激動/Upheaval
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*青の中でも非常に強烈なリセット呪文であったが、のちの[[神河謀叛]]で本当の意味で全てをリセットする[[星の揺らぎ/Sway of the Stars]]が現れた。しかし激動の反省を踏まえているのか10マナと重い。 | *青の中でも非常に強烈なリセット呪文であったが、のちの[[神河謀叛]]で本当の意味で全てをリセットする[[星の揺らぎ/Sway of the Stars]]が現れた。しかし激動の反省を踏まえているのか10マナと重い。 | ||
− | *同じく土地を含む広範囲のリセットに、[[赤]]の[[ジョークルホープス/Jokulhaups]]やその亜種がある。[[エンチャント]]や[[ | + | *同じく土地を含む広範囲のリセットに、[[赤]]の[[ジョークルホープス/Jokulhaups]]やその亜種がある。[[エンチャント]]や[[破壊不能]]持ち[[パーマネント]]にも有効な分、激動の方が範囲は広い。 |
*全体[[バウンス]]後の[[クリンナップ・ステップ]]で手札を[[捨てる|捨て]]たくないと言う方は[[呪文書/Spellbook]]をどうぞ。 | *全体[[バウンス]]後の[[クリンナップ・ステップ]]で手札を[[捨てる|捨て]]たくないと言う方は[[呪文書/Spellbook]]をどうぞ。 | ||
*あまりに大量のカードを手札に戻すため、[[唱える|唱えた]]これも一緒に手札に戻してしまうミスが時々起こるので注意したい。[[#参考]]にあるコラム中の「Bad Play of the Week」を参照。 | *あまりに大量のカードを手札に戻すため、[[唱える|唱えた]]これも一緒に手札に戻してしまうミスが時々起こるので注意したい。[[#参考]]にあるコラム中の「Bad Play of the Week」を参照。 | ||
− | 再展開が容易な[[エンドカード]]であることから、[[統率者戦]] | + | 再展開が容易な[[エンドカード]]であることから、[[統率者戦]]では最初から[[禁止カード]]に指定されている。[[2005年]]9月23日より[[プリズマティック]]で、[[2008年]]3月26日より[[シングルトン|100カード・シングルトン]]で禁止カードに指定されたが、それぞれ2008年12月10日、[[2009年]]4月29日より禁止が解除された。 |
==開発秘話== | ==開発秘話== |
2015年6月15日 (月) 05:02時点における版
全パーマネントを手札に戻す、豪快なバウンス・リセット呪文。ゲームぎゃざ誌でついた評価が「戻しすぎ」。
最初はそのマナ・コストの重さとソーサリーであることからあまり注目されず、カスレア扱いだった。しかし、他のリセットと異なり、パーマネントを破壊するのではなく手札に戻すため、マナを浮かせて唱えればそれ以前の手札の状態に関係なく自分のパーマネントをすぐに再展開することができる。
また、手札が一時的に爆発的に増えるため、手札をリソースとするゾンビの横行/Zombie Infestationやサイカトグ/Psychatogとの抜群の相性の良さを示し、トップレアの一角となった(→ゾンビ激動、激動サイカトグ)。スレッショルドとの相性も良い(→8Man)。
エクステンデッドでは金属細工師/Metalworkerによる大量マナをベースにティンカーなどで使用された。
- 俗に「『すべての〜』と書かれているカードは危険である」と言われる、その事実を証明するカードの1枚と言えるだろう。
- 青の中でも非常に強烈なリセット呪文であったが、のちの神河謀叛で本当の意味で全てをリセットする星の揺らぎ/Sway of the Starsが現れた。しかし激動の反省を踏まえているのか10マナと重い。
- 同じく土地を含む広範囲のリセットに、赤のジョークルホープス/Jokulhaupsやその亜種がある。エンチャントや破壊不能持ちパーマネントにも有効な分、激動の方が範囲は広い。
- 全体バウンス後のクリンナップ・ステップで手札を捨てたくないと言う方は呪文書/Spellbookをどうぞ。
- あまりに大量のカードを手札に戻すため、唱えたこれも一緒に手札に戻してしまうミスが時々起こるので注意したい。#参考にあるコラム中の「Bad Play of the Week」を参照。
再展開が容易なエンドカードであることから、統率者戦では最初から禁止カードに指定されている。2005年9月23日よりプリズマティックで、2008年3月26日より100カード・シングルトンで禁止カードに指定されたが、それぞれ2008年12月10日、2009年4月29日より禁止が解除された。
開発秘話
このカードのイラストは、もともと恐ろしい死/Ghastly Demiseのために用意された物だった。墓地にあるカードの枚数を参照するクリーチャー除去なので「舞い上がった大地がクリーチャーを殺す」というコンセプトで描かれたのだが、できたイラストがあまりにもダイナミックだったため、より効果が派手な激動に使われることになった。(→"What If?" with Odyssey art II参照)