真鍮爪のオーク/Brassclaw Orcs
提供:MTG Wiki
(トーク) |
(整形(目次非表示&ストーリー部修整)) |
||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Brassclaw Orcs}} | {{#card:Brassclaw Orcs}} | ||
− | + | __NOTOC__ | |
典型的な、[[攻撃]]用[[クリーチャー]]。 | 典型的な、[[攻撃]]用[[クリーチャー]]。 | ||
一応[[ブロック]]もできるが、それはパワー1の(これ自身が倒されないような)相手だけに限られる。 | 一応[[ブロック]]もできるが、それはパワー1の(これ自身が倒されないような)相手だけに限られる。 | ||
要は、[[チャンプブロック]]には使えないということ。 | 要は、[[チャンプブロック]]には使えないということ。 | ||
− | + | 単に「ブロックに参加できない」に比べればまだ緩いデメリットである。 | |
[[赤]]の[[ビートダウン]]系デッキなら、選択の余地もないことはないカードではあったが、赤の3[[マナ]]帯には[[ボール・ライトニング/Ball Lightning]]などの優秀クリーチャーも多く、なかなか厳しいところではある。 | [[赤]]の[[ビートダウン]]系デッキなら、選択の余地もないことはないカードではあったが、赤の3[[マナ]]帯には[[ボール・ライトニング/Ball Lightning]]などの優秀クリーチャーも多く、なかなか厳しいところではある。 | ||
12行: | 12行: | ||
*[[カード個別評価:5版(5th)]] | *[[カード個別評価:5版(5th)]] | ||
− | + | ==ストーリ−== | |
− | =真鍮爪のオーク/Brassclaw | + | '''真鍮爪のオーク/Brassclaw Orcs'''は[[フォールン・エンパイア|暗黒時代]]の[[サーペイディア/Sarpadia]]大陸に住む[[オーク]]族。 |
− | + | ||
− | [[フォールン・エンパイア|暗黒時代]]の[[サーペイディア/Sarpadia]]大陸に住む[[オーク]]族。 | + | |
巨大な真鍮製の爪を手に装備しているが、この爪の武器としての評価は低かった。 | 巨大な真鍮製の爪を手に装備しているが、この爪の武器としての評価は低かった。 | ||
オークの例に漏れず、総じて臆病だが、[[Orcish Veteran|戦争でその臆病さを克服する者]]たちもいた。 | オークの例に漏れず、総じて臆病だが、[[Orcish Veteran|戦争でその臆病さを克服する者]]たちもいた。 | ||
21行: | 19行: | ||
[[アイケイシア/Icatia]]との国境では常に小競り合いを起こしているが、帝国の脅威とみなされるほどの勢力ではなかった。 | [[アイケイシア/Icatia]]との国境では常に小競り合いを起こしているが、帝国の脅威とみなされるほどの勢力ではなかった。 | ||
− | 同じ地方に住むゴブリンとは仲が悪く協力することはなかったが、[[ | + | 同じ地方に住むゴブリンとは仲が悪く協力することはなかったが、[[リーオッド・ダイ/Reod Dai]]の提案と資金提供(あるいは賄賂)を受けてゴブリンと同盟を結び、アイケイシア国境で紛争を活発化させる。リーオッドの軍事訓練で鍛え上げられ、新たな武器([[Goblin Kites#ストーリー|ゴブリンの凧]]、[[Goblin Grenade#ストーリー|卵]]、[[ゴブリン・ウォー・ドラム/Goblin War Drums#ストーリー|戦太鼓]])を手に入れたオーク・ゴブリン同盟は次第に強大な軍隊へと姿を変えていった。 |
しかし、リーオッドとの接触が途絶えてからは、オーク・ゴブリンの同盟軍はアイケイシアよりも戦い易いドワーフの都市群を標的に定める。[[Kalitas|Kalitas(カリタス)]]などの街や小さな集落を次々に攻め落とし、[[Gurn Keep|Gurn Keep(ガーン砦)]]に押し寄せた有象無象のオーク・ゴブリンの大群はこのドワーフ最後の[[ドワーフの砦/Dwarven Hold|砦]]すら陥落させてしまった。 | しかし、リーオッドとの接触が途絶えてからは、オーク・ゴブリンの同盟軍はアイケイシアよりも戦い易いドワーフの都市群を標的に定める。[[Kalitas|Kalitas(カリタス)]]などの街や小さな集落を次々に攻め落とし、[[Gurn Keep|Gurn Keep(ガーン砦)]]に押し寄せた有象無象のオーク・ゴブリンの大群はこのドワーフ最後の[[ドワーフの砦/Dwarven Hold|砦]]すら陥落させてしまった。 | ||
28行: | 26行: | ||
サーペイディアには真鍮爪族の他に、[[鉄爪のオーク/Ironclaw Orcs|鉄爪族]]や氷爪族(iceclaws)が存在する。 | サーペイディアには真鍮爪族の他に、[[鉄爪のオーク/Ironclaw Orcs|鉄爪族]]や氷爪族(iceclaws)が存在する。 | ||
− | [[スラル# | + | [[スラル#ストーリー|スラル/thrull]]が溢れかえった、近代サーペイディア大陸に生き残っている、なかなかしぶとい種族である。 |
− | ==参考== | + | ===参考=== |
*[[フォールン・エンパイア]] | *[[フォールン・エンパイア]] | ||
*[[サーペイディア/Sarpadia]] | *[[サーペイディア/Sarpadia]] | ||
*[[And Peace Shall Sleep]](小説) | *[[And Peace Shall Sleep]](小説) | ||
*[[背景世界/ストーリー用語]] | *[[背景世界/ストーリー用語]] |
2008年2月22日 (金) 04:57時点における版
典型的な、攻撃用クリーチャー。
一応ブロックもできるが、それはパワー1の(これ自身が倒されないような)相手だけに限られる。
要は、チャンプブロックには使えないということ。
単に「ブロックに参加できない」に比べればまだ緩いデメリットである。
赤のビートダウン系デッキなら、選択の余地もないことはないカードではあったが、赤の3マナ帯にはボール・ライトニング/Ball Lightningなどの優秀クリーチャーも多く、なかなか厳しいところではある。
参考
ストーリ−
真鍮爪のオーク/Brassclaw Orcsは暗黒時代のサーペイディア/Sarpadia大陸に住むオーク族。 巨大な真鍮製の爪を手に装備しているが、この爪の武器としての評価は低かった。 オークの例に漏れず、総じて臆病だが、戦争でその臆病さを克服する者たちもいた。 軍はオークの将軍たちに率いられ、(後にはゴブリンも含んで構成された)各部隊はオークの隊長/Orcish Captainが(なるべく後方から)指揮を執る。
アイケイシア/Icatiaとの国境では常に小競り合いを起こしているが、帝国の脅威とみなされるほどの勢力ではなかった。 同じ地方に住むゴブリンとは仲が悪く協力することはなかったが、リーオッド・ダイ/Reod Daiの提案と資金提供(あるいは賄賂)を受けてゴブリンと同盟を結び、アイケイシア国境で紛争を活発化させる。リーオッドの軍事訓練で鍛え上げられ、新たな武器(ゴブリンの凧、卵、戦太鼓)を手に入れたオーク・ゴブリン同盟は次第に強大な軍隊へと姿を変えていった。 しかし、リーオッドとの接触が途絶えてからは、オーク・ゴブリンの同盟軍はアイケイシアよりも戦い易いドワーフの都市群を標的に定める。Kalitas(カリタス)などの街や小さな集落を次々に攻め落とし、Gurn Keep(ガーン砦)に押し寄せた有象無象のオーク・ゴブリンの大群はこのドワーフ最後の砦すら陥落させてしまった。
オークとゴブリンはgoblin-orc battle tongue(ゴブリン=オーク戦闘語)で会話する。
サーペイディアには真鍮爪族の他に、鉄爪族や氷爪族(iceclaws)が存在する。
スラル/thrullが溢れかえった、近代サーペイディア大陸に生き残っている、なかなかしぶとい種族である。