Phyrexian Portal

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ギャンブル性の高い、[[サーチ]]&[[引く|ドロー]][[アーティファクト]]。[[ライブラリー]]から数枚の[[カード]]を見て、そのうち1枚を手に入れる。リスクは高いがドロー用アーティファクトとしては悪くない性能。[[コスト]]に[[タップ]]を必要としないので何回でも起動できると聞けば凄いが、ライブラリーの減りが激しいので程々に。
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ギャンブル性の高い、[[サーチ]]&[[引く|ドロー]][[アーティファクト]]。[[ライブラリー]]から数枚の[[カード]]を見て、そのうち1枚を手に入れる。リスクは高いがドロー用アーティファクトとしては悪くない性能。[[起動コスト]]に[[タップ]]を必要としないので何回でも起動できると聞けば凄いが、ライブラリーの減りが激しいのでほどほどに。
  
 
状況によって効果は劇的に変わる。運がよければライブラリーのカード4、5枚を犠牲に欲しいカードを手に入れることができる。運が悪ければくずカードを手にした上で、重要カードを含めてライブラリーが10枚減る。
 
状況によって効果は劇的に変わる。運がよければライブラリーのカード4、5枚を犠牲に欲しいカードを手に入れることができる。運が悪ければくずカードを手にした上で、重要カードを含めてライブラリーが10枚減る。
  
「相手が山を分ける」のと、「どちらの山を失うかは、山の内容を見ないで選ばなければならない」のがミソ。そのため、分ける相手にも悩む要素が多い。例えば、以下のようないくつかの考え方がある。
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「相手が束を分ける」のと、「どちらの束を失うかは、束の内容を見ないで選ばなければならない」のがミソ。そのため、分ける相手にも悩む要素が多い。例えば、以下のようないくつかの考え方がある。
  
*「くず寄りの5枚」「いい側の5枚」で分けるのもよいだろう。運がよければ相手のキーカードを根こそぎ除外できるし、運が悪ければ圧縮を手伝うことになる。
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#「くず寄りの5枚」「いい側の5枚」で分けるのもよいだろう。運がよければ相手のキーカードを根こそぎ除外できるし、運が悪ければ圧縮を手伝うことになる。
*無難な内容で5枚ずつ分ける手もある。相手にそれなりのカードは引かれるが、それなりのカードも除去できる。
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#無難な内容で5枚ずつ分ける手もある。相手にそれなりのカードは引かれるが、それなりのカードも除去できる。
*「最高の1枚」「その他9枚」という分け方もあるだろう。相手がいいカードを選べば、数枚のほかのキーカードを含めてライブラリーを一気に10枚薄くできるし、9枚の側を選べば超重要カードは渡さずに済む。
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#「最高の1枚」「その他9枚」という分け方もあるだろう。相手がいいカードを選べば、数枚のほかのキーカードを含めてライブラリーを一気に10枚薄くできるし、9枚の側を選べば超重要カードは渡さずに済む。
*「くず1枚」「その他9枚」という手もある。上記に矛盾するようだが、相手が期待して少ないほうを選んでくれたらぼろもうけだ。
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#「くず1枚」「その他9枚」という手もある。上記に矛盾するようだが、相手が期待して少ないほうを選んでくれたらぼろもうけだ。
  
 
以上のように、分ける側にもかなり駆け引きの要素があり、一概に理想的回答がない。
 
以上のように、分ける側にもかなり駆け引きの要素があり、一概に理想的回答がない。
  
 
*後の[[嘘か真か/Fact or Fiction]]は、ある意味これをアレンジしたようなカード。使う側のデメリットが少なくなったため、最強のドロー系カードの1つといわれるシロモノとなった。
 
*後の[[嘘か真か/Fact or Fiction]]は、ある意味これをアレンジしたようなカード。使う側のデメリットが少なくなったため、最強のドロー系カードの1つといわれるシロモノとなった。
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*[[アライアンス]]初出時は[[対戦相手]]を対象に取っていたが、1998年2月に出された[[エラッタ]]で対象を取らないように変更された。
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*一時期、1999年7月頃の[[オラクル]]更新で、ライブラリーが10枚以上かどうかは[[起動]]条件としてチェックするように変更されていたが、2012年1月のオラクル更新で解決時にチェックするように戻された。
  
 
==参考==
 
==参考==

2012年1月29日 (日) 23:25時点における版


Phyrexian Portal (3)
アーティファクト

(3):対戦相手1人を対象とする。あなたのライブラリーのカードが10枚以上であるならば、そのプレイヤーはあなたのライブラリーのカードを上から10枚見て、それらを裏向きのまま2つの束に分ける。一方の束を追放する。他方の束からカードを1枚探し、あなたの手札に加える。その後、その束の残りのカードをあなたのライブラリーに加えた上で切り直す。


ギャンブル性の高い、サーチドローアーティファクトライブラリーから数枚のカードを見て、そのうち1枚を手に入れる。リスクは高いがドロー用アーティファクトとしては悪くない性能。起動コストタップを必要としないので何回でも起動できると聞けば凄いが、ライブラリーの減りが激しいのでほどほどに。

状況によって効果は劇的に変わる。運がよければライブラリーのカード4、5枚を犠牲に欲しいカードを手に入れることができる。運が悪ければくずカードを手にした上で、重要カードを含めてライブラリーが10枚減る。

「相手が束を分ける」のと、「どちらの束を失うかは、束の内容を見ないで選ばなければならない」のがミソ。そのため、分ける相手にも悩む要素が多い。例えば、以下のようないくつかの考え方がある。

  1. 「くず寄りの5枚」「いい側の5枚」で分けるのもよいだろう。運がよければ相手のキーカードを根こそぎ除外できるし、運が悪ければ圧縮を手伝うことになる。
  2. 無難な内容で5枚ずつ分ける手もある。相手にそれなりのカードは引かれるが、それなりのカードも除去できる。
  3. 「最高の1枚」「その他9枚」という分け方もあるだろう。相手がいいカードを選べば、数枚のほかのキーカードを含めてライブラリーを一気に10枚薄くできるし、9枚の側を選べば超重要カードは渡さずに済む。
  4. 「くず1枚」「その他9枚」という手もある。上記に矛盾するようだが、相手が期待して少ないほうを選んでくれたらぼろもうけだ。

以上のように、分ける側にもかなり駆け引きの要素があり、一概に理想的回答がない。

  • 後の嘘か真か/Fact or Fictionは、ある意味これをアレンジしたようなカード。使う側のデメリットが少なくなったため、最強のドロー系カードの1つといわれるシロモノとなった。
  • アライアンス初出時は対戦相手を対象に取っていたが、1998年2月に出されたエラッタで対象を取らないように変更された。
  • 一時期、1999年7月頃のオラクル更新で、ライブラリーが10枚以上かどうかは起動条件としてチェックするように変更されていたが、2012年1月のオラクル更新で解決時にチェックするように戻された。

参考

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