無効/Annul

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
10行: 10行:
 
*後の[[ミラディン包囲戦]]でエンチャント呪文を打ち消せない代わりにアーティファクトを[[バウンス]]する[[モード]]を得た[[鋼の妨害/Steel Sabotage]]が登場した。
 
*後の[[ミラディン包囲戦]]でエンチャント呪文を打ち消せない代わりにアーティファクトを[[バウンス]]する[[モード]]を得た[[鋼の妨害/Steel Sabotage]]が登場した。
 
*{{Gatherer|id=45976|ミラディン版のイラスト}}で「無効」化されているのは[[彩色の宝球/Chromatic Sphere]]。(→[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/477 What's Annul annulling?]参照)
 
*{{Gatherer|id=45976|ミラディン版のイラスト}}で「無効」化されているのは[[彩色の宝球/Chromatic Sphere]]。(→[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/477 What's Annul annulling?]参照)
 +
*「Annul」の発音は「アンノール」に近い。断じて。
  
 
==開発秘話==
 
==開発秘話==

2013年2月17日 (日) 00:51時点における版


Annul / 無効 (青)
インスタント

アーティファクト呪文1つかエンチャント呪文1つを対象とし、それを打ち消す。


アーティファクトエンチャント呪文のみを対象に取れるカウンター呪文。

エンチャントやアーティファクトはコンボデッキキーカードとなることが多い。特にアーティファクトは、マナ・アーティファクトによって序盤からマナ加速することにも貢献するため、そのようなデッキに対して対抗呪文/Counterspellよりも軽い1マナで対策できるということで非常に強力。

ウルザ・ブロックミラディン・ブロックもアーティファクトやエンチャントが強力なブロックであり、それらを多用するデッキがメタゲームの中心に存在していた。そのため、スタンダードでもサイドボードや場合によってはメインデッキから4枚採用されることも珍しくなかった。スタンダード落ちしてからも、エクステンデッドエターナルでコンボデッキの対策としてサイドボードによく採用される。

開発秘話

無効はミラディンで元々再録される予定はなく、デザイン段階の初期にMark Rosewaterは「アーティファクトのみを打ち消す」以下のカードを作っていた。


非公式/非実在カード

Malfunction (故障) (青)
インスタント

アーティファクト呪文1つを対象とし、それを打ち消す。


シンプルかつミラディンに適合したカードではあるが、無効の下位互換という問題があった。R&D内で「なぜ無効を再録しないのか」という声もあったのだが、Markは再録する必要はないと考えていた。初期のリミテッドのプレイテストで非常に強力であることが判明しており、スタンダードで適切と思っていたようである。新環境で適切ならば劣化版を印刷してもよいのかという議論の末、デザインチームはそれでよいと決定し、デベロップチームにMalfunctionが渡された。

デベロップ段階において、1つ前のオンスロート・ブロックでエンチャントを軸にしたアストログライドが猛威を振るったため、たまたまエンチャント対策になるのも悪くないとして、Malfunctionから無効に置き換えられることになった。(→Bacon Bits参照)

参考

MOBILE