縞痕のヴァロルズ/Varolz, the Scar-Striped
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*元から活用を持つクリーチャー・カードは2つの活用を持つことになる。あなたはそのどちらを起動してもよい。 | *元から活用を持つクリーチャー・カードは2つの活用を持つことになる。あなたはそのどちらを起動してもよい。 | ||
**活用の[[起動コスト]]には「クリーチャー・カードを追放する」ことが含まれているため、複数の活用を持っていてもいずれか一方しか起動できない。 | **活用の[[起動コスト]]には「クリーチャー・カードを追放する」ことが含まれているため、複数の活用を持っていてもいずれか一方しか起動できない。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/ct/242 Do You Know the Mushroom Man?]([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/ Daily MTG]、Command Tower、文:[[Adam Styborski]]) | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/ct/242 Do You Know the Mushroom Man?]([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/ Daily MTG]、Command Tower、文:[[Adam Styborski]]) | ||
− | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/ct/244 Going Big and Going Home] | + | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/ftl/244 Sudden Death](同上、From the Lab、文:[[Mike Cannon]]) |
+ | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/ct/244 Going Big and Going Home](同上、Command Tower、文:Adam Styborski) | ||
+ | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/sf/245 A Mushroom Man, a Menace, and a Lich Walk into a Deck](同上、Serious Fun、文:[[Bruce Richard]]) | ||
+ | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/deck/1224 Anticipating Varolz in Modern](同上、Daily Deck List、文:[[Sam Black]]) | ||
+ | *[[起動型能力を与えるカード]] | ||
*[[カード個別評価:ドラゴンの迷路]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ドラゴンの迷路]] - [[レア]] | ||
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2013年5月6日 (月) 02:55時点における版
伝説のクリーチャー — トロール(Troll) 戦士(Warrior)
あなたの墓地にある各クリーチャー・カードは、それぞれ活用を持つ。活用コストは、それ自身のマナ・コストに等しい。(クリーチャー・カードをあなたの墓地から追放し、それ自身のマナ・コストを支払う:クリーチャー1体を対象とし、それの上にそのカードのパワーに等しい数の+1/+1カウンターを置く。活用はソーサリーとしてのみ行う。)
他のクリーチャーを1体生け贄に捧げる:縞痕のヴァロルズを再生する。
ゴルガリ団/The Golgariの迷路走者。
自分の墓地のクリーチャー・カードすべてが活用を持つというのは非常に強力で、除去や戦闘でクリーチャーを失っても、手札消費なしで元の打点を取り戻すことができる。たとえ全体除去を撃たれても再生能力を持つヴァロルズ自身が生き残るのがポイント。マナの消費はあるものの、元から活用を持つカードの活用コストが大抵そのマナ・コストよりも重いことを考慮すると、効率自体はむしろ高い方だと言える。
能動的にクリーチャーを生け贄に捧げられる点も優秀。死亡誘発や陰鬱、一時的コントロール奪取とのシナジーはもちろん、生け贄と活用を繰り返して回避能力持ちに打点を集中させることもできる。
スタンダードでは黒緑系のビートダウンでロッテスのトロール/Lotleth Troll、悲劇的な過ち/Tragic Slip、怨恨/Rancorなどこれと相性のよいカードがすでに使われているため、採用の可能性はあるだろう。水深の魔道士/Fathom Mageやまどろむドラゴン/Slumbering Dragonと組むのも面白い。
モダン以下の環境でも死の影/Death's Shadowやファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnoughtとの組み合わせが考えられる。
- カード名の読みは「しまきずあとの~」。
- ゴルガリのカードだが、グルールの湧血やシミックの+1/+1カウンター利用との相性もよい。
ルール
- 活用コストは色マナの種類と数も含め、そのクリーチャー・カードのマナ・コストに等しい。
- マナ・コストに(X)が含まれる場合、Xは0とする。
- マナ・コストの無いクリーチャー・カード(ドライアドの東屋/Dryad Arbor)は支払うことのできない活用コストを持つことになるため、活用を起動することはできない。
- パワーの値は、そのクリーチャー・カードの墓地における最後の情報(追放される直前の情報)を参照する。
- 例えば、あなたの墓地に3枚のクリーチャー・カードと骨塚のワーム/Boneyard Wurmがある状態で骨塚のワームの持つ活用を起動した場合、置かれる+1/+1カウンターの数は4個である。0個でも3個でもない。
- 元から活用を持つクリーチャー・カードは2つの活用を持つことになる。あなたはそのどちらを起動してもよい。
- 活用の起動コストには「クリーチャー・カードを追放する」ことが含まれているため、複数の活用を持っていてもいずれか一方しか起動できない。
関連カード
サイクル
ドラゴンの迷路の各ギルド/Guildの迷路走者サイクル。いずれもレアの伝説のクリーチャー。
- 第10管区のラヴィニア/Lavinia of the Tenth (アゾリウス評議会/The Azorius Senate)
- 幽霊の特使、テイサ/Teysa, Envoy of Ghosts (オルゾフ組/The Orzhov Syndicate)
- 精神を飲む者、ミルコ・ヴォスク/Mirko Vosk, Mind Drinker (ディミーア家/House Dimir)
- イゼットの模範、メーレク/Melek, Izzet Paragon (イゼット団/The Izzet)
- ラクドスの血魔女、イクサヴァ/Exava, Rakdos Blood Witch (ラクドス教団/The Cult of Rakdos)
- 縞痕のヴァロルズ/Varolz, the Scar-Striped (ゴルガリ団/The Golgari)
- 自由なる者ルーリク・サー/Ruric Thar, the Unbowed (グルール一族/The Gruul Clans)
- 軍勢の刃、タージク/Tajic, Blade of the Legion (ボロス軍/Boros Legion)
- イマーラ・タンドリス/Emmara Tandris (セレズニア議事会/The Selesnya Conclave)
- 育殻組のヴォレル/Vorel of the Hull Clade (シミック連合/The Simic Combine)
ストーリー
ヴァロルズ/Varolzはゴルガリ団のギルド門を守護するトロールで、暗黙の迷路/The Implicit Mazeの走者の1人。
詳細はヴァロルズ/Varolzを参照。
参考
- Do You Know the Mushroom Man?(Daily MTG、Command Tower、文:Adam Styborski)
- Sudden Death(同上、From the Lab、文:Mike Cannon)
- Going Big and Going Home(同上、Command Tower、文:Adam Styborski)
- A Mushroom Man, a Menace, and a Lich Walk into a Deck(同上、Serious Fun、文:Bruce Richard)
- Anticipating Varolz in Modern(同上、Daily Deck List、文:Sam Black)
- 起動型能力を与えるカード
- カード個別評価:ドラゴンの迷路 - レア