自然に仕える者、ニッサ/Nissa, Steward of Elements
提供:MTG Wiki
細 |
|||
18行: | 18行: | ||
このカードは、デザイン空間の枯渇を防ぐために何年間も温存されていた「マナ・コストにXを含むプレインズウォーカー」である。大きなXで唱えることに「マイナス能力を使える回数を増やす」以外の意味があるようにしたかったが、[[起動コスト]]にもXを用いると混乱を招くため、2番目の能力は忠誠カウンターの数を参照するものになった。奥義はニッサのフレイバーに沿った土地のクリーチャー化となり、1番目の能力は2番目の能力とシナジーを持つ[[ライブラリー操作]]となった<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/amonkhet-talking-part-3-2017-05-08 Amonkhet Talking, Part 3]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0018747/ 『アモンケット』語り その3](Making Magic [[2017年]]5月8日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 | このカードは、デザイン空間の枯渇を防ぐために何年間も温存されていた「マナ・コストにXを含むプレインズウォーカー」である。大きなXで唱えることに「マイナス能力を使える回数を増やす」以外の意味があるようにしたかったが、[[起動コスト]]にもXを用いると混乱を招くため、2番目の能力は忠誠カウンターの数を参照するものになった。奥義はニッサのフレイバーに沿った土地のクリーチャー化となり、1番目の能力は2番目の能力とシナジーを持つ[[ライブラリー操作]]となった<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/amonkhet-talking-part-3-2017-05-08 Amonkhet Talking, Part 3]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0018747/ 『アモンケット』語り その3](Making Magic [[2017年]]5月8日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 | ||
− | また、奥義は当初5つの土地を2/2にする能力だったが、[[ローテーション]]の変更により[[森の代言者/Sylvan Advocate]]と[[スタンダード]]で共存することになり、この2枚の組み合わせで20点[[クロック]]を作れてしまうことが問題視され、2つの土地を5/5にするよう変更された<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/m-files-amonkhet-part-2-2017-05-12 M-Files: Amonkhet, Part 2](Latest Developments 2017年5月12日 [[Sam Stoddard]]著)</ref>。 | + | また、奥義は当初5つの土地を2/2にする能力だったが、[[ローテーション]]の変更により[[森の代言者/Sylvan Advocate]]と[[スタンダード]]で共存することになり、この2枚の組み合わせで20点[[クロック]]を作れてしまうことが問題視され、2つの土地を5/5にするよう変更された<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/m-files-amonkhet-part-2-2017-05-12 M-Files: Amonkhet, Part 2]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0018870/ Mファイル『アモンケット』編・パート2](Latest Developments 2017年5月12日 [[Sam Stoddard]]著)</ref>。 |
==関連カード== | ==関連カード== |
2017年5月23日 (火) 01:46時点における版
伝説のプレインズウォーカー — ニッサ(Nissa)
[+2]:占術2を行う。
[0]:あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。それが土地カードであるか、マナ総量が自然に仕える者、ニッサの上に置かれている忠誠(loyalty)カウンターの総数以下であるクリーチャー・カードであるなら、あなたはそのカードを戦場に出してもよい。
[-6]:あなたがコントロールする土地最大2つを対象とし、それらをアンタップする。ターン終了時まで、それらは飛行と速攻を持つ5/5のエレメンタル(Elemental)・クリーチャーになる。それらは土地でもある。
アモンケットで登場した緑青のニッサ。忠誠度能力は占術、ライブラリーの一番上のカードの展開、土地のクリーチャー化。マナ・コストと初期忠誠度にXを含む初のプレインズウォーカーである。
このカード「自然に仕える者、ニッサ/Nissa, Steward of Elements」はまだカード個別の評価が行われていません。評価の執筆をして下さる方を求めています。
|
ルール
- マナ・コストと忠誠度
- X=0で唱えることもできる。その場合、ギデオンの誓い/Oath of Gideonなどの置換効果が存在しない限り、ニッサは忠誠度が0の状態で戦場に出ることとなり、忠誠度能力を起動できるようになる前に状況起因処理で墓地に置かれる。
- 何らかの効果でニッサが唱えられることなく戦場に出る場合、Xの値は未定義値のルール(CR:107.2)により0となる。
- ±0能力
- 見たカードが条件を満たしていないか、もしくはあなたが戦場に出さないことを選んだ場合、それはライブラリーの一番上に残る。
- 忠誠カウンターの数は能力の解決時に数える。一度解決に入ったなら、解決が完了するまで、どのプレイヤーもニッサの忠誠度を変えることはできない。
- 能力の解決前にニッサが戦場を離れた場合、忠誠カウンターの数は戦場における最後の情報を参照する。特に、それが忠誠度以上のダメージを与えられることで墓地に置かれていたのなら、戦場における最後の忠誠カウンターの数は0である。
開発秘話
このカードは、デザイン空間の枯渇を防ぐために何年間も温存されていた「マナ・コストにXを含むプレインズウォーカー」である。大きなXで唱えることに「マイナス能力を使える回数を増やす」以外の意味があるようにしたかったが、起動コストにもXを用いると混乱を招くため、2番目の能力は忠誠カウンターの数を参照するものになった。奥義はニッサのフレイバーに沿った土地のクリーチャー化となり、1番目の能力は2番目の能力とシナジーを持つライブラリー操作となった[1]。
また、奥義は当初5つの土地を2/2にする能力だったが、ローテーションの変更により森の代言者/Sylvan Advocateとスタンダードで共存することになり、この2枚の組み合わせで20点クロックを作れてしまうことが問題視され、2つの土地を5/5にするよう変更された[2]。
関連カード
- ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane
- 世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwaker
- 巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer - 精霊信者の賢人、ニッサ/Nissa, Sage Animist
- ゼンディカーの代弁者、ニッサ/Nissa, Voice of Zendikar
- 生命の力、ニッサ/Nissa, Vital Force
- 自然の職工、ニッサ/Nissa, Nature's Artisan
- 自然に仕える者、ニッサ/Nissa, Steward of Elements
- 創造の魔道士、ニッサ/Nissa, Genesis Mage
- 世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World
- 影さす太枝のニッサ/Nissa of Shadowed Boughs
- 向上した精霊信者、ニッサ/Nissa, Ascended Animist
- 復活した精霊信者、ニッサ/Nissa, Resurgent Animist
ストーリー
ニコル・ボーラス/Nicol Bolasの陰謀を阻止するため、ゲートウォッチ/The Gatewatchの仲間たちとともにアモンケット/Amonkhetにやって来たニッサ/Nissa。苦しむ次元/Planeの魂との交信、そして壁の象形文字の記述から、ボーラスがこの次元の文化や環境を自らの望む形に作り変えてしまったことを突き止める。
詳細はニッサ・レヴェイン/Nissa Revane (ストーリー)を参照。
- 色に青が加わったのは、カラデシュ/Kaladeshで過ごした日々の中で、内省的な考え方を身につけたため[3]。
脚注
- ↑ Amonkhet Talking, Part 3/『アモンケット』語り その3(Making Magic 2017年5月8日 Mark Rosewater著)
- ↑ M-Files: Amonkhet, Part 2/Mファイル『アモンケット』編・パート2(Latest Developments 2017年5月12日 Sam Stoddard著)
- ↑ Twitter(Alison Luhrs)
参考
- X Factor: Planeswalker Edition/Xファクター:プレインズウォーカー編(Feature 2017年4月11日 Luis Scott-Vargas著)
- マナ・コストにXを含むカード一覧
- カード個別評価:アモンケット - 神話レア