デッキ圧縮

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
6行: 6行:
 
単純に確率の高低で言えば、不要なカードを減らすことは有効カードを引く可能性を高めることにつながる。しかし実際にはその効果は非常に小さく、例えば40枚残っているライブラリーを37枚にしたところで劇的な変化は無い。ライブラリーのカードがそれ一種類ならばまた違うが、通常の[[デッキ]]で特定のカードを引きたいならば[[サーチ]]の方が優れている。
 
単純に確率の高低で言えば、不要なカードを減らすことは有効カードを引く可能性を高めることにつながる。しかし実際にはその効果は非常に小さく、例えば40枚残っているライブラリーを37枚にしたところで劇的な変化は無い。ライブラリーのカードがそれ一種類ならばまた違うが、通常の[[デッキ]]で特定のカードを引きたいならば[[サーチ]]の方が優れている。
  
よほど大幅なものを除き、デッキ圧縮そのものにカードやマナを消費する価値があるとはまず評価されず、基本的に「何かのついで」に行うものと言って良い。かつては[[単色デッキ]]でもデッキ圧縮を目的として[[フェッチランド]]を採用することもしばしばあったが、[[墓地]]を[[肥やす|肥やし]]たり[[渦まく知識/Brainstorm]]によってライブラリーの上にたまった不要カードを[[シャッフル]]したりと言った[[シナジー]]が特に存在しない場合、[[もみ消し/Stifle]]などのリスクの方が高いと判断されて控えられることが多くなった。
+
よほど大幅なものを除き、デッキ圧縮そのものにカードやマナを消費する価値があるとはまず評価されず、基本的に「何かのついで」に行うものと言ってよい。かつては[[単色デッキ]]でもデッキ圧縮を目的として[[フェッチランド]]を採用することもしばしばあったが、[[墓地]]を[[肥やす|肥やし]]たり[[渦まく知識/Brainstorm]]によってライブラリーの上にたまった不要カードを[[切り直す|シャッフル]]して散らしたりと言った[[シナジー]]が特に存在しない場合、[[もみ消し/Stifle]]などのリスクの方が高いと判断されて控えられることが多くなった。
  
 
*[[マナ切り離し/Mana Severance]]や[[運命の操作/Manipulate Fate]]など、完全にデッキ圧縮を目的として作られたカードも存在する。
 
*[[マナ切り離し/Mana Severance]]や[[運命の操作/Manipulate Fate]]など、完全にデッキ圧縮を目的として作られたカードも存在する。

2018年8月30日 (木) 09:30時点における版

デッキ圧縮(Deck-Thinning)とは、ライブラリーの枚数を減らし、必要なカード引く確率を上げる事。「ライブラリー圧縮」や、単に「圧縮」とも呼ばれる。


Rampant Growth / 不屈の自然 (1)(緑)
ソーサリー

あなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探し、そのカードをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。



Opt / 選択 (青)
インスタント

占術1を行う。
カードを1枚引く。


代表的な例は土地サーチなど。に多い1マナ1ドロー呪文を多用する場合も、ゼロックスからデッキ圧縮と言われる。しかし、複数枚ドローとなると具体的なカード・アドバンテージを取る意味の方が強くなる為、デッキ圧縮とは呼ばないことが多い。

単純に確率の高低で言えば、不要なカードを減らすことは有効カードを引く可能性を高めることにつながる。しかし実際にはその効果は非常に小さく、例えば40枚残っているライブラリーを37枚にしたところで劇的な変化は無い。ライブラリーのカードがそれ一種類ならばまた違うが、通常のデッキで特定のカードを引きたいならばサーチの方が優れている。

よほど大幅なものを除き、デッキ圧縮そのものにカードやマナを消費する価値があるとはまず評価されず、基本的に「何かのついで」に行うものと言ってよい。かつては単色デッキでもデッキ圧縮を目的としてフェッチランドを採用することもしばしばあったが、墓地肥やしたり渦まく知識/Brainstormによってライブラリーの上にたまった不要カードをシャッフルして散らしたりと言ったシナジーが特に存在しない場合、もみ消し/Stifleなどのリスクの方が高いと判断されて控えられることが多くなった。

参考

MOBILE