エラーカード
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'''エラーカード'''(''Error Card/Misprint'')とは、正規の印刷に対し、誤った印刷をされた[[カード]]のことである。 | '''エラーカード'''(''Error Card/Misprint'')とは、正規の印刷に対し、誤った印刷をされた[[カード]]のことである。 | ||
+ | ==解説== | ||
印刷機の不具合等により偶然生じたものと、[[誤植]]により生じたものとがある。白黒で印刷されていたり、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]とは別のカードが印刷されていたりとバリエーションは様々である。また、カードによっては[[コレクション]]的価値が上乗せされて[[シングルカード]]価格が跳ね上がることもある。 | 印刷機の不具合等により偶然生じたものと、[[誤植]]により生じたものとがある。白黒で印刷されていたり、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]とは別のカードが印刷されていたりとバリエーションは様々である。また、カードによっては[[コレクション]]的価値が上乗せされて[[シングルカード]]価格が跳ね上がることもある。 | ||
[[フォールン・エンパイア]]や、[[ホームランド]]に特に多いと言われる。 | [[フォールン・エンパイア]]や、[[ホームランド]]に特に多いと言われる。 | ||
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<!-- -[[The Ultimate Nightmare of Wizards of the Coast Customer Service]]はエラーカードではない。 | <!-- -[[The Ultimate Nightmare of Wizards of the Coast Customer Service]]はエラーカードではない。 | ||
-[[Topsy Turvy]]はエラーカードではない(意図的に上下逆に印刷されている)。 --> | -[[Topsy Turvy]]はエラーカードではない(意図的に上下逆に印刷されている)。 --> | ||
*それ以外にも、[[アングルード]]系にはエラーカード並みのぶっ飛んだデザインが多いが、決して誤植やエラーではないので注意。 | *それ以外にも、[[アングルード]]系にはエラーカード並みのぶっ飛んだデザインが多いが、決して誤植やエラーではないので注意。 | ||
− | * | + | *印刷ミスの他、四隅が丸くカットされていない、カードが別な位置で切断されている等のカットミスも存在する。 |
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+ | ==有名なエラーカード== | ||
+ | 以下は厳密には誤植であるが、特に顕著な誤りであるためエラーカードとして広く知られているカードの一例である。 | ||
+ | *日本語版の[[呪われた巻物/Cursed Scroll]](初版は[[起動コスト]]が2[[マナ]]) | ||
+ | *ドイツ語版の[[森/Forest]]([[絵|イラスト]]が[[平地/Plains]]になっている) | ||
+ | *沼ルトン(ドイツ語版[[リバイズド]]における、イラストが[[沼/Swamp]]の[[蠢く骸骨/Drudge Skeletons]]) | ||
+ | *セラメンタル(スペイン語版[[第4版]][[黒枠]]における、イラストが[[時の精霊/Time Elemental]]の[[セラの天使/Serra Angel]]) | ||
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+ | ===サマーマジック=== | ||
+ | [[サマーマジック]]のカードの中にも誤植があるが、存在数が極めて少ないため、特に法外な値段が付いている。 | ||
+ | *もっとも価値の高いエラーカードは、[[レア]]である上にリバイズドとイラストが違うサマーマジックの[[Serendib Efreet]]である。 | ||
+ | *もっとも有名なエラーカードは[[ブルーハリケーン]]だろう。 | ||
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+ | サマーマジックは本来廃棄される予定だったものであり、その存在自体がエラーとも言える。詳細な経緯は、[[サマーマジック]]の項を参照。 | ||
==参考== | ==参考== |
2015年8月2日 (日) 13:25時点における版
エラーカード(Error Card/Misprint)とは、正規の印刷に対し、誤った印刷をされたカードのことである。
目次 |
解説
印刷機の不具合等により偶然生じたものと、誤植により生じたものとがある。白黒で印刷されていたり、マジックとは別のカードが印刷されていたりとバリエーションは様々である。また、カードによってはコレクション的価値が上乗せされてシングルカード価格が跳ね上がることもある。
フォールン・エンパイアや、ホームランドに特に多いと言われる。
- 分割カードや反転カード、両面カードはエラーカードではない。
- それ以外にも、アングルード系にはエラーカード並みのぶっ飛んだデザインが多いが、決して誤植やエラーではないので注意。
- 印刷ミスの他、四隅が丸くカットされていない、カードが別な位置で切断されている等のカットミスも存在する。
有名なエラーカード
以下は厳密には誤植であるが、特に顕著な誤りであるためエラーカードとして広く知られているカードの一例である。
- 日本語版の呪われた巻物/Cursed Scroll(初版は起動コストが2マナ)
- ドイツ語版の森/Forest(イラストが平地/Plainsになっている)
- 沼ルトン(ドイツ語版リバイズドにおける、イラストが沼/Swampの蠢く骸骨/Drudge Skeletons)
- セラメンタル(スペイン語版第4版黒枠における、イラストが時の精霊/Time Elementalのセラの天使/Serra Angel)
サマーマジック
サマーマジックのカードの中にも誤植があるが、存在数が極めて少ないため、特に法外な値段が付いている。
- もっとも価値の高いエラーカードは、レアである上にリバイズドとイラストが違うサマーマジックのSerendib Efreetである。
- もっとも有名なエラーカードはブルーハリケーンだろう。
サマーマジックは本来廃棄される予定だったものであり、その存在自体がエラーとも言える。詳細な経緯は、サマーマジックの項を参照。