(こうそ)/Haloは、ニューカペナ/New Capennaに存在する魔法物質。
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解説
光素は玉虫色に輝く、粘ついた油のような物質である(イラスト)。魔力を強化し、傷を癒す作用があり、ニューカペナ/New Capennaの人々はこれを酒のように飲んだり(イラスト)、煙草のように蒸気にして吸ったりする(イラスト)。ニューカペナから姿を消した天使/Angelの最後の贈り物とされる。
ニューカペナの誰もがこの物質を求めており、その需要の高さから違法取引は後を絶たない。光素は枯渇しつつあり、五つの一家は密かに光素を備蓄している。唯一舞台座一家/The Cabarettiだけは、「源/The Font」という名の無尽蔵な光素の供給源を保有していると主張する。
真実
ニューカペナの住民たちは知る由もないことだが、光素とは天使の精髄――天使の肉体そのものを転換して作られた物質である。かつて、天使とともにファイレクシアンと戦い、ニューカペナを創設した大悪魔/Archdemonたちは、その存在だけで敵を滅ぼす天使の力を研究し、敵を完全に撃退する方法を発案した。天使の精髄をニューカペナじゅうに行き渡らせるのだ。大悪魔と五人の一家の長は天使たちを捕らえ、その肉体を光素へと変えた。
新ファイレクシア/New Phyrexiaを打倒する手掛かりを求めていたエルズペス・ティレル/Elspeth Tirelは、光素にファイレクシアンを退ける力があることを知った。彼女の新たな武器、ラクシオール/Luxiorは光素を内蔵する剣である。
登場
登場カード
カード名に登場
フレイバー・テキストに登場
- ジャッジ褒賞
- 締め付け/Stranglehold
- ニューカペナの街角
- 希望の源、ジアーダ/Giada, Font of Hope、力の天啓/Revelation of Power、フェアリーの荒らし屋/Faerie Vandal、公共の敵/Public Enemy、強請る大入道/Shakedown Heavy、豪勢な献酒/Luxurious Libation、舞台座一家の隆盛/Cabaretti Ascendancy、舞台座一家の中庭/Cabaretti Courtyard
イラストに登場
- ニューカペナの街角
- 裏酒場の給仕人/Speakeasy Server、断れない提案/An Offer You Can't Refuse、ジアーダの贈り物、ラクシオール/Luxior, Giada's Giftなど多数
- ニューカペナの街角統率者デッキ
- 宴の進行役/Master of Ceremonies、密輸人の分け前/Smuggler's Share、魂の養育者、ベス/Bess, Soul Nourisherなど多数
登場作品・登場記事
- Episode 1: Homecoming/メインストーリー第1話:安住の地へ(Magic Story 2022年3月28日 Elise Kova著)
- Episode 2: Dirty Laundry/メインストーリー第2話:汚れ仕事(Magic Story 2022年3月29日 Elise Kova著)
- Episode 3: Tests/メインストーリー第3話:試練(Magic Story 2022年3月30日 Elise Kova著)
- Episode 4: The Font/メインストーリー第4話:源(Magic Story 2022年4月4日 Elise Kova著)
- Episode 5: Hymn of the Angels/メインストーリー第5話:天使の賛歌(Magic Story 2022年4月5日 Elise Kova著)
- The Contract Breaker/サイドストーリー:契約破り(Magic Story 2022年3月28日 Tobias S. Buckell著)
- What You Expect to See/サイドストーリー:何を見る(Magic Story 2022年3月29日 Kaitlyn Zivanovich著)
- The Side of Freedom/サイドストーリー:自由の側(Magic Story 2022年3月30日 Elise Kova著)
- The Family Man/サイドストーリー:一家の父(Magic Story 2022年4月4日 K. Arsenault Rivera著)
- Alley Cat Blues/サイドストーリー:野良猫のブルース(Magic Story 2022年4月5日 Rhiannon Rasmussen著)
- The Legends You'll Find in Streets of New Capenna/『ニューカペナの街角』の伝説たち(Feature 2022年4月22日 Miguel Lopez, Ari Zirulnik, and Grace Fong著)
- Planeswalker's Guide to Streets of New Capenna/プレインズウォーカーのための『ニューカペナの街角』案内(Feature 2022年4月28日 Miguel Lopez著)
その他
- haloとは、宗教美術において聖人などの背後に描かれる「後光、光背、光輪」のこと。マジックでは主に「天使の頭上の輝く輪」の意味で使われ、「光輪」の訳語が当てられる。
- その描写から違法薬物の類ではないかと一部で物議を醸したが、公式に否定されている。光素は霊気/Aetherやマナのような魔法物質であり、薬物ではない[1]。
- 飲み物として提供されている描写や、ニューカペナの世界観がギャング映画や1920年代のアメリカを下敷きにしている点からして、創作上のモチーフとなっているのはいわゆる禁酒法下における密造酒であろう。