ドラゴン

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
1行: 1行:
'''ドラゴン'''/''Dragon''は、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。言わずとしれたドラゴン、アジアで言う竜(龍)である。[[赤]]に多い[[クリーチャー]]であり、大抵は[[大型クリーチャー]]で[[飛行]]を持つ。同じく大型の飛行クリーチャーを多く持つ[[天使]]と双璧を為す人気を誇る。
+
'''ドラゴン'''/''Dragon''は、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。言わずとしれたドラゴン、アジアで言う竜(龍)である。
  
 
{{#card:Shivan Dragon}}
 
{{#card:Shivan Dragon}}
5行: 5行:
 
{{#card:Darigaaz, the Igniter}}
 
{{#card:Darigaaz, the Igniter}}
  
「炎を吐く」という設定を反映し、[[炎のブレス/Firebreathing]]系の[[パンプアップ]][[能力]]や直接[[ダメージ]]能力を持つものも多い。
+
初出は[[リミテッド・エディション]][[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]][[ミラージュ]][[インベイジョン]]・[[神河物語]]・[[次元の混乱]]と、多くのエキスパンションで、[[レア]]にドラゴン5体の[[サイクル]]が作られている。[[スカージ]]ではテーマの1つとして取り上げられ、ドラゴンに関わるカードが多く登場した。
  
[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]][[ミラージュ]][[インベイジョン]][[神河物語]][[次元の混乱]]と、多くのエキスパンションで、[[レア]]にドラゴン5体の[[サイクル]]が作られている。そのため赤でないドラゴンも結構多い。
+
基本的に[[]][[クリーチャー]]だが、サイクルによって全[[]][[アーティファクト・クリーチャー]]にも存在する。サイクルを除くと次点は[[]]である。
  
[[伝説の]]ドラゴンは[[統率者2013]]現在30体存在するが、そのうち20体はそれらサイクルのドラゴン達である([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Dragon 「伝説の(Legendary)・ドラゴン(Dragon)」でWHISPER検索])。
+
基本的に[[大型クリーチャー]][[飛行]]を持つ。「炎を吐く」という設定を反映し、[[炎のブレス/Firebreathing]]系の[[パンプアップ]][[能力]]や直接[[ダメージ]]能力を持つものが多い。「宝物を守っている」という伝説から[[アーティファクト]]に関連する能力を持つものもいる。ドラゴンのイメージを重視して作られ、[[色の役割]]を破る[[カード]]もいくつか存在する(下記[[ドラゴン変化/Form of the Dragon]]や[[霧氷鱗のドラゴン/Rimescale Dragon]]など)。赤は本来飛行クリーチャーの色ではないが、ドラゴンだけは例外扱いなのもそのひとつ。概ね[[レアリティ]]が高めに設定されており、[[ドラゴンの雛/Dragon Hatchling]]が初の[[コモン]]のドラゴン。
  
ドラゴンのイメージを重視して作られ、[[色の役割]]を破る[[カード]]もいくつか存在する(下記[[ドラゴン変化/Form of the Dragon]]や[[霧氷鱗のドラゴン/Rimescale Dragon]]など)。赤は本来飛行クリーチャーの色ではないが、ドラゴンだけは例外扱いなのもそのひとつ。
+
[[部族カード]]は、[[全体強化]][[火のるつぼ/Crucible of Fire]]、[[コスト]]を軽減する[[ドラゴン語りのシャーマン/Dragonspeaker Shaman]]、[[ライブラリー]]からドラゴンを直接出せる[[ドラゴンの嵐/Dragonstorm]]など。[[悪斬の天使/Baneslayer Angel]]や[[巨大なるカーリア/Kaalia of the Vast]]など、同じ飛行持ちの大型クリーチャーである[[白]]の[[天使]]、[[黒]]の[[デーモン]]と関連付けるカードもある。
  
*[[スカージ]]のテーマの1つとなっており、スカージではドラゴンに関わるカードが多く登場した。
+
ドラゴン・[[トークン]]を出すカードは[[ドラゴンの日/Day of the Dragons]]など飛行を持つ[[赤]]の5/5のトークンを出すカードが多いが、[[若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon]][[ドラゴンの大母/Dragon Broodmother]]などトークンの性能にはバラつきがある。[[次元]]カードにも[[シヴ/Shiv (次元カード)]]がある。
*自分がドラゴンになれる[[ドラゴン変化/Form of the Dragon]]や、クリーチャーを全てドラゴンにできる[[ドラゴン化/Dragonshift]]といったカードも存在する。
+
 
*概ね[[レアリティ]]が高めに設定されており、[[ドラゴンの雛/Dragon Hatchling]]が初の[[コモン]]のドラゴン。
+
[[伝説の]]ドラゴンは[[統率者2013]]現在30体存在するが、そのうち20体はサイクルのドラゴン達である([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Dragon 「伝説の(Legendary)・ドラゴン(Dragon)」でWHISPER検索])。
*[[ドラゴン・エンジン/Dragon Engine]]は名前に「Dragon」とあるが、ドラゴンではなく[[構築物]]である。
+
 
==ヘルカイト==
+
*ドラゴンに変化したり変化させるカードには[[竜魂の騎士/Dragonsoul Knight ]]と[[ドラゴン化/Dragonshift]]がある。[[プレイヤー]]自身がドラゴンに変化するかのような[[ドラゴン変化/Form of the Dragon]]というカードがある。
 +
*[[ドラゴン・エンジン/Dragon Engine]]は名前に「Dragon」とあるが、ドラゴンではなく[[構築物]]である。[[カルガの竜王/Kargan Dragonlord]]も上に乗っている[[人間]]が主体のためドラゴンではない。
 +
==ストーリー==
 +
===ヘルカイト===
 
ドラゴンの中には'''ヘルカイト'''/''Hellkite''と名付けられた一連のカードが存在する({{WHISPER検索/カード名|Hellkite}})。ヘルカイトとは真に強力で真に怒れるドラゴンに付けられる名称。厳密な規則はないが、いずれも[[サイズ]]が6/6以上か[[点数で見たマナ・コスト]]7点以上である。→[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/askwizards/0706 Askwizards July 14, 2006]参照
 
ドラゴンの中には'''ヘルカイト'''/''Hellkite''と名付けられた一連のカードが存在する({{WHISPER検索/カード名|Hellkite}})。ヘルカイトとは真に強力で真に怒れるドラゴンに付けられる名称。厳密な規則はないが、いずれも[[サイズ]]が6/6以上か[[点数で見たマナ・コスト]]7点以上である。→[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/askwizards/0706 Askwizards July 14, 2006]参照
  
26行: 29行:
 
*[[From the Vault:Dragons]]
 
*[[From the Vault:Dragons]]
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Dragon|ドラゴン(Dragon)}}
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Dragon|ドラゴン(Dragon)}}
 +
*{{WHISPER検索/カードテキスト|Dragon|ドラゴン(Dragon)}}
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
  
 
[[Category:クリーチャー・タイプ|とらこん]]
 
[[Category:クリーチャー・タイプ|とらこん]]

2013年11月16日 (土) 21:57時点における版

ドラゴン/Dragonは、クリーチャー・タイプの1つ。言わずとしれたドラゴン、アジアで言う竜(龍)である。


Shivan Dragon / シヴ山のドラゴン (4)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)

飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
(赤):ターン終了時まで、シヴ山のドラゴンは+1/+0の修整を受ける。

5/5


Shivan Hellkite / シヴのヘルカイト (5)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)

飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
(1)(赤):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。シヴのヘルカイトは、それに1点のダメージを与える。

5/5


Darigaaz, the Igniter / 点火するものデアリガズ (3)(黒)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon)

飛行
点火するものデアリガズがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたは(2)(赤)を支払ってもよい。そうした場合、色を1色選ぶ。その後、そのプレイヤーは自分の手札を公開し、点火するものデアリガズはそのプレイヤーに、これにより公開されたカードのうち選ばれた色のカードの枚数に等しい点数のダメージを与える。

6/6

初出はリミテッド・エディションレジェンドミラージュインベイジョン神河物語次元の混乱と、多くのエキスパンションで、レアにドラゴン5体のサイクルが作られている。スカージではテーマの1つとして取り上げられ、ドラゴンに関わるカードが多く登場した。

基本的にクリーチャーだが、サイクルによって全アーティファクト・クリーチャーにも存在する。サイクルを除くと次点はである。

基本的に大型クリーチャー飛行を持つ。「炎を吐く」という設定を反映し、炎のブレス/Firebreathing系のパンプアップ能力や直接ダメージ能力を持つものが多い。「宝物を守っている」という伝説からアーティファクトに関連する能力を持つものもいる。ドラゴンのイメージを重視して作られ、色の役割を破るカードもいくつか存在する(下記ドラゴン変化/Form of the Dragon霧氷鱗のドラゴン/Rimescale Dragonなど)。赤は本来飛行クリーチャーの色ではないが、ドラゴンだけは例外扱いなのもそのひとつ。概ねレアリティが高めに設定されており、ドラゴンの雛/Dragon Hatchlingが初のコモンのドラゴン。

部族カードは、全体強化火のるつぼ/Crucible of Fireコストを軽減するドラゴン語りのシャーマン/Dragonspeaker Shamanライブラリーからドラゴンを直接出せるドラゴンの嵐/Dragonstormなど。悪斬の天使/Baneslayer Angel巨大なるカーリア/Kaalia of the Vastなど、同じ飛行持ちの大型クリーチャーである天使デーモンと関連付けるカードもある。

ドラゴン・トークンを出すカードはドラゴンの日/Day of the Dragonsなど飛行を持つの5/5のトークンを出すカードが多いが、若き群れのドラゴン/Broodmate Dragonドラゴンの大母/Dragon Broodmotherなどトークンの性能にはバラつきがある。次元カードにもシヴ/Shiv (次元カード)がある。

伝説のドラゴンは統率者2013現在30体存在するが、そのうち20体はサイクルのドラゴン達である(「伝説の(Legendary)・ドラゴン(Dragon)」でWHISPER検索)。

ストーリー

ヘルカイト

ドラゴンの中にはヘルカイト/Hellkiteと名付けられた一連のカードが存在する(カード名を「Hellkite」で検索)。ヘルカイトとは真に強力で真に怒れるドラゴンに付けられる名称。厳密な規則はないが、いずれもサイズが6/6以上か点数で見たマナ・コスト7点以上である。→Askwizards July 14, 2006参照

これもヘルカイトと名付けられる必須条件ではなく、単に当時のヘルカイトはすべてこの条件を満たしていたということにすぎないようである。その後、この条件から外れるヘルカイトの突撃者/Hellkite Charger(6マナ5/5)や鋼のヘルカイト/Steel Hellkite(6マナ5/5)、雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite(5マナ5/5)等が登場している。

参考

MOBILE