ファストランド

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'''ファストランド'''/''fast lands''は、[[ミラディンの傷跡]]と[[カラデシュ]]で登場した[[2色地形]]の[[サイクル]]。[[タップインデュアルランド]]の[[上位互換]]の1つ。
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'''ファストランド'''/''fast lands''は、[[ミラディンの傷跡]]と[[カラデシュ]]で登場した[[2色土地]]の[[サイクル]]。[[タップインデュアルランド]]の[[上位互換]]の1つ。
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その[[コントローラー]]が[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]している他の[[土地]]が2つ以下なら[[アンタップイン]]、そうでない場合は[[タップイン]]になる。  
 
その[[コントローラー]]が[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]している他の[[土地]]が2つ以下なら[[アンタップイン]]、そうでない場合は[[タップイン]]になる。  
  
[[シャドウムーア]]以降の2色地形が抱えていた第1[[ターン]]に[[有色]][[呪文]]が使えないという欠点を解決し、第1ターンに[[クリーチャー]]を唱えたい2色の[[ビートダウン (デッキ)|攻撃的デッキ]]で使える土地として作られた([http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/010001/ 参考])。高速な[[デッキ]]にとって、序盤が確実にアンタップインというのは大きく、特に[[ゲーム]]が長引くことを考えていないデッキなら[[デュアルランド]]のように用いることができる。逆に、中盤以降は必ずタップインになってしまうため、ゲームが長引くことが前提のデッキなら[[チェックランド]]や[[天界の列柱/Celestial Colonnade|デュアルミシュラランド]]といった競合相手が優先されることもある。
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[[シャドウムーア]]以降の2色土地が抱えていた第1[[ターン]]に[[有色]][[呪文]]が使えないという欠点を解決し、第1ターンに[[クリーチャー]]を唱えたい2色の[[ビートダウン (デッキ)|攻撃的デッキ]]で使える土地として作られた([http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/010001/ 参考])。高速な[[デッキ]]にとって、序盤が確実にアンタップインというのは大きく、特に[[ゲーム]]が長引くことを考えていないデッキなら[[デュアルランド]]のように用いることができる。逆に、中盤以降は必ずタップインになってしまうため、ゲームが長引くことが前提のデッキなら[[チェックランド]]や[[天界の列柱/Celestial Colonnade|デュアルミシュラランド]]といった競合相手が優先されることもある。
  
 
*ファストランドは公式記事などで使われる呼び名である([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/power-lands-2015-10-09 参考]/ [http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0015800/ 翻訳])。カラデシュ以前は'''傷跡ランド'''や'''ミラ傷ランド'''という呼び名が良く使われていた。
 
*ファストランドは公式記事などで使われる呼び名である([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/power-lands-2015-10-09 参考]/ [http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0015800/ 翻訳])。カラデシュ以前は'''傷跡ランド'''や'''ミラ傷ランド'''という呼び名が良く使われていた。
 
*日本語版では[[オラクル]]の「他の土地が2つ以下でないかぎり(unless you control two or fewer other lands.) 」を「他の土地が3つ以上であるかぎり」と訳している。日本語での読みやすさ、わかりやすさを重視した訳であり、通常の[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]では同義である。  
 
*日本語版では[[オラクル]]の「他の土地が2つ以下でないかぎり(unless you control two or fewer other lands.) 」を「他の土地が3つ以上であるかぎり」と訳している。日本語での読みやすさ、わかりやすさを重視した訳であり、通常の[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]では同義である。  
 
**[[銀枠]]世界においては、土地2つと[[Little Girl#半トークン|半土地トークン]]1つをコントロールしている場合や、[[Look at Me, I'm R&D|テキストの数字を書き換える]]場合に挙動が異なる。
 
**[[銀枠]]世界においては、土地2つと[[Little Girl#半トークン|半土地トークン]]1つをコントロールしている場合や、[[Look at Me, I'm R&D|テキストの数字を書き換える]]場合に挙動が異なる。
*これまでの2色地形と比べてやや直感的ではないタップイン条件であり、特に他の2色地形と併用する際は細心の注意を払う必要がある。[[プロツアー「カラデシュ」]]では4枚目の土地となる[[尖塔断の運河/Spirebluff Canal]]が誤ってアンタップインされ、それに両[[プレイヤー]]も[[ジャッジ]]も気づかないというハプニングが決勝の舞台で起こってしまった。
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*これまでの2色土地と比べてやや直感的ではないタップイン条件であり、特に他の2色土地と併用する際は細心の注意を払う必要がある。[[プロツアー「カラデシュ」]]では4枚目の土地となる[[尖塔断の運河/Spirebluff Canal]]が誤ってアンタップインされ、それに両[[プレイヤー]]も[[ジャッジ]]も気づかないというハプニングが決勝の舞台で起こってしまった。
  
 
==該当カード==
 
==該当カード==
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*[[銅線の地溝/Copperline Gorge]]
 
*[[銅線の地溝/Copperline Gorge]]
 
*[[剃刀境の茂み/Razorverge Thicket]]
 
*[[剃刀境の茂み/Razorverge Thicket]]
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いずれも[[友好色]]の組み合わせ。
 
いずれも[[友好色]]の組み合わせ。
  
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*[[感動的な眺望所/Inspiring Vantage]]
 
*[[感動的な眺望所/Inspiring Vantage]]
 
*[[植物の聖域/Botanical Sanctum]]
 
*[[植物の聖域/Botanical Sanctum]]
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いずれも[[対抗色]]の組み合わせ。
 
いずれも[[対抗色]]の組み合わせ。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/ld/108 The Promised Land]/[http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/010001/ 約束の土地](DailyMTG.com、文:[[Tom LaPille]])
 
*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/ld/108 The Promised Land]/[http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/010001/ 約束の土地](DailyMTG.com、文:[[Tom LaPille]])
*[[多色地形]]
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*[[2色土地]]
 
*[[カードの俗称]]
 
*[[カードの俗称]]
 
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2021年2月13日 (土) 22:09時点における版

ファストランド/fast landsは、ミラディンの傷跡カラデシュで登場した2色土地サイクルタップインデュアルランド上位互換の1つ。


そのコントローラーコントロールしている他の土地が2つ以下ならアンタップイン、そうでない場合はタップインになる。

シャドウムーア以降の2色土地が抱えていた第1ターン有色呪文が使えないという欠点を解決し、第1ターンにクリーチャーを唱えたい2色の攻撃的デッキで使える土地として作られた(参考)。高速なデッキにとって、序盤が確実にアンタップインというのは大きく、特にゲームが長引くことを考えていないデッキならデュアルランドのように用いることができる。逆に、中盤以降は必ずタップインになってしまうため、ゲームが長引くことが前提のデッキならチェックランドデュアルミシュラランドといった競合相手が優先されることもある。

  • ファストランドは公式記事などで使われる呼び名である(参考/ 翻訳)。カラデシュ以前は傷跡ランドミラ傷ランドという呼び名が良く使われていた。
  • 日本語版ではオラクルの「他の土地が2つ以下でないかぎり(unless you control two or fewer other lands.) 」を「他の土地が3つ以上であるかぎり」と訳している。日本語での読みやすさ、わかりやすさを重視した訳であり、通常のマジックでは同義である。
  • これまでの2色土地と比べてやや直感的ではないタップイン条件であり、特に他の2色土地と併用する際は細心の注意を払う必要がある。プロツアー「カラデシュ」では4枚目の土地となる尖塔断の運河/Spirebluff Canalが誤ってアンタップインされ、それに両プレイヤージャッジも気づかないというハプニングが決勝の舞台で起こってしまった。

該当カード

ミラディンの傷跡

いずれも友好色の組み合わせ。

カラデシュ

いずれも対抗色の組み合わせ。

参考

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