マナレシオ

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'''マナレシオ'''(''Mana Ratio'')とは、[[パワー]]と[[タフネス]]の平均を[[点数で見たマナ・コスト]]で割った値。
 
'''マナレシオ'''(''Mana Ratio'')とは、[[パワー]]と[[タフネス]]の平均を[[点数で見たマナ・コスト]]で割った値。
  
よく、初心者はこの値が高ければ高いほど強い[[クリーチャー]]なんだと教わるが、嘘っぱちである。その理屈で行けば[[バニラ]]がかなり強いことになってしまうが、[[トーナメント]]で活躍するバニラなど、[[サバンナ・ライオン/Savannah Lions]]や[[番狼/Watchwolf]]のように、この値が1を超えない限りほとんど見たことがない。[[ジャッカルの仔/Jackal Pup]]より[[鋼の壁/Steel Wall]]の方が強いのか、とか[[バニラ]]クリーチャーなんてそもそもほとんどいないから比較できない、とか。そんなわけで、あんまり気にしなくても知らなくてもいい。
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[[クリーチャー]]の強さを評価する際に使われる指標で、基本的には値が高いほど良い。ただし、当然ながらこの値が高ければ必ずしも優秀というわけではない。あくまで一つの目安である。
  
これより重要なのは[[コスト・パフォーマンス]]の方だろう。ただ、マナレシオに比べてコスト・パフォーマンスは抽象的な概念なので、初心者には難しいかもしれないが。
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[[能力]]なども含めて総合的に評価する概念としては[[コスト・パフォーマンス]]がある。ただし、コスト・パフォーマンスは抽象的な概念であり、数値で表すことができない。
  
要は、パワー・タフネス以外の[[能力]]の方が重要ということ。そういう意味で、パワー・タフネス以外の能力が同じもの同士なら、当然これがいいもののほうが強いには違いないので、まったくの嘘っぱちではない。また、能力がよくてもこの値が低すぎれば使われないのも事実。まあ、あんまり気にしなくても知らなくてもいいのはホント。
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メリットとなる能力を+1、デメリットとなる能力を-1としてパワー、タフネスに換算し、改めてマナレシオを計算するという手法も取られることがある。ただし、例えば[[先制攻撃]]と[[二段攻撃]]を同じ値に換算してはおかしいのは明らかであり、やはり正確とは言えない。
  
ちなみに、メリットとなる能力を+1、デメリットとなる能力を-1としてパワー、タフネスに換算し、改めてマナレシオを計算するという手法も取られることがある。ただし、例えば[[先制攻撃]]と[[二段攻撃]]を同じ値に換算してはおかしいのは明らか。あくまで目安としての考え方である。
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[[点数で見たマナ・コスト]]ごとに標準的なマナレシオの値は変化することに注意。たとえば1マナのクリーチャーは能力持ちであっても多くは1/1であるから、マナレシオの基準は1と言えるだろう。しかし、4マナともなれば[[緑]]以外は3/3くらいが標準([[色拘束]]によって大きく変わる)となり、マナレシオが1を越えるものは大抵デメリット能力を持つ。しかし近年ではクリーチャーの質の向上に伴い、デメリットなしでマナレシオが1を越えるクリーチャーも続々と登場している。
 
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もう1つ重要なのは、それを出すための[[コスト]]と条件。現実的に出せないようなクリーチャーは、どんなにマナレシオが高くても意味がないわけで。
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[[点数で見たマナ・コスト]]ごとに標準的なマナレシオの値は変化することに注意。たとえば1マナのクリーチャーは能力持ちであってもほとんどが1/1であるから、マナレシオの基準は1と思ってよい。しかし、4マナともなれば[[緑]]以外は3/3くらいが標準([[色拘束]]によって大きく変わる)となり、マナレシオが1などはデメリットがなければ期待できない。
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*この数字が3を超えれば確実にとんでもない能力がつくだろう。
 
*この数字が3を超えれば確実にとんでもない能力がつくだろう。

2010年5月7日 (金) 15:02時点における版

マナレシオ(Mana Ratio)とは、パワータフネスの平均を点数で見たマナ・コストで割った値。

クリーチャーの強さを評価する際に使われる指標で、基本的には値が高いほど良い。ただし、当然ながらこの値が高ければ必ずしも優秀というわけではない。あくまで一つの目安である。

能力なども含めて総合的に評価する概念としてはコスト・パフォーマンスがある。ただし、コスト・パフォーマンスは抽象的な概念であり、数値で表すことができない。

メリットとなる能力を+1、デメリットとなる能力を-1としてパワー、タフネスに換算し、改めてマナレシオを計算するという手法も取られることがある。ただし、例えば先制攻撃二段攻撃を同じ値に換算してはおかしいのは明らかであり、やはり正確とは言えない。

点数で見たマナ・コストごとに標準的なマナレシオの値は変化することに注意。たとえば1マナのクリーチャーは能力持ちであっても多くは1/1であるから、マナレシオの基準は1と言えるだろう。しかし、4マナともなれば以外は3/3くらいが標準(色拘束によって大きく変わる)となり、マナレシオが1を越えるものは大抵デメリット能力を持つ。しかし近年ではクリーチャーの質の向上に伴い、デメリットなしでマナレシオが1を越えるクリーチャーも続々と登場している。

参考

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