不愉快な拷問者、ティボルト/Tibalt, Wicked Tormentor
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:これを起動するためには[[対象]]となるクリーチャーかプレインズウォーカーが必要である。対戦相手がクリーチャーもプレインズウォーカーも[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していない場合、対戦相手にダメージを与える目的で起動することは不可能となる。 | :これを起動するためには[[対象]]となるクリーチャーかプレインズウォーカーが必要である。対戦相手がクリーチャーもプレインズウォーカーも[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していない場合、対戦相手にダメージを与える目的で起動することは不可能となる。 | ||
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+ | [[2022年]]2月24日、2つ目の能力での懲罰効果に圧力を持たせるため、両方のダメージが3点から4点に変更される[[再調整]]が行われた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-digital/alchemy-rebalancing-february-24-2022 Alchemy Rebalancing for February 24, 2022]([[Daily MTG]] 2022年2月23日)</ref>。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
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*[[カード個別評価:アルケミー:イニストラード]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:アルケミー:イニストラード]] - [[神話レア]] | ||
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2022年3月2日 (水) 02:50時点における版
MTGアリーナ専用カード
Tibalt, Wicked Tormentor / 不愉快な拷問者、ティボルト (3)(赤)(赤)伝説のプレインズウォーカー — ティボルト(Tibalt)
[+1]:(赤)(赤)を加える。不愉快な拷問者、ティボルトの呪文書から、カード1枚をドラフトし、それを追放する。ターン終了時まで、あなたはそのカードを唱えてもよい。
[+1]:クリーチャーやプレインズウォーカーのうち1体を対象とする。それのコントローラーが「不愉快な拷問者、ティボルトはそのプレイヤーに4点のダメージを与える。」を選ばないかぎり、不愉快な拷問者、ティボルトはそれに4点のダメージを与える。あなたはカードを1枚捨ててもよい。そうしたなら、カード1枚を引く。
[-X]:「このクリーチャーが死亡したとき、クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つを対象とする。これはそれに1点のダメージを与える。」を持つ赤の1/1のデビル(Devil)・クリーチャー・トークンX体を生成する。
アーティスト:PINDURSKI
アルケミー:イニストラードで登場したティボルト。忠誠度能力はマナ加速と呪文書からドラフト、懲罰火力とかき回し、デビル・トークンの生成。
- 1つ目の+1能力
- 赤マナ2点を生み、デビルのカードが収められた呪文書から1枚ドラフトする。
- 衝動的ドロー相当とは言え、マナ加速とカード・アドバンテージを両方得られるのは強力。ティボルトを戦場に出したあとにすぐに起動しても2マナから唱えられる選択肢はかなり多く、繋がれた粗暴者/Chained Brute辺りを呼び出せばティボルトを守るためのブロッカーとしてもかなり信頼度が高い。とはいえ3マナ以上のカードしか提示されないこともあるので、安定性を求めるなら-X能力から入るという選択肢もあるだろう。
- 2つ目の+1能力
- クリーチャーまたはプレインズウォーカーへの火力か、プレイヤーへのダメージかを対戦相手に選ばせた上でのかき回し。
- 対戦相手に選択権があるため、基本的にはこちらの望んだ結果にはならない。しかし対戦相手の選択を見てからかき回しができるため、対戦相手がクリーチャーへの火力を選んだなら不要になった除去を捨てるとか、自身へのダメージを選んだならトドメを刺すための本体火力を探しに行くといったことができる。1回の起動で2つのアクションを取れる柔軟性を活かしたい。
- -X能力
- イニストラードでしばしば見られるデビル・トークンの生成。
- ティボルトが戦場に出てただちにこれを全力で起動したとすると3体を生み出すことができ、家の焼き払い/Burn Down the Houseと比べてもそう悪くない性能。2つのプラス能力がいずれも対戦相手のライフか戦力を責め立てるものになっているので、それらを何度か繰り返した後にたまった忠誠度をすべてトークンに変換すれば充分にフィニッシャーたり得る。もちろん、Xの値を調整してティボルトを戦場に残しつつトークンを生み出す運用も可能。
総合的にはコントロールかミッドレンジのデッキでアドバンテージ源兼フィニッシャーの役割が妥当だろう。どの能力も「マナ加速とドラフト」「いずれかへの火力とかき回し」「火力に変換可能なクリーチャー」と2アクション以上の役割を持っているため、採用できる範囲は幅広い。強いて言うならば初期忠誠度の低さがやや気になるが、上述の通り自身を守る方法も持っているため、自己完結性が高い強力なプレインズウォーカー。
ルール
- 1つ目の+1能力
- 以下の呪文書からドラフトする。
- 繋がれた粗暴者/Chained Brute
- 護符破りの小悪魔/Charmbreaker Devils
- 祭り壊し/Festival Crasher
- 炉の小悪魔/Forge Devil
- 激情の悪魔/Frenzied Devils
- 騒乱の道化/Havoc Jester
- 地獄乗り/Hellrider
- 引きずり鬼/Hobblefiend
- 燃え投げの小悪魔/Pitchburn Devils
- 罪を誘うもの/Sin Prodder
- 悪意あるいたずら者/Spiteful Prankster
- ティボルトの憤怒鬼/Tibalt's Rager
- 松明の悪鬼/Torch Fiend
- 硫黄の蛮人/Brimstone Vandal
- 小悪魔の遊び/Devil's Play
- 以下の呪文書からドラフトする。
- 2つ目の+1能力
- これを起動するためには対象となるクリーチャーかプレインズウォーカーが必要である。対戦相手がクリーチャーもプレインズウォーカーもコントロールしていない場合、対戦相手にダメージを与える目的で起動することは不可能となる。
再調整
実装時のテキストは以下の通り。
旧オラクル
Tibalt, Wicked Tormentor / 不愉快な拷問者、ティボルト (3)(赤)(赤)伝説のプレインズウォーカー — ティボルト(Tibalt)
[+1]:(赤)(赤)を加える。不愉快な拷問者、ティボルトの呪文書から、カード1枚をドラフトし、それを追放する。ターン終了時まで、あなたはそのカードを唱えてもよい。
[+1]:クリーチャーやプレインズウォーカーのうち1体を対象とする。それのコントローラーが「不愉快な拷問者、ティボルトはそのプレイヤーに3点のダメージを与える。」を選ばないかぎり、不愉快な拷問者、ティボルトはそれに3点のダメージを与える。あなたはカードを1枚捨ててもよい。そうしたなら、カード1枚を引く。
[-X]:「このクリーチャーが死亡したとき、クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つを対象とする。これはそれに1点のダメージを与える。」を持つ赤の1/1のデビル(Devil)・クリーチャー・トークンX体を生成する。
2022年2月24日、2つ目の能力での懲罰効果に圧力を持たせるため、両方のダメージが3点から4点に変更される再調整が行われた[1]。
関連カード
- 悪鬼の血脈、ティボルト/Tibalt, the Fiend-Blooded
- 無頼な扇動者、ティボルト/Tibalt, Rakish Instigator
- 星界の騙し屋、ティボルト/Tibalt, Cosmic Impostor
- 不愉快な拷問者、ティボルト/Tibalt, Wicked Tormentor(Arena限定カード)
- Tibalt the Chaotic (playtest)(R&D Playtest cards)
ストーリー
詳細はティボルト/Tibaltを参照。
参考
- ↑ Alchemy Rebalancing for February 24, 2022(Daily MTG 2022年2月23日)