Jon Finkel
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2008年11月11日 (火) 22:25時点における版
ジョン・フィンケル(Jon Finkel)は、マジックのトーナメント史を代表する、伝説のプロプレイヤー。
プロツアー参戦は第1回開催のプロツアーコロンバス96から30回を超え、国別選手権、グランプリ、プロツアー、世界選手権、インビテーショナル、プレイヤー・オブ・ザ・イヤーと数々のタイトルを総なめにする圧倒的な入賞歴を持つ。プロツアーベスト8通算12回は史上最多。
Kai Budde登場後は生涯獲得賞金も抜かれ「比類なきナンバ−2」となってしまったが、2005年にBuddeよりも先にマジック・プロツアー殿堂入りを決めた(Buddeは2007年に殿堂入り)。ちなみにBuddeとの最後の勝負はプロツアーシカゴ03の準決勝である(Buddeの勝利)(参考)。
長い間トーナメントシーンから遠ざかっていたが、プロツアークアラルンプール08で優勝という劇的な復活劇を果たした。
高校生の頃から周りより頭1つ飛びぬけていた。現在は190cmを越えようかという長身。
あまりの強さ、プレイングのミスの無さからプロプレイヤーの間では「フィンケルトロン」(機械だからミスをしないの意)、日本では「閣下」のあだ名で呼ばれる。
- 彼がインビテーショナル00で優勝した際にデザインしたカードが影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltratorである。
- 元々インビテーショナルでは神の怒り/Wrath of Godを多色にしてフリースペルにしたカード(Wrath of Leknif)をデザインしたが、当然のごとく(?)却下された。
- ちなみに影魔道士の浸透者の当初の名前はDark Elfkin。LeknifもElfkinもFinkelのアナグラムである。
- バスケットボールが好き。森勝洋や藤田憲一らを集めてバスケをしたことがある。
- Chris Pikulaとのコンビで、投稿されたデッキに対し罵詈雑言を並べながら診断をしていく「こんなデッキは紙の束だ!」はあまりにも有名。デュエリスト・ジャパンにその翻訳記事が載せられている。
主な戦績
- プロツアークアラルンプール08 優勝
- アメリカ選手権03 ベスト8
- プロツアー横浜03 ベスト4
- プロツアーシカゴ03 ベスト4
- マスターズバルセロナ01 ベスト4
- プロツアーロサンゼルス01 ベスト4
- マスターズシカゴ00 準優勝
- プロツアーシカゴ00 ベスト8
- 世界選手権00 優勝
- アメリカ選手権00 優勝
- プロツアーワシントンDC99(チーム戦) ベスト4(Antarctica)
- グランプリカンザスシティ99 ベスト8
- グランプリウィーン99 ベスト4
- プロツアーロサンゼルス99 準優勝
- プロツアーシカゴ98 ベスト8
- グランプリボストン98 優勝
- 世界選手権98 ベスト4
- プロツアーニューヨーク98 優勝
- グランプリリオデジャネイロ98 優勝
- プロツアーシカゴ97 ベスト4
- プロツアーコロンバス96(ジュニア) ベスト4
- プロツアーニューヨーク96(ジュニア) ベスト8
- インビテーショナル00 優勝
主な使用デッキ
- ゾンビ(アメリカ選手権03 ベスト8)
- バベル(Magic Online)
- ファイアーズ(プロツアーシカゴ00 ベスト8)
- Go-Mar(マスターズバルセロナ01 ベスト4)
- スーサイドブラウン(世界選手権00 優勝)
- フローレスブラック(アメリカ選手権00 優勝)
- フォービディアン
- デッドガイレッド(世界選手権98 ベスト8)
- プリズン(エクステンデッド、プロツアーシカゴ97 ベスト4)