アガディームの覚醒/Agadeem's Awakening
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2020年12月22日 (火) 03:56時点における版
ソーサリー
あなたの墓地から望む枚数のクリーチャー・カードを、それぞれのマナ総量がX以下かつ互いに異なるように対象とする。それらを戦場に戻す。
Agadeem, the Undercrypt / 地下遺跡、アガディーム土地
地下遺跡、アガディームが戦場に出るに際し、あなたは3点のライフを支払ってもよい。そうしないなら、これはタップ状態で戦場に出る。
(T):(黒)を加える。
ゼンディカーの夜明けの目玉である、第2面がアンタップイン可能な土地である神話レアソーサリーサイクルの黒。
第1面は、点数で見たマナ・コストがX以下のクリーチャーをそれぞれが重複しないように選んでリアニメイトできる。火種もとい元手は黒マナ3点と軽くはないが、マナさえあれば重量級クリーチャーも対象にできるし複数戻せるのが強力である。X=3前後で複数枚リアニメイトできた場合のコストパフォーマンスは用途を選べる両面カードとしては高水準。サイクルで不特定マナ・コストで軽く利用できるのはこれ以外は除去である髑髏砕きの一撃/Shatterskull Smashingのみで、デッキ構成を工夫すればX=1でも十分視野に入るという意味で頭一つ抜けた使いやすさを誇る。
色拘束の強さ、フェッチランドの動きと噛み合わない事から、基本的にはデッキカラーの色数が少ないデッキで用いることになる。またこのカードは「アンタップイン可能な土地かつ呪文」の特性を最も悪用しやすい黒であるという事こそが最大の強み。
スタンダードでは黒いアグロ全般で使われるが、低コストクリーチャーが数体並べば大きなアドバンテージに直結するならず者 (デッキ)とは特に相性が良く多めの採用が見られる。
パイオニア、モダンではライブラリーを根こそぎ墓地に落とす欄干のスパイ/Balustrade Spyとのコンボデッキ、The Spyの屋台骨としてほぼ必須。本デッキを成立させた1枚と言って近しい。
関連カード
サイクル
ゼンディカーの夜明けの、神話レアのモードを持つ両面カードのサイクル。第1面はソーサリーで、第2面は3点のライフを支払わなければタップインする土地。ショックランドにちなんでボルトランドとも。
- エメリアの呼び声/Emeria's Call - 砕け散ったスカイクレイブ、エメリア/Emeria, Shattered Skyclave
- 海門修復/Sea Gate Restoration - 再誕の海門/Sea Gate, Reborn
- アガディームの覚醒/Agadeem's Awakening - 地下遺跡、アガディーム/Agadeem, the Undercrypt
- 髑髏砕きの一撃/Shatterskull Smashing - 鎚の山道、髑髏砕き/Shatterskull, the Hammer Pass
- 変わり樹の共生/Turntimber Symbiosis - うねる森、変わり樹/Turntimber, Serpentine Wood