谷の商人/Merchant of the Vale
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2021年9月7日 (火) 13:01時点における版
Merchant of the Vale / 谷の商人 (2)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) 農民(Peasant)
Haggle / 値切り (赤)
インスタント — 出来事(Adventure)
クリーチャー — 人間(Human) 農民(Peasant)
(2)(赤),カード1枚を捨てる:カードを1枚引く。
2/3Haggle / 値切り (赤)
インスタント — 出来事(Adventure)
あなたはカード1枚を捨ててもよい。そうしたなら、カードを1枚引く。(その後、このカードを追放する。あなたは後で追放領域からこのクリーチャーを唱えてもよい。)
出来事・クリーチャーの両方でかき回し系ルーターとなる人間・農民の当事者カード。
出来事は単純に1枚損しているので質の良い呪文とは言えないが、1マナのインスタントという点は優秀。損失についてもクリーチャーとして唱えることでちゃんと埋め合わせはできる。
クリーチャーはコモンとしては及第点のマナレシオを持ち、起動コストは重めだがタップいらずという性能。
カードパワーに優れているとは言えないものの、出来事では手軽に、クリーチャーでは継続的に「2枚目のカードを引く」手段となるため、構築・リミテッドを問わず同セット内でのシナジーが評価に値する。
ハンド・アドバンテージを損なう1マナのルーターで、使った後3マナで再利用できるという点は信仰無き物あさり/Faithless Lootingに通じるものがある。カードパワーは比べるべくもないが、登場直前にモダンで信仰無き物あさりが禁止カード指定を受けたため、ドレッジでは後継として採用されることがある。
- 捨ててから引くため、手札に発掘持ちがあれば1ターン目から発掘開始できる点では信仰無き物あさりよりも優れている(傲慢な新生子/Insolent Neonateと同様)。
- モチーフは、イギリスの童話『ジャックと豆の木』においてジャックに豆を売る商人[1]。
参考
- ↑ Odds & Ends: Throne of Eldraine/こぼれ話:『エルドレインの王権』(Making Magic 2019年10月14日)