井川良彦
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大学時代にプロツアー予選に初参加し、大学4年で初の予選突破を果たして[[プロツアー横浜07]]に参加<ref name="mana202112"/>。 | 大学時代にプロツアー予選に初参加し、大学4年で初の予選突破を果たして[[プロツアー横浜07]]に参加<ref name="mana202112"/>。 |
2022年2月27日 (日) 17:44時点における版
井川 良彦(いかわ よしひこ)は、東京のマジックプレイヤー。Card Rush Pros所属。元Hareruya Pros所属。東京都出身[1]。愛称は「イカ彦」。
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概要
小中学校時代は愛媛県に在住しており、中学2年生の冬に友人に誘われてマジックを始めた[1]。
高校時代に東京に戻ってからは部活で卓球を行いながら地元のショップに偶に足を運んだ。当時部活漬けでお金もなかったため高校時代には目立った実績は無し[1]。
高校3年生の最後の受験が終わった日に発売直後のダークスティールを買い、買っていなかったミラディンを5万円分買い込んで、受験中に脳内で構築して、その足でフライデー・ナイト・マジックに参加して一瞬で0-3で予選落ちした[1]。
大学時代にプロツアー予選に初参加し、大学4年で初の予選突破を果たしてプロツアー横浜07に参加[1]。
本人初の海外プロツアーであったプロツアーサンディエゴ10でベスト8に入賞し、ブレイクを果たす。プロツアー横浜07に参加して以降、40回以上の予選落ちの末に参加したプロツアーで残した実績である[1]。
2015年9月からカードショップ「晴れる屋」で働いていた縁でHareruya Prosに加入[1]。
2018年シーズンはゴールドレベルにあと1ポイント届かず、これを理由に一度は競技からの引退を決意[1]。
ミシックチャンピオンシップクリーブランド19準優勝を機に競技プレイヤーとして復帰[2]。2019年には日本人で当シーズン2人だけのプラチナレベルプレイヤーになる[3]。その後2020年に裁量枠でライバルズ・リーグ20入りが決定する。ミシックポイントが足りていなかったので本人は諦めていたといい、繰り下がりで加入の連絡が来たときは幸運に驚いていたという[2]。2020年4月に就職する予定であった会社の内定を辞退してマジックに専念した[1]。
- 入賞したプロツアーサンディエゴ10のプロツアー予選で権利を獲得した時、嬉しさのあまり号泣したというエピソードがある。
- 大会ではスライ・Zoo・赤白上陸・白単鍛えられた鋼といったビートダウン系のデッキを好んで使用しており、主な調整相手としては、まつがん(伊藤敦)やらっしゅ(高橋純也)といった面々が知られている。
- 一時期、海外遠征に出かけては初日落ちし現地観光していたため、「観光大使」のあだ名がある。
主な戦績
プロツアー/ミシックチャンピオンシップ
- ミシックチャンピオンシップクリーブランド19 準優勝
- プロツアーサンディエゴ10 ベスト8
グランプリ
- グランプリシアトル19 準優勝
- グランプリアトランタ18 ベスト8
- グランプリ名古屋18 チーム戦ベスト4
- グランプリシドニー17 チーム戦準優勝
- グランプリ北京15 チーム戦ベスト4
その他
- 日本選手権20ファイナル 準優勝
- The Finals18 ベスト4
- 日本選手権11 ベスト4
代表的なデッキ
- エスパー・コントロール (ミシックチャンピオンシップクリーブランド19 準優勝)
- 白青鍛えられた鋼 (日本選手権11 ベスト4)
- ジャンド (プロツアーサンディエゴ10 ベスト8)
脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 1.8 『マナバーン2021』(ホビージャパン、2020年12月21日初版)p.42 ISBN 9784798623849
- ↑ 2.0 2.1 『マナバーン2021』(ホビージャパン、2020年12月21日初版)p.17 ISBN 9784798623849
- ↑ 『マナバーン2020』(ホビージャパン、2019年12月20日初版)p.72 ISBN 9784798620862