闇の取り引き/Dark Bargain
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
5行: | 5行: | ||
[[ライブラリー]]を3枚掘り進めながら質の高い手札を得られる[[インスタント]]であり、登場時点の[[スタンダード]]で使われている[[天才の片鱗/Glimmer of Genius]]と比較しても遜色のない性能。[[墓地]]を[[肥やす|肥やせる]]点も様々なカードと[[シナジー]]を形成でき、[[青]]を使わない[[コントロール (デッキ)|コントロール]]を組むなら一考に値する良[[コモン]]。 | [[ライブラリー]]を3枚掘り進めながら質の高い手札を得られる[[インスタント]]であり、登場時点の[[スタンダード]]で使われている[[天才の片鱗/Glimmer of Genius]]と比較しても遜色のない性能。[[墓地]]を[[肥やす|肥やせる]]点も様々なカードと[[シナジー]]を形成でき、[[青]]を使わない[[コントロール (デッキ)|コントロール]]を組むなら一考に値する良[[コモン]]。 | ||
− | + | [[リミテッド]]では、4マナとやや[[重い|重め]]ながらも[[カード・アドバンテージ]]を得られる呪文であり有用。特に[[除去]]や[[フィニッシャー]]が少ないデッキでは、それらを探し当てる助けになる。[[菌類の勢力範囲/Fungal Plots]]や[[ウルザの秘本/Urza's Tome]]など、墓地に落としたカードを利用できる構成にできればなお良い。 | |
==ストーリー== | ==ストーリー== |
2018年4月29日 (日) 17:30時点における版
Dark Bargain / 闇の取り引き (3)(黒)
インスタント
インスタント
あなたのライブラリーの一番上からカードを3枚見る。そのうち2枚をあなたの手札に加え、他をあなたの墓地に置く。闇の取り引きはあなたに2点のダメージを与える。
黒によくあるライフを犠牲に手札を増やす呪文。過去のカードでは苦々しい天啓/Bitter Revelationに近い。
ライブラリーを3枚掘り進めながら質の高い手札を得られるインスタントであり、登場時点のスタンダードで使われている天才の片鱗/Glimmer of Geniusと比較しても遜色のない性能。墓地を肥やせる点も様々なカードとシナジーを形成でき、青を使わないコントロールを組むなら一考に値する良コモン。
リミテッドでは、4マナとやや重めながらもカード・アドバンテージを得られる呪文であり有用。特に除去やフィニッシャーが少ないデッキでは、それらを探し当てる助けになる。菌類の勢力範囲/Fungal Plotsやウルザの秘本/Urza's Tomeなど、墓地に落としたカードを利用できる構成にできればなお良い。
ストーリー
イラストとフレイバー・テキストには、アーボーグ/Urborgの沼の精霊が、怪しげな品物を陰謀団/The Cabalの騎士に売り付ける場面が描かれている。マジックの黒における「取り引き/Bargain」というと邪悪な存在との契約・取引を想像するが、この場合は本当に「バーゲンセール」のような意味のようだ。
- ドミナリアのリードアートディレクターのMark Wintersは、危険で不気味なものはチャーミングでもあるというアイディアを、マイク・ミニョーラや宮崎駿の要素を混ぜて黒のフレーバーに与えたかったと語っている[1]。
- フレイバー・テキストに書かれた名前はどちらもアーボーグの高名なリッチ/Lichである。時のらせん時代のキャラクターのラタドラビック/Ratadrabikはともかく、ネビニラル/Nevinyrralに至っては氷河期以前のキャラクターであり、その遺物が残っているとは考えにくい。本物か疑わしい商品を熱心なセールストークで売りつけようとする姿は商魂逞しく、買い物をしている黒騎士の姿もなんだかシュールである。
- 闇取引/Dark Dealという非常に似た名前のカードが存在する。そちらはちゃんと(?)悪魔との取引が描かれている。(イラスト)
「大ラタドラビックの膿疱がある。安くしとくよ。だめかい?じゃあ、ネビニラルの屍骸粉液ならいいだろう。本物だよ!」
参考
- ↑ [PV]Access Magic :『ドミナリア』第1話(動画 Youtubeマジック:ザ・ギャザリング公式チャンネル)