拡張

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宿主に拡張を持つカードが結合したら、拡張を持つカードを宿主カードの[[イラスト]]の金属棒の左側に置く。宿主カードの左側の隠された部分の[[特性]]は無視され、それらは新しいカード名、[[色]]、[[クリーチャー・タイプ]]、[[P/T]]、[[文章欄]]などの特性を持ち、[[合体カード]]のように1つの[[オブジェクト]]として扱われる。合体カードとの違いは宿主と拡張の組み合わせが自由なこと。さらに文章欄が混ざることで、宿主の持つ[[CIP]][[能力]]の[[効果]]と拡張カードの持つ[[誘発条件]](あるいは[[起動コスト]]) が組み合わさって全く新たな能力になる。
 
宿主に拡張を持つカードが結合したら、拡張を持つカードを宿主カードの[[イラスト]]の金属棒の左側に置く。宿主カードの左側の隠された部分の[[特性]]は無視され、それらは新しいカード名、[[色]]、[[クリーチャー・タイプ]]、[[P/T]]、[[文章欄]]などの特性を持ち、[[合体カード]]のように1つの[[オブジェクト]]として扱われる。合体カードとの違いは宿主と拡張の組み合わせが自由なこと。さらに文章欄が混ざることで、宿主の持つ[[CIP]][[能力]]の[[効果]]と拡張カードの持つ[[誘発条件]](あるいは[[起動コスト]]) が組み合わさって全く新たな能力になる。
  
Unstableでは全色と[[アーティファクト・クリーチャー]]に存在するが、特に[[白]]と[[緑]]に多く[[緑白]]の白交配研究所/Crossbreed Labsは宿主と拡張をサポートするカードを多く持つ。宿主が19枚、拡張を持つカードが13枚存在するので、その組み合わせは247種類になる。
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Unstableでは全色と[[アーティファクト・クリーチャー]]に存在するが、特に[[白]]と[[緑]]に多く[[緑白]]の[[交配研究所/Crossbreed Labs]]は宿主と拡張をサポートするカードを多く持つ。宿主が19枚、拡張を持つカードが13枚存在するので、その組み合わせは247種類になる。
  
 
==ルール==
 
==ルール==

2017年12月20日 (水) 12:35時点における版

拡張/Augment
種別 起動型能力
登場セット Unstable
CR CR:-

拡張(かくちょう)/Augmentは、ジョーク・セットUnstableで登場したキーワード能力。これを持つカードプレイヤー手札にあるときにのみ機能する起動型能力である。


Adorable Kitten (白)
宿主 クリーチャー — 猫(Cat)

1/1


Monkey-
クリーチャー — 猿(Monkey)

+2/+2

定義

拡張[コスト]/Augment [cost]は、「[コスト], あなた手札からこのカードを公開する:宿主1つを対象とし、これをそれに結合(Combine)させる。拡張はソーサリーとしてのみプレイできる。」を意味する。

解説

動物の上半身を下半身を組み合わせる絵合わせ遊びのようなメカニズム。拡張を持つカードは特殊なレイアウトになっており、カードの右側に枠/Borderが無く、カード名タイプ行は右側に寄せて描かれエキスパンション・シンボルも左側に存在している(イラスト)。

宿主に拡張を持つカードが結合したら、拡張を持つカードを宿主カードのイラストの金属棒の左側に置く。宿主カードの左側の隠された部分の特性は無視され、それらは新しいカード名、クリーチャー・タイプP/T文章欄などの特性を持ち、合体カードのように1つのオブジェクトとして扱われる。合体カードとの違いは宿主と拡張の組み合わせが自由なこと。さらに文章欄が混ざることで、宿主の持つCIP能力効果と拡張カードの持つ誘発条件(あるいは起動コスト) が組み合わさって全く新たな能力になる。

Unstableでは全色とアーティファクト・クリーチャーに存在するが、特にに多く緑白交配研究所/Crossbreed Labsは宿主と拡張をサポートするカードを多く持つ。宿主が19枚、拡張を持つカードが13枚存在するので、その組み合わせは247種類になる。

ルール

拡張を持つカード

  • 拡張を持つカードは、マナ・コストの無いカードである。それの点数で見たマナ・コストは0であり、単独での色は色指標によって定義される。
  • クリーチャー・カードではあるため、クリーチャー・カードを探す効果で持ってきたり、クリーチャー・カードを手札から捨てるコストとして使用できる。
  • 拡張を持つカードが何らかの理由で単独で戦場に出てしまった場合、それは状況起因処理によって墓地に置かれる。

拡張能力

  • 拡張の解決時に対象戦場を離れたり、宿主でなくなっていたりした場合、拡張を持つカードは手札に残る。
  • 1枚の宿主に、複数の拡張を持つカードを結合させることはできない。また、結合したカードは宿主の部分が隠されて宿主でなくなっているため、拡張の対象として不適正になる。
  • 対戦相手コントロールする宿主に結合させることもできる。それによってコントロールを奪うことはできないと思われる。
  • 宿主のコピーになっている元が宿主でないクリーチャーに拡張で結合させることはできるが、コピー効果が終了しておかしなことになった時点で結合は解かれ拡張を持つカードは墓地に置かれる[2]
  • 拡張によって拡張を持つカードが戦場の宿主カードに付くことは、クリーチャーが戦場に出るイベントとして扱われ、誘発型能力を誘発させたりする。これについてルール・マネージャーであるEli Shffrnのコメントと異なるが、アン・ルールマネージャーであるMark Rosewaterに従うべきだろう[3][4]

結合したクリーチャー

  • 結合した宿主と拡張を持つカードによるオブジェクトは、見えている部分を組み合わせた新たな特性を持つ1つのパーマネントとして扱われる。
    • マナ・コストと色指標を同時に持つ場合の色の定義は総合ルールには書かれていないが、UnstableFAQによればそれぞれの色を両方持つ。
    • 宿主側のコレクター番号は隠されてしまうため、拡張側のコレクター番号を1つ持つ[5]
  • 宿主をあなたがあなたの最新のターンの開始時からコントロールしていた場合、それは召喚酔いにならない[6]
  • 結合したクリーチャーが戦場を離れる場合、1つのパーマネントが戦場を離れ、2枚のカードが該当する領域に置かれる。ただし明滅効果などが結合したクリーチャーを戦場から離してもとに戻そうとする場合、それらは結合した状態で戦場に出る。結合しているので、宿主側の「このクリーチャーが戦場に出るたび」の誘発条件で能力が誘発することはない[7][8]
  • 裏向きになった場合、両方とも裏向きにされ1体の横幅の広い2/2のクリーチャーになる[9]

注釈

  1. Mark RosewaterのBlog
  2. Mark RosewaterのBlog
  3. ルール・マネージャーEli ShffrnのTwitter
  4. Mark RosewaterのBlog
  5. Mark RosewaterのBlog
  6. Mark RosewaterのBlog
  7. Mark RosewaterのBlog
  8. Mark RosewaterのBlog
  9. Mark RosewaterのBlog

参考

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