焚書/Book Burning
提供:MTG Wiki
3行: | 3行: | ||
[[赤]]にして[[ライブラリー破壊]]を行う[[懲罰者カード]]。 | [[赤]]にして[[ライブラリー破壊]]を行う[[懲罰者カード]]。 | ||
− | 実際の用途としては、[[対戦相手]]に撃つのではなく、[[あなた|自分]]を[[対象]]に撃つことが主である。なぜならばこれによって2[[ターン]]目から速やかに[[スレッショルド]]を達成することができ、対戦相手にしてみれば序盤から[[熊人間/Werebear|熊]]や[[ワームの咆哮/Roar of the Wurm|ワーム]]に殴られるのは怖いが、2[[マナ]]6点[[火力]]を自ら望んで喰らうのもと悩むことになるからである。同時期には[[フラッシュバック]]や[[渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer]]、[[集中砲火/Flame Burst]] | + | 実際の用途としては、[[対戦相手]]に撃つのではなく、[[あなた|自分]]を[[対象]]に撃つことが主である。なぜならばこれによって2[[ターン]]目から速やかに[[スレッショルド]]を達成することができ、対戦相手にしてみれば序盤から[[熊人間/Werebear|熊]]や[[ワームの咆哮/Roar of the Wurm|ワーム]]に殴られるのは怖いが、2[[マナ]]6点[[火力]]を自ら望んで喰らうのもと悩むことになるからである。同時期には[[フラッシュバック]]や[[渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer]]、[[集中砲火/Flame Burst]]など、[[墓地肥やし]]の相方が豊富だった。 |
[[ライブラリー]]が少ない[[リミテッド]]では、相手に撃つ事も十分考えられる。[[ゲーム]]が長引いているなら決定打になり得るだろう。 | [[ライブラリー]]が少ない[[リミテッド]]では、相手に撃つ事も十分考えられる。[[ゲーム]]が長引いているなら決定打になり得るだろう。 |
2017年10月11日 (水) 12:49時点における版
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。どのプレイヤーも「焚書は自分に6点のダメージを与える。」を選んでよい。誰もそうしなかったなら、そのプレイヤーは、カードを6枚切削する。
実際の用途としては、対戦相手に撃つのではなく、自分を対象に撃つことが主である。なぜならばこれによって2ターン目から速やかにスレッショルドを達成することができ、対戦相手にしてみれば序盤から熊やワームに殴られるのは怖いが、2マナ6点火力を自ら望んで喰らうのもと悩むことになるからである。同時期にはフラッシュバックや渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer、集中砲火/Flame Burstなど、墓地肥やしの相方が豊富だった。
ライブラリーが少ないリミテッドでは、相手に撃つ事も十分考えられる。ゲームが長引いているなら決定打になり得るだろう。
- 読みは「ふんしょ」。字の如く書物を焼却する行為を指すが「焚書」と言う場合は普通、政府等が組織的に行うものをいう。秦の始皇帝の焚書坑儒や、ナチス・ドイツが行ったものが有名。
旧オラクル
現在のオラクルは初出時から変更されており、分かりやすい書式に改められている。機能的な変更はないが、印刷時の日本語版のルール文章はやや分かりにくく混乱を招きやすかった。
旧オラクル
Book Burning / 焚書 (1)(赤)ソーサリー
対象のプレイヤー1人は、いずれかのプレイヤーが「焚書はそのプレイヤーに6点のダメージを与える」ことを選ばないかぎり、そのプレイヤーのライブラリーのカードを一番上から6枚、自分の墓地に置く。
ルール文章中には「そのプレイヤー」という表記が二つあり、それぞれ指しているプレイヤーが違うので注意。「焚書はそのプレイヤーに6点のダメージを与える」の「そのプレイヤー」は、その直前に書いてある「いずれかのプレイヤー」のことである。「そのプレイヤーのライブラリーのカードを一番上から6枚、自分の墓地に置く」の「そのプレイヤー」は、対象になっているプレイヤーのことである。
- 懲罰者カードの項も参照。
また、英語版では改行の仕方のせいで「プレイヤーが焚書を持っていなければ、6ダメージを与えた上にライブラリーを6枚削る」と間違えて読まれた事がある。
参考
- Make No Mistake(Making Magic 2003年11月10日) - その17
- M:tGやっちまった小咄集(個人サイト「Braingeyser」、上の記事の和訳)
- 懲罰者カード
- カード名国語辞典
- カード個別評価:ジャッジメント - コモン