白金の天使/Platinum Angel
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とにかく負けない。[[ライフ]]が0になろうと、空の[[ライブラリー]]から[[カード]]を[[引く|引か]]されようと、[[対戦相手]]が特殊[[勝利条件]]を満たそうと負けない。だが負けたくても負けられないわけではなく、[[投了]]は可能であるし、当たり前だが[[トーナメント]]での[[ジャッジ]]の裁定には無力である。 | とにかく負けない。[[ライフ]]が0になろうと、空の[[ライブラリー]]から[[カード]]を[[引く|引か]]されようと、[[対戦相手]]が特殊[[勝利条件]]を満たそうと負けない。だが負けたくても負けられないわけではなく、[[投了]]は可能であるし、当たり前だが[[トーナメント]]での[[ジャッジ]]の裁定には無力である。 | ||
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*[[アーティファクト]][[破壊]]で[[除去]]されやすいため、ミラディン・ブロック当時はアーティファクトに[[呪禁]]を持たせる[[レオニンの高僧/Leonin Abunas]]がお供に使用されていた。ウルザトロンなど、[[歯と爪/Tooth and Nail]]を使う[[デッキ]]では一緒によく出てくる。 | *[[アーティファクト]][[破壊]]で[[除去]]されやすいため、ミラディン・ブロック当時はアーティファクトに[[呪禁]]を持たせる[[レオニンの高僧/Leonin Abunas]]がお供に使用されていた。ウルザトロンなど、[[歯と爪/Tooth and Nail]]を使う[[デッキ]]では一緒によく出てくる。 | ||
− | ** | + | **[[再録]]時は、[[エルドラージの碑/Eldrazi Monument]]の後に登場することもあった。 |
+ | *[[酸化/Oxidize]]の{{Gatherer|id=46012}}で錆びているのが妙に印象的。 | ||
+ | *[[第10版を選ぼう]]で[[崇拝/Worship]]と再録を争い、見事勝利し[[第10版]]に再録された。以降も[[稀少度]]を[[神話レア]]に上げて[[基本セット2011]]まで再録され続けた。 | ||
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*この能力は[[引き分け]]になることを禁止しない。[[無限ループ]]時の処理ができなくなってしまうためと予想される。 | *この能力は[[引き分け]]になることを禁止しない。[[無限ループ]]時の処理ができなくなってしまうためと予想される。 | ||
*[[シングル・エリミネーション]]・ラウンド中に制限時間切れとなった時に追加される「いずれかのプレイヤーが最大のライフ総量を持っていない場合、そのプレイヤーはゲームに敗北する」という[[状況起因処理]]による敗北は、[[総合ルール]]の範囲外であるため、防ぐことはできない({{CR|100.6}})。 | *[[シングル・エリミネーション]]・ラウンド中に制限時間切れとなった時に追加される「いずれかのプレイヤーが最大のライフ総量を持っていない場合、そのプレイヤーはゲームに敗北する」という[[状況起因処理]]による敗北は、[[総合ルール]]の範囲外であるため、防ぐことはできない({{CR|100.6}})。 | ||
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**他の[[勝利条件|勝利(敗北)条件]]カードではこのようなことは起こらない。これは、上記の[[カード]]の[[勝利]]/敗北に関する能力が[[状況誘発]]であることによる。 | **他の[[勝利条件|勝利(敗北)条件]]カードではこのようなことは起こらない。これは、上記の[[カード]]の[[勝利]]/敗北に関する能力が[[状況誘発]]であることによる。 | ||
*[[多人数戦]]において他のプレイヤーが「勝利する」という[[効果]]を適用した場合、そのプレイヤーから見てあなた以外の対戦相手はゲームに敗北する。多人数戦でそのような効果は「対戦相手は敗北する」というものに置き換わるため({{CR|104.3h}})。 | *[[多人数戦]]において他のプレイヤーが「勝利する」という[[効果]]を適用した場合、そのプレイヤーから見てあなた以外の対戦相手はゲームに敗北する。多人数戦でそのような効果は「対戦相手は敗北する」というものに置き換わるため({{CR|104.3h}})。 | ||
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==関連カード== | ==関連カード== |
2018年11月2日 (金) 11:21時点における版
Platinum Angel / 白金の天使 (7)
アーティファクト クリーチャー — 天使(Angel)
アーティファクト クリーチャー — 天使(Angel)
飛行
あなたはゲームに敗北することはなく、あなたの対戦相手はゲームに勝利することはない。
プレイヤーがゲームに敗北するというルールを破壊するとんでもないアーティファクト・クリーチャー。
とにかく負けない。ライフが0になろうと、空のライブラリーからカードを引かされようと、対戦相手が特殊勝利条件を満たそうと負けない。だが負けたくても負けられないわけではなく、投了は可能であるし、当たり前だがトーナメントでのジャッジの裁定には無力である。
発表された時は非常に話題となったが、ミラディン・ブロックではこれ以外にもかなり非常識なカードが多数登場したため、感覚が麻痺してきているプレイヤーも多い。
自身が7マナと重いことと除去されやすいことから、スタンダードではウルザトロンくらいしか居場所は無かった。エターナルでは修繕/Tinkerから高速召喚されるなどで地道に活躍している。
- アーティファクト破壊で除去されやすいため、ミラディン・ブロック当時はアーティファクトに呪禁を持たせるレオニンの高僧/Leonin Abunasがお供に使用されていた。ウルザトロンなど、歯と爪/Tooth and Nailを使うデッキでは一緒によく出てくる。
- 再録時は、エルドラージの碑/Eldrazi Monumentの後に登場することもあった。
- 酸化/Oxidizeのイラストで錆びているのが妙に印象的。
- 第10版を選ぼうで崇拝/Worshipと再録を争い、見事勝利し第10版に再録された。以降も稀少度を神話レアに上げて基本セット2011まで再録され続けた。
ルール
- この能力は引き分けになることを禁止しない。無限ループ時の処理ができなくなってしまうためと予想される。
- シングル・エリミネーション・ラウンド中に制限時間切れとなった時に追加される「いずれかのプレイヤーが最大のライフ総量を持っていない場合、そのプレイヤーはゲームに敗北する」という状況起因処理による敗北は、総合ルールの範囲外であるため、防ぐことはできない(CR:100.6)。
- ハリケーン/Hurricaneなどによりあなたの白金の天使が致死ダメージを受けると同時に双方のプレイヤーのライフが0以下になった場合、対戦相手のみが敗北する。なぜなら、ハリケーン/Hurricaneの解決が終わって状況起因処理をチェックする段階ではまだ白金の天使は戦場にあるからである。このチェックが終わって初めて白金の天使が墓地に置かれるが、そのときには既に対戦相手はゲームに敗北しているため、あなたのライフがチェックされる前にゲームが終了する。
- 対戦相手のダークスティールの反応炉/Darksteel Reactor(やThe Cheese Stands Alone)、もしくは自分の卓絶/Transcendenceや不死のコイル/Immortal Coilと選択可能でない無限ループを引き起こすことがある(詳しくはそれぞれの項目を参照)。
- 多人数戦において他のプレイヤーが「勝利する」という効果を適用した場合、そのプレイヤーから見てあなた以外の対戦相手はゲームに敗北する。多人数戦でそのような効果は「対戦相手は敗北する」というものに置き換わるため(CR:104.3h)。