時間停止/Time Stop
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− | *これ自身の[[効果]]により、これ自身も[[ | + | *これ自身の[[効果]]により、これ自身も[[追放]]される。[[スタック]]上の[[呪文]]を[[追放]]するのは解決の最中であるが、その時点ではこれも同じく[[スタック]]上にまだあるからである(注釈にそう書いてあるが)。したがって、[[永遠の証人/Eternal Witness]]や[[喚起/Recollect]]などで再利用することはできない。 |
− | *「ターン終了時に」の[[誘発型能力]]は、これを使った[[ターン]]には[[誘発]]しない。「ターン終了時に」が[[誘発]]するのは[[ | + | *「ターン終了時に」の[[誘発型能力]]は、これを使った[[ターン]]には[[誘発]]しない。「ターン終了時に」が[[誘発]]するのは[[終了ステップ]]の開始時であるが、[[効果]]によってその次の[[クリンナップ・ステップ]]まで一気に進んでしまうため。これらの[[誘発型能力]]は、次に「終了ステップの開始時」が来たとき=次の[[ターン]]の終了ステップの開始時に[[誘発]]する。 |
*[[効果]]が大胆なのでよく誤解されるが、この[[呪文]]は普通に[[打ち消す]]ことができる。もちろん、[[打ち消す|打ち消された]]場合は、通常通り[[墓地]]へ行く。 | *[[効果]]が大胆なのでよく誤解されるが、この[[呪文]]は普通に[[打ち消す]]ことができる。もちろん、[[打ち消す|打ち消された]]場合は、通常通り[[墓地]]へ行く。 | ||
− | *[[スタック]]から[[ | + | *[[スタック]]から[[追放]]された[[呪文]]や[[能力]]は[[効果]]を発揮しないが、それらを[[打ち消す|打ち消して]]いるわけではないので、[[打ち消されない]][[呪文]]や[[能力]]も[[効果]]を発揮することはなくなる。 |
− | ** | + | **なお、呪文の解決中にその呪文自身が追放されても、効果を発揮しないということはないので、時間停止自身は[[追放]]されはするがきちんと最後まで解決が進む。 |
*[[遅延/Delay]]されると、自分の[[ターン]]が停止するハメになる。 | *[[遅延/Delay]]されると、自分の[[ターン]]が停止するハメになる。 | ||
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2009年12月10日 (木) 05:27時点における版
Time Stop / 時間停止 (4)(青)(青)
インスタント
インスタント
ターンを終了する。(スタックから、このカードを含むすべての呪文と能力を追放する。ターンを進めているプレイヤーは自分の手札のカードを、自分の手札の枚数の最大値になるまで捨てる。ダメージは取り除かれ、「このターン」と「ターン終了時まで」の効果は終了する。)
「ターンを終了する。」
こう端的に書くと、エレガントで美しさすら漂う。ただしルール的にはそう単純ではなく、本文の何倍もある注釈文が後に続いている。精神隷属器/Mindslaverなどと同様に、専用のルールが存在する数少ないカードの1つである。ルール上の定義は下の総合ルールを参照のこと。
対抗呪文/Counterspellにもオアリムの詠唱/Orim's Chantにも濃霧/Fogにももみ消し/Stifleにも時間のねじれ/Time Warpにもなりうる。ただし、これらのどのカードよりも重い。
- これ自身の効果により、これ自身も追放される。スタック上の呪文を追放するのは解決の最中であるが、その時点ではこれも同じくスタック上にまだあるからである(注釈にそう書いてあるが)。したがって、永遠の証人/Eternal Witnessや喚起/Recollectなどで再利用することはできない。
- 「ターン終了時に」の誘発型能力は、これを使ったターンには誘発しない。「ターン終了時に」が誘発するのは終了ステップの開始時であるが、効果によってその次のクリンナップ・ステップまで一気に進んでしまうため。これらの誘発型能力は、次に「終了ステップの開始時」が来たとき=次のターンの終了ステップの開始時に誘発する。
- 効果が大胆なのでよく誤解されるが、この呪文は普通に打ち消すことができる。もちろん、打ち消された場合は、通常通り墓地へ行く。
- スタックから追放された呪文や能力は効果を発揮しないが、それらを打ち消しているわけではないので、打ち消されない呪文や能力も効果を発揮することはなくなる。
- なお、呪文の解決中にその呪文自身が追放されても、効果を発揮しないということはないので、時間停止自身は追放されはするがきちんと最後まで解決が進む。
- 遅延/Delayされると、自分のターンが停止するハメになる。
- 恐ろしい回数複製された万の眠り/Gigadrowseに対抗できる数少ない手段。
- 第10版を選ぼう第6週に登場し、呪文乗っ取り/Spelljackに勝利。第10版に再録された。
- 得票数5555、得票率55.5%と、妙にキリが良かった。
- 第10版ではFoilカードに注釈文がつかない。しかもこのカードにはフレイバー・テキストがつかないため、テキストが9文字(英単語で3語)という短さ。
参考
- 時の終わり(Wizards社)
- カード個別評価:神河物語 - レア
- カード個別評価:第10版 - レア
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 711 Lv系カード
- 711.1 各Lv系カードは、横方向に分割された文章欄と3つのパワー/タフネス枠を持つ。Lv系カードの文章欄は、2つのLvシンボルを含んでいる。
- 711.2 Lvシンボルは、常在型能力を表すキーワード能力である。Lvシンボルは数の範囲(「N1-N2」など)か、あるいは数字1つとプラス記号(「N3+」など)を含む。Lvシンボルと同じ横縞に書かれている能力は、その常在型能力の一部である。その横縞に書かれているパワー/タフネスの書かれた箱も同じである。
- 711.3 横方向に分割された文章欄は、どのLvシンボルと能力やパワー/タフネスが対応しているかを明確にする以外に、ゲーム上の意味はない。Lv系カードの文章欄自体は1つである。
- 711.4 Lv系カードの各能力のうち、Lvシンボルが前に無い部分の能力は、通常通り扱う。特に、各Lv系パーマネントは常にLvアップ 能力(rule 702.87 参照)を持つ。これは、そのパーマネントにLvカウンターがいくつ乗っていても起動できる。
- 711.5 Lv系クリーチャーの上のLvカウンターの数がN1({Lv N1-N2}シンボルに記載されている最初の数)未満である場合、そのパワーとタフネスは最も上のパワー/タフネス枠で規定される。
- 711.6 戦場以外の各領域では、Lv系カードは最も上のパワー/タフネス枠で規定されるパワーとタフネスを持つ。
- 711.7 エンチャントの中に、クラスというサブタイプを持ち、自身にクラス・レベルを与える能力を持つものがある。これらはLvアップ 能力ではなく、クラス・レベルはLvカウンターと相互作用しない。rule 716〔クラス・カード〕参照。
- 711 Lv系カード