死の国のケルベロス/Underworld Cerberus
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2番目と3番目は[[墓地]]関連の能力で、少々特殊。うまく使えば有効活用もできるが、状況によっては自分の首を絞めたり[[対戦相手]]に得をさせてしまったりという[[ペナルティ能力]]にもなりかねない。[[コントロール (デッキ)|コントロール・デッキ]]の[[フィニッシャー]]として使う場合には特に問題になりやすい。ただ、自身の回避能力によって相手の後続が墓地に落ちにくくなっているし、登場時の[[スタンダード]]では[[黒赤]]と言えば[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]など前のめりな[[デッキ]]が多いのは追い風。 | 2番目と3番目は[[墓地]]関連の能力で、少々特殊。うまく使えば有効活用もできるが、状況によっては自分の首を絞めたり[[対戦相手]]に得をさせてしまったりという[[ペナルティ能力]]にもなりかねない。[[コントロール (デッキ)|コントロール・デッキ]]の[[フィニッシャー]]として使う場合には特に問題になりやすい。ただ、自身の回避能力によって相手の後続が墓地に落ちにくくなっているし、登場時の[[スタンダード]]では[[黒赤]]と言えば[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]など前のめりな[[デッキ]]が多いのは追い風。 | ||
− | + | [[ボール・ライトニング/Ball Lightning]]系統の[[歩く火力]]のような、自動的に[[死亡]]するクリーチャーとの相性はよい。特に[[騙し討ち/Sneak Attack]]とは強い[[シナジー]]があり、騙し討ちで次々に[[クリーチャー]]をぶつけた後、これ自身も騙し討ちで突っ込ませれば使い捨ての弾薬を再補充するような動きになる。 | |
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+ | また先に[[ライブラリー破壊]]を自身に撃って大量のクリーチャー・カードを墓地に確保しておき、[[生け贄に捧げる]]手段などと併用して[[アドバンテージ]]を稼ぐことも考えられる。これ自身の2番目の能力によって、[[対象]]を取る[[墓地対策]]が効かなくなるのも利点。大量にクリーチャー・カードを集めた後は、[[エレボスの使者/Erebos's Emissary]]や前述の騙し討ちなどにつなげると強力。 | ||
*[[カード名]]からもわかる通り、ギリシア神話の“地獄の番犬”[[Wikipedia:ja:ケルベロス|ケルベロス]]がモチーフ。 | *[[カード名]]からもわかる通り、ギリシア神話の“地獄の番犬”[[Wikipedia:ja:ケルベロス|ケルベロス]]がモチーフ。 | ||
**1番目の回避能力は「3つの首を持つ」という性質を示している。過去には[[双頭のドラゴン/Two-Headed Dragon]]が同じコンセプトの回避能力を持っていた。 | **1番目の回避能力は「3つの首を持つ」という性質を示している。過去には[[双頭のドラゴン/Two-Headed Dragon]]が同じコンセプトの回避能力を持っていた。 | ||
**2番目と3番目の能力は「冥界の門番」という役割を示している。ケルベロスが居座っている限りは誰も冥界(墓地)に手出しできないが、いなくなってしまうと冥界から死者たちが逃げ出してしまう。 | **2番目と3番目の能力は「冥界の門番」という役割を示している。ケルベロスが居座っている限りは誰も冥界(墓地)に手出しできないが、いなくなってしまうと冥界から死者たちが逃げ出してしまう。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
*[[テーロス/Theros#世界観|死の国/Underworld]] | *[[テーロス/Theros#世界観|死の国/Underworld]] | ||
*[[カード個別評価:テーロス]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:テーロス]] - [[神話レア]] |
2013年10月27日 (日) 17:38時点における版
Underworld Cerberus / 死の国のケルベロス (3)(黒)(赤)
クリーチャー — 犬(Dog)
クリーチャー — 犬(Dog)
死の国のケルベロスは3体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。
墓地にあるカードは呪文や能力の対象にならない。
死の国のケルベロスが死亡したとき、これを追放し、各プレイヤーはそれぞれ自分の墓地にあるすべてのクリーチャー・カードを自分の手札に戻す。
5マナにして6/6のサイズと強力な回避能力を持っており、アタッカーとしての性能が非常に高い。
2番目と3番目は墓地関連の能力で、少々特殊。うまく使えば有効活用もできるが、状況によっては自分の首を絞めたり対戦相手に得をさせてしまったりというペナルティ能力にもなりかねない。コントロール・デッキのフィニッシャーとして使う場合には特に問題になりやすい。ただ、自身の回避能力によって相手の後続が墓地に落ちにくくなっているし、登場時のスタンダードでは黒赤と言えばビートダウンなど前のめりなデッキが多いのは追い風。
ボール・ライトニング/Ball Lightning系統の歩く火力のような、自動的に死亡するクリーチャーとの相性はよい。特に騙し討ち/Sneak Attackとは強いシナジーがあり、騙し討ちで次々にクリーチャーをぶつけた後、これ自身も騙し討ちで突っ込ませれば使い捨ての弾薬を再補充するような動きになる。
また先にライブラリー破壊を自身に撃って大量のクリーチャー・カードを墓地に確保しておき、生け贄に捧げる手段などと併用してアドバンテージを稼ぐことも考えられる。これ自身の2番目の能力によって、対象を取る墓地対策が効かなくなるのも利点。大量にクリーチャー・カードを集めた後は、エレボスの使者/Erebos's Emissaryや前述の騙し討ちなどにつなげると強力。
- カード名からもわかる通り、ギリシア神話の“地獄の番犬”ケルベロスがモチーフ。
- 1番目の回避能力は「3つの首を持つ」という性質を示している。過去には双頭のドラゴン/Two-Headed Dragonが同じコンセプトの回避能力を持っていた。
- 2番目と3番目の能力は「冥界の門番」という役割を示している。ケルベロスが居座っている限りは誰も冥界(墓地)に手出しできないが、いなくなってしまうと冥界から死者たちが逃げ出してしまう。