ナカティル/Nacatl
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+ | :[[ナカティルの狩り群れ/Nacatl Hunt-Pride]]、[[ナカティルの異国者/Nacatl Outlander]]、[[ナカティルの野人/Nacatl Savage]]、[[流刑への道/Path to Exile]](イラスト)、[[魂の威厳/Soul's Majesty]](イラスト) | ||
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2009年4月15日 (水) 03:40時点における版
ナカティル/Nacatlはアラーラ/Alaraの種族。
未来予知のナカティルの戦群れ/Nacatl War-Prideで先行登場し、ローウィンではナカティル族であるアジャニ/Ajaniが顔を見せた後、アラーラの断片ブロックで種族の詳細な設定が公開され、本格的なカード化が行われた。
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解説
ナカティルはナヤ/Nayaに生息するレオニン/Leonin族である。ナヤではシーリアのエルフ/Cylian Elfと人間に並ぶ一般的な知的種族。ナカティル社会は「群れ/Pride」という単位が集まって構成されている。
おおむねライオンに似た特徴を持つ人型生物であるが、全身を覆う体毛は黄金色から濃い褐色、薄灰色から漆黒まであり、ジャガーやオセロットのような斑点模様や虎のような縞模様を持つことも少なくない。鋭い牙や爪を有し、総じて筋肉質で動きには俊敏さが伺える。男性にはたてがみがあり女性よりも大柄である。
- 雲の帝国とマリーシ
- かつては山岳地帯に雲の帝国/The Cloud Empireという大帝国を築き上げ、ナヤを支配下に置き、最も文明を発展させていた種族であった。しかし、時代を重ねるにつれ貧富の差は広がり、コイルと呼ばれる法体系は複雑化・厳罰化が進むと共に、国民はネコ科の本能を忘れて軟弱になり、帝国全体には退廃的な空気が蔓延していった。これを憂えた革命家マリーシ/Marisiはナカティルの野生回帰を訴え、マリーシの爪と呼ばれる彼の信奉者による反体制ゲリラ活動によって帝国は崩壊してしまった。
- 野生のナカティル
- 各地に散らばったナカティルはそれぞれ群れを形成して、群れの「王/Kha」の指導のもと野生のままの狩猟生活を営んでいる。大半は草に覆われた帝国遺跡などをねぐらとし、昼は遺跡で日を浴びて眠り、夜になると狩りに繰り出す。社会的地位には個人の力量が重視され、血の繋がりはあまり関係ない。権力を握る王が存在するものの、大抵の群れでは、各人が自由に振る舞うことが許されている。
- 雲のナカティル
- その一方で、帝国の後継者たる雲のナカティルはクァーサル/Qasalに代表される砦などに生き残り、伝統的なコイルに従う生き方を通している。雲のナカティルの群れは連綿と続いてきた血族ようなもので、血縁関係は入り組んでいる。
登場
登場カード
- 未来予知
- ナカティルの戦群れ/Nacatl War-Pride
- ローウィン
- 黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane
- アラーラの断片
- 復讐のアジャニ/Ajani Vengeant、圧倒する咆哮/Resounding Roar(イラスト)、峠のラネット/Ridge Rannet(フレイバー・テキスト)、魂の火/Soul's Fire(イラスト)、魂の優雅さ/Soul's Grace(イラスト)、魂の力/Soul's Might(イラスト)、タイタンの根本原理/Titanic Ultimatum(イラスト)、野生のナカティル/Wild Nacatl
- コンフラックス
- ナカティルの狩り群れ/Nacatl Hunt-Pride、ナカティルの異国者/Nacatl Outlander、ナカティルの野人/Nacatl Savage、流刑への道/Path to Exile(イラスト)、魂の威厳/Soul's Majesty(イラスト)
登場人物
- 主要人物
- プレインズウォーカー/Planeswalker。ジャザルの弟。
- 帝国を崩壊させた革命家。
- 野生のナカティルの一部族を率いる王。アジャニの兄。
- クァーサル/Qasalの統治者。
- その他のキャラクター
- クァーラ/Qala、テノチ/Tenoch、タイヤン/Tiyan、ザリキ/Zaliki
登場作品・登場記事
- A Planeswalker's Guide to Alara(設定集)
- Running Wild(公式サイト)
- The Movers and Shakers of Naya(公式サイト)
- Shards of Alara Player's Guide(アラーラ断片のファットパック)
- Conflux Player's Guide(コンフラックスのファットパック)
- 白獅子の飛翔/Flight of the White Cat 第1部、第2部、第3部(コミック)
- アラーラ観光ガイド(タカラトミー)
- 5人のプレインズウォーカー、5つの断片を語る(マナバーン2009誌の記事)