果敢

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*デザイン初期の名称は中世中国をモチーフとするジェスカイ道に合わせて功夫/kung fuだった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/m-files-khans-tarkir-part-1-2014-09-19 The M Files: Khans of Tarkir, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/ld/0011203/ Mファイル『タルキール覇王譚』編・パート1](Latest Developments 2014年9月19日 [[Sam Stoddard]]著)</ref>が、[[武士道]]や[[忍術]]の反省からどの[[次元/Plane]]でも通用する名前に再設定された。
 
*デザイン初期の名称は中世中国をモチーフとするジェスカイ道に合わせて功夫/kung fuだった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/m-files-khans-tarkir-part-1-2014-09-19 The M Files: Khans of Tarkir, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/ld/0011203/ Mファイル『タルキール覇王譚』編・パート1](Latest Developments 2014年9月19日 [[Sam Stoddard]]著)</ref>が、[[武士道]]や[[忍術]]の反省からどの[[次元/Plane]]でも通用する名前に再設定された。
 
*果敢の登場以降、「あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび」が[[誘発条件]]の能力が増えている。これらも主に青、赤、白に振り分けられており、果敢のバリエーションと言えるだろう。
 
*果敢の登場以降、「あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび」が[[誘発条件]]の能力が増えている。これらも主に青、赤、白に振り分けられており、果敢のバリエーションと言えるだろう。
*誘発型能力である、複数持つと効果も積み重なる、クリーチャーの[[サイズ]]を変更する、と[[新世界秩序]]における「盤面の複雑さ」を増やす要素が多く、[[Mark Rosewater]]はさまざまな開発チームが果敢を[[セット]]から外す選択を選び、自身も常盤木から何か1つ外さなければならないとしたらこれを選ぶとコラムで述べている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/essay-what-you-will-2018-02-05 Essay What You Will]/[https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/20180205 その意図をエッセイに](Making Magic 2018年2月5日 Mark Rosewater著)</ref>。実際、新参の常盤木ということを差し引いても果敢を持つカードの収録枚数は少なく、その上[[イクサラン]]以降果敢を持つカードは1枚も収録されていない。
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*誘発型能力である、複数持つと効果も積み重なる、クリーチャーの[[サイズ]]を変更する、と[[新世界秩序]]における「盤面の複雑さ」を増やす要素が多く、[[Mark Rosewater]]はさまざまな開発チームが果敢を[[セット]]から外す選択を選び、自身も常盤木から何か1つ外さなければならないとしたらこれを選ぶとコラムで述べている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/essay-what-you-will-2018-02-05 Essay What You Will]/[https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/20180205 その意図をエッセイに](Making Magic 2018年2月5日 Mark Rosewater著)</ref>
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**実際、新参の常盤木ということを差し引いても果敢を持つカードの収録枚数は少なく、その上[[イクサラン]]以降果敢を持つ/与えるカードは1枚も収録されていない。これにより、[[ラヴニカのギルド]]発売に伴う[[ローテーション]]で遂に果敢が存在しない[[スタンダード]]が訪れた。特定の常磐木キーワードを扱うカードが1枚も存在していないスタンダードというのは初である。
  
 
==注釈==
 
==注釈==

2018年10月7日 (日) 12:20時点における版

果敢/Prowess
種別 誘発型能力
登場セット 多数
CR CR:702.108

果敢(かかん)/Prowessは、タルキール覇王譚で登場し、マジック・オリジン常磐木キーワードに指定されたキーワード能力クリーチャーが持つ誘発型能力である。


Vedalken Blademaster / ヴィダルケンの刃の達人 (2)(青)
クリーチャー — ヴィダルケン(Vedalken) 兵士(Soldier)

果敢(あなたがクリーチャーでない呪文を1つ唱えるたび、ターン終了時まで、このクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。)

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定義

果敢/Prowessは、「あなたがクリーチャーでない呪文を1つ唱えるたび、ターン終了時まで、このクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。」を意味する。

解説

タルキール覇王譚ブロックにて青赤白ジェスカイ道/The Jeskai Wayに与えられたキーワード能力。その後マジック・オリジンにも収録され、に欠けていた戦闘向きのキーワード能力として常磐木入りする事となった。得意な色はタルキール覇王譚ブロックと同じく青・とされる[1]

  • 呪文を唱える事で誘発するので、呪文を唱え終えた後、プレイヤー優先権を得る前にスタックに置かれ、誘発させた呪文より必ず先に解決される。
  • 常磐木キーワード加入時の戦闘に関わる常磐木キーワードの中では唯一の誘発型能力であり、複数持つとそれだけ効果が重ね掛けになる。
    • そのためか「果敢を与える」効果は存在していない。

その他

  • デザイン初期の名称は中世中国をモチーフとするジェスカイ道に合わせて功夫/kung fuだった[2]が、武士道忍術の反省からどの次元/Planeでも通用する名前に再設定された。
  • 果敢の登場以降、「あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび」が誘発条件の能力が増えている。これらも主に青、赤、白に振り分けられており、果敢のバリエーションと言えるだろう。
  • 誘発型能力である、複数持つと効果も積み重なる、クリーチャーのサイズを変更する、と新世界秩序における「盤面の複雑さ」を増やす要素が多く、Mark Rosewaterはさまざまな開発チームが果敢をセットから外す選択を選び、自身も常盤木から何か1つ外さなければならないとしたらこれを選ぶとコラムで述べている[3]
    • 実際、新参の常盤木ということを差し引いても果敢を持つカードの収録枚数は少なく、その上イクサラン以降果敢を持つ/与えるカードは1枚も収録されていない。これにより、ラヴニカのギルド発売に伴うローテーションで遂に果敢が存在しないスタンダードが訪れた。特定の常磐木キーワードを扱うカードが1枚も存在していないスタンダードというのは初である。

注釈

  1. Evergreen Eggs & Ham/常磐木な日常(Making Magic 2015年6月8日 Mark Rosewater著)
  2. The M Files: Khans of Tarkir, Part 1/Mファイル『タルキール覇王譚』編・パート1(Latest Developments 2014年9月19日 Sam Stoddard著)
  3. Essay What You Will/その意図をエッセイに(Making Magic 2018年2月5日 Mark Rosewater著)

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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