トーク:Sorry
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2008年7月5日 (土) 18:30時点における最新版
ノートより、WHISPERのSorryの日本語テキストには誤りがあるとの指摘があります。誤りに関する記述がなかったので、独自で誤りについて調べてみました。
Before playing any spell, if a copy of that spell card is in any graveyard, the spell's caster may say "Sorry." If he or she does not, any other player may counter the spell by saying "Sorry" as it is cast.
If any player says "Sorry" at any other time, Sorry deals 2 damage to that player.
エンチャント
呪文をプレイする前に、その呪文と同じカードがいずれかの墓地にある場合、その呪文のコントローラーは「Sorry」と言ってもよい。そうしなかったなら、どのプレイヤーもその呪文がプレイされたときに「Sorry」と言ってもよい。そうしたなら、その呪文を打ち消す。
それ以外の時点でプレイヤーが「Sorry」と言うたび、Sorryはそのプレイヤーに2点のダメージを与える。
WHISPERのテキストでは、「Sorry」を言うタイミングがプレイした時となっており、「Sorry」を言わなかったと判断するのが困難となっています。そのことから、「『Sorry』の早言い合戦」といった間違った解釈が行われ、コメントアウトされました。原文は「Before playing any spell」となっており、「Sorry」を言うタイミングは呪文をプレイする前であるのが適切です。
また、「他のプレイヤー」が「どのプレイヤー」となっており、「プレイする前に『Sorry』を言い忘れて、後から慌てて『Sorry』と言うと、自分で打ち消してしまうことになる。」といった間違った解釈が行われています。
最後に蛇足ですが、「Sorry.」の最後のピリオドは不要です。引用符の後にカンマやピリオドが続く場合、それは引用符の中に入れる必要があり、間違って解釈してしまったのでしょう。
拙い私訳ですが、実際には下記のような感じとなります。
呪文をプレイする前に、その呪文と同名のカードがいずれかの墓地にある場合、その呪文のコントローラーは「Sorry」と言ってもよい。そうしなかった場合、他のプレイヤーが、その呪文がプレイされたときに「Sorry」と言うことで、その呪文を打ち消すことができる。それ以外の時点でプレイヤーが「Sorry.」と言ったのならば、Sorryは、そのプレイヤーに2点のダメージを与える。
--Gariu 2008年7月5日 (土) 18:30 (JST)