サヴァイ/Savai
提供:MTG Wiki
(新規作成) |
|||
1行: | 1行: | ||
{{情報ボックス/イコリアのトライオーム}}'''サヴァイ'''/''Savai''は、[[イコリア/Ikoria]]の地理的区域である[[イコリア/Ikoria#トライオーム/Triome|トライオーム/Triome]]の一つ。 | {{情報ボックス/イコリアのトライオーム}}'''サヴァイ'''/''Savai''は、[[イコリア/Ikoria]]の地理的区域である[[イコリア/Ikoria#トライオーム/Triome|トライオーム/Triome]]の一つ。 | ||
− | == | + | ==解説== |
[[赤白黒]]のトライオーム。支配的な怪物相は[[猫]]で、頂点の怪物は[[スナップダックス/Snapdax]]。 | [[赤白黒]]のトライオーム。支配的な怪物相は[[猫]]で、頂点の怪物は[[スナップダックス/Snapdax]]。 | ||
− | + | サヴァイは長い海岸線に沿ったひびだらけの乾燥した草原と、地下に広がる枝分かれした洞窟網から成る({{Gatherer|id=479773}})。大猫が[[カード名百科事典#ステップ|ステップ]]で狩りを行い、草地の下にある地下道や溝は、[[人間]]や他の獲物となる種族の隠れ処となっている。 | |
サヴァイは乾燥気候で、自然降水量は年間でわずか数インチしかない。人間は水を慎重に制限して使うか、もしくは魔法で作り出している。一方でサヴァイの野生生物の多くは、気象そのものを運んでくる大怪物の動きに頼っている。 | サヴァイは乾燥気候で、自然降水量は年間でわずか数インチしかない。人間は水を慎重に制限して使うか、もしくは魔法で作り出している。一方でサヴァイの野生生物の多くは、気象そのものを運んでくる大怪物の動きに頼っている。 | ||
*'''ユヌンドー'''/''The Unundo'' - サヴァイの地下に広がる洞窟網。底なしとされるグロンドーの谷/Glondo Gorgeなど、突如縦穴となって途切れる地下道もある。 | *'''ユヌンドー'''/''The Unundo'' - サヴァイの地下に広がる洞窟網。底なしとされるグロンドーの谷/Glondo Gorgeなど、突如縦穴となって途切れる地下道もある。 | ||
− | *'''ジャル・コルチャ'''/''The Jal Korcha'' - 複数のトライオームを貫き、ドラニスから[[ラウグリン/Raugrin#ラバブリンク/Lavabrink|ラバブリンク/Lavabrink]]まで伸びる長大な道。別名「恐怖の道/Terror | + | *'''ジャル・コルチャ'''/''The Jal Korcha'' - 複数のトライオームを貫き、ドラニスから[[ラウグリン/Raugrin#ラバブリンク/Lavabrink|ラバブリンク/Lavabrink]]まで伸びる長大な道。別名「恐怖の道/Terror road」。サヴァイでは、溝を渡るためいくつもの石橋が架けられている({{Gatherer|id=479774}})。 |
==ドラニス/Drannith== | ==ドラニス/Drannith== | ||
− | + | イコリア最大の人間の聖域で、何万人もの住民が暮らす繁栄した都市({{Gatherer|id=484870}})。サヴァイの低地帯の肥沃な平原'''イガーリ'''/''Egali''に位置し、巨大な水晶の柱を中心に、同心円状の高い石壁に守られている。ドラニスの軍隊はよく訓練されており、怪物の襲撃を防ぐことに関しては並ぶものがない――住民によれば、この都市の壁は建てられてから一度も崩れたことがないという。ドラニスは人間の数が減り絶滅寸前となった時代に生まれたとされる。この地の文化と指導力への観念が怪物に対する許しがたい恐怖心に深く根差しているのは、そういった歴史のためかもしれない。 | |
ドラニスは'''アガリス'''/''The Argalith''を取り囲むように築かれている。これは単一の水晶としてはこの世界最大のもので、ドラニスの住民にとっての希望と守護の象徴である。アガリスは都市の中軸を成し、ドラニスの怪物に対する魔法的防御の基盤となっている。 | ドラニスは'''アガリス'''/''The Argalith''を取り囲むように築かれている。これは単一の水晶としてはこの世界最大のもので、ドラニスの住民にとっての希望と守護の象徴である。アガリスは都市の中軸を成し、ドラニスの怪物に対する魔法的防御の基盤となっている。 |
2020年4月15日 (水) 13:49時点における最新版
- サヴァイ/Savai(赤白黒)
- ケトリア/Ketria(緑青赤)
- インダサ/Indatha(白黒緑)
- ラウグリン/Raugrin(青赤白)
- ゼイゴス/Zagoth(黒緑青)
サヴァイ/Savaiは、イコリア/Ikoriaの地理的区域であるトライオーム/Triomeの一つ。
目次 |
[編集] 解説
赤白黒のトライオーム。支配的な怪物相は猫で、頂点の怪物はスナップダックス/Snapdax。
サヴァイは長い海岸線に沿ったひびだらけの乾燥した草原と、地下に広がる枝分かれした洞窟網から成る(イラスト)。大猫がステップで狩りを行い、草地の下にある地下道や溝は、人間や他の獲物となる種族の隠れ処となっている。
サヴァイは乾燥気候で、自然降水量は年間でわずか数インチしかない。人間は水を慎重に制限して使うか、もしくは魔法で作り出している。一方でサヴァイの野生生物の多くは、気象そのものを運んでくる大怪物の動きに頼っている。
- ユヌンドー/The Unundo - サヴァイの地下に広がる洞窟網。底なしとされるグロンドーの谷/Glondo Gorgeなど、突如縦穴となって途切れる地下道もある。
- ジャル・コルチャ/The Jal Korcha - 複数のトライオームを貫き、ドラニスからラバブリンク/Lavabrinkまで伸びる長大な道。別名「恐怖の道/Terror road」。サヴァイでは、溝を渡るためいくつもの石橋が架けられている(イラスト)。
[編集] ドラニス/Drannith
イコリア最大の人間の聖域で、何万人もの住民が暮らす繁栄した都市(イラスト)。サヴァイの低地帯の肥沃な平原イガーリ/Egaliに位置し、巨大な水晶の柱を中心に、同心円状の高い石壁に守られている。ドラニスの軍隊はよく訓練されており、怪物の襲撃を防ぐことに関しては並ぶものがない――住民によれば、この都市の壁は建てられてから一度も崩れたことがないという。ドラニスは人間の数が減り絶滅寸前となった時代に生まれたとされる。この地の文化と指導力への観念が怪物に対する許しがたい恐怖心に深く根差しているのは、そういった歴史のためかもしれない。
ドラニスはアガリス/The Argalithを取り囲むように築かれている。これは単一の水晶としてはこの世界最大のもので、ドラニスの住民にとっての希望と守護の象徴である。アガリスは都市の中軸を成し、ドラニスの怪物に対する魔法的防御の基盤となっている。
ドラニスの生存戦略は強さだ。彼らは怪物の脅威に真っ向から対峙し、壁の外へと撃退する。ドラニス防衛軍/The Drannith Defense Force、その帯付きの制服と磨かれたボタンから俗に「銅纏い/The Coppercoats」と呼ばれるそれは、この世界で最も豊かで強力な軍隊だ。銅纏いは都市の防衛兵と、制服を着た防衛魔道士と、判事が固く結びついた市民軍である。兵士は長槍やバリスタや投網やその他の対怪物用の武器を用いて、怪物を食い止める。魔道士は攻撃魔法や防衛エンチャントで怪物と直接交戦し、怪物の接近を知らせる水晶の警報装置の保守保全を行う。銅纏いの兵士は力を合わせて戦う――まるで彼らが都市から追放した眷者/Bonderと怪物のように。
[編集] 登場
[編集] 登場カード
[編集] カード名に登場
- イコリア:巨獣の棲処
- サヴァイの剣歯虎/Savai Sabertooth、サヴァイの雷たてがみ/Savai Thundermane、サヴァイの水晶/Savai Crystal、サヴァイのトライオーム/Savai Triome
[編集] フレイバー・テキストに登場
- イコリア:巨獣の棲処
- 不思議な卵/Mysterious Egg、サヴァイの剣歯虎/Savai Sabertooth、サヴァイの水晶/Savai Crystal
[編集] 登場作品・登場記事
- Planeswalker's Guide to Ikoria/プレインズウォーカーのためのイコリア案内(Feature 2020年4月2日 Chris Mooney著)
- Ikoria: Lair of Behemoths – Sundered Bond(小説 2020年4月7日 Django Wexler著)