ジャンプ/Jump

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[[マジック]]創世記に存在した、[[飛行/Flight]][[インスタント]]版。[[効果]]は一時的なものだが、相手の[[ターン]]にも使えるので[[コンバット・トリック]]になり得る。
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[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]初の[[クリーチャー]]に[[飛行]]を与える[[インスタント]][[効果]]は一時的なものだが[[コンバット・トリック]]として使える。
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*[[アルファ]]には、同じく飛行を与える[[青]]1[[マナ]]の[[カード]]に[[飛行/Flight]]がある。そちらは[[オーラ]]であるためコンバット・トリックに使えないが、効果は永続する。
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==基本セット収録とカードパワー==
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ジャンプは[[アルファ]]から[[第4版]]まで[[基本セット]]の常連であったが、[[第5版]]では「弱過ぎる」という理由で収録されなかった(Taming the Flames([[Duelist]]誌17号の記事))。その代わりであるかのように、第5版には[[上昇気流/Updraft]]が[[コモン]]で収録され、その後もジャンプより[[カードパワー]]の高い[[#主な亜種|亜種]]がいくつも登場した。
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そして何年も経ち、[[基本セット2010]]のカードリストでジャンプの[[再録]]が公開されると、明らかに弱過ぎるカードパワーがファンサイトや掲示板などで話題となった。同時に復活した[[稲妻/Lightning Bolt]]とはちょうど真逆の反応である(→[[稲妻/Lightning Bolt#基本セット収録とカードパワー]]参照)。
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再録の経緯について、[[Mark Rosewater|マーク・ローズウォーター]]が[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/47 Feeling Blue]で明かしているところによると、開発陣が青に関するミーティングを開いた際、ローズウォーターと[[Aaron Forsythe]]、[[Brian Tinsman]]、[[Devin Low]]の4人それぞれが独自の候補カードリストを持ち寄って、どれが収録に相応しいか議論を行った。リストではローズウォーターを除く3人がコモン枠に飛行を与えるカードを欲しており、アーロンは[[オーラ]]の[[飛行/Flight]]を、ブライアンとデヴィンはジャンプより強力な亜種を候補に上げていた。最終的にジャンプが選択されることになったが、その理由は、これが弱いことは承知の上だがそこは問題ではなく、雰囲気がぴったりはまっていたためである。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
 
===主な亜種===
 
===主な亜種===
いくつか亜種が存在するが、そのほとんどが[[上位互換]]となっている。恐らくこの効果では、1[[マナ]]でも[[重い]]ということだろう。なんとクリーチャーにすら越えられてしまった(→[[飛行の翼の思念/Shinen of Flight's Wings]])。
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いくつもの亜種が存在しているが、そのほとんどが[[上位互換]]である。この効果では1[[マナ]]でも[[重い]]ということだろう。
  
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ジャンプを祖とする[[インスタント・タイミング]]で飛行を与えられる青のカード。
 
*[[跳躍/Leap]] - [[キャントリップ]]つきの上位互換。
 
*[[跳躍/Leap]] - [[キャントリップ]]つきの上位互換。
 
*[[上昇気流/Updraft]] - 2マナで[[キャントリップ#スロー・トリップ|スロー・トリップ]]つき。
 
*[[上昇気流/Updraft]] - 2マナで[[キャントリップ#スロー・トリップ|スロー・トリップ]]つき。
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*[[計略の魔除け/Trickery Charm]] - [[魔除け]]、他の[[モード]]があるため[[上位互換]]。
 
*[[計略の魔除け/Trickery Charm]] - [[魔除け]]、他の[[モード]]があるため[[上位互換]]。
 
*[[雲の上昇/Lifted by Clouds]] - 3マナだが、2マナで[[秘儀]]に[[連繋]]できる。
 
*[[雲の上昇/Lifted by Clouds]] - 3マナだが、2マナで[[秘儀]]に[[連繋]]できる。
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*[[飛行の翼の思念/Shinen of Flight's Wings]] - [[魂力]]でジャンプと等しい働きをするクリーチャー・カード
 
*[[上空からの視界/View from Above]] - 2マナで[[白]]の[[パーマネント]]を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していると[[手札]]に戻る。
 
*[[上空からの視界/View from Above]] - 2マナで[[白]]の[[パーマネント]]を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していると[[手札]]に戻る。
  
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*[[カード個別評価:リバイズド]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:リバイズド]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:アンリミテッド]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:アンリミテッド]] - [[コモン]]
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__NOTOC__

2009年7月14日 (火) 02:58時点における版


Jump / ジャンプ (青)
インスタント

クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで飛行を得る。


マジック初のクリーチャー飛行を与えるインスタント効果は一時的なものだがコンバット・トリックとして使える。

基本セット収録とカードパワー

ジャンプはアルファから第4版まで基本セットの常連であったが、第5版では「弱過ぎる」という理由で収録されなかった(Taming the Flames(Duelist誌17号の記事))。その代わりであるかのように、第5版には上昇気流/Updraftコモンで収録され、その後もジャンプよりカードパワーの高い亜種がいくつも登場した。

そして何年も経ち、基本セット2010のカードリストでジャンプの再録が公開されると、明らかに弱過ぎるカードパワーがファンサイトや掲示板などで話題となった。同時に復活した稲妻/Lightning Boltとはちょうど真逆の反応である(→稲妻/Lightning Bolt#基本セット収録とカードパワー参照)。

再録の経緯について、マーク・ローズウォーターFeeling Blueで明かしているところによると、開発陣が青に関するミーティングを開いた際、ローズウォーターとAaron ForsytheBrian TinsmanDevin Lowの4人それぞれが独自の候補カードリストを持ち寄って、どれが収録に相応しいか議論を行った。リストではローズウォーターを除く3人がコモン枠に飛行を与えるカードを欲しており、アーロンはオーラ飛行/Flightを、ブライアンとデヴィンはジャンプより強力な亜種を候補に上げていた。最終的にジャンプが選択されることになったが、その理由は、これが弱いことは承知の上だがそこは問題ではなく、雰囲気がぴったりはまっていたためである。

関連カード

主な亜種

いくつもの亜種が存在しているが、そのほとんどが上位互換である。この効果では1マナでも重いということだろう。

ジャンプを祖とするインスタント・タイミングで飛行を与えられる青のカード。

参考

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