文章交換/Exchange of Words

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2体の[[クリーチャー]]の[[文章欄]]をまるごと[[交換]]してしまう[[エンチャント]]。
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2体の[[クリーチャー]]の[[文章欄]]をまるごと入れ替えてしまう[[エンチャント]]。
  
 
[[常在型能力]]で定義していない限りは[[サイズ]]や[[クリーチャー・タイプ]]には関与しないので、主に[[対戦相手]]の強力な[[システムクリーチャー]]を[[バニラ]]にしつつ実質的に自分のものにしたり、[[サイズ]]が関わる[[能力]]を[[ファッティ]]に与えたりといった[[コンボ]]的な使い方が基本。最終的に[[対象]]がどちらも[[戦場を離れる|戦場を離れ]]た後はただの[[置物]]と化すので、[[生け贄]]の[[リソース]]にしたり、[[回収]]手段を併用して再利用できるようにしておくと理想的。
 
[[常在型能力]]で定義していない限りは[[サイズ]]や[[クリーチャー・タイプ]]には関与しないので、主に[[対戦相手]]の強力な[[システムクリーチャー]]を[[バニラ]]にしつつ実質的に自分のものにしたり、[[サイズ]]が関わる[[能力]]を[[ファッティ]]に与えたりといった[[コンボ]]的な使い方が基本。最終的に[[対象]]がどちらも[[戦場を離れる|戦場を離れ]]た後はただの[[置物]]と化すので、[[生け贄]]の[[リソース]]にしたり、[[回収]]手段を併用して再利用できるようにしておくと理想的。
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==ルール==
 
==ルール==
*これは[[文章変更効果]][[種類別]]第3種) である。[[能力]][[ステッカー]]などの第6種の効果によって与えられている能力は入れ替わらない。
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*文章交換の能力が[[解決]]される前に文章交換がすでに戦場を離れていたり、[[対象]]のどちらかが[[不正な対象]]である場合、文章欄の入れ替えは起こらない。
*[[アン・ゲーム]]では、[[ルール文章]]が入れ替わる。[[アン・ゲーム]]においては、文章欄そのものが交換され、文章欄にある[[透かし]][[フレイバー・テキスト]]も入れ替わる。
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*これは[[種類別]]第3種の[[文章変更効果]]である[[継続的効果]]を発生させる。各[[オブジェクト]]は元々の[[ルール・テキスト]]すべてを失い、他方のオブジェクトのルール・テキストを持つ({{CR|612.5}})。
*文章交換の能力が解決される時に文章交換がすでに戦場を離れていたり、対象のどちらかが不正である場合、交換は起こらない。
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**入れ替えるのは文章欄内のルール・テキストのみであり、[[タイプ行]][[P/T]]は入れ替えない。
*交換が行われた後に、文章欄を交換したクリーチャーの片方が[[戦場を離れる|戦場を離れ]]ても、文章交換が[[戦場]]にあるかぎりもう片方のクリーチャーの文章欄は交換されたままである。
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**各オブジェクトが持つことになるルール・テキストとは、他方のオブジェクトの[[コピー可能な値]]に文章変更効果を加味したものとなる。種類別第6種の能力を得たり失わせたりする効果はルール・テキストを変更しているわけでは無いので考慮されない。[[ステッカー]]も第6種である。
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**ルール・テキストは入れ替えた時点で「固定」され、入れ替えた後に他方のオブジェクトが戦場を離れたりコピー効果や文章変更効果を受けても、もう一方のオブジェクトの上書きされたルール・テキストに影響を与えることはない。
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**文章変更効果は[[コピー可能な値]]では無いため、文章欄を入れ替えたオブジェクトを他のオブジェクトがコピーするなら、それは元々のルール・テキストをコピーする。
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**文章欄を入れ替えたオブジェクトが[[細胞形成/Cytoshape]]などにより他のオブジェクトのコピーになった場合、種類別に従いコピーになった後でルール・テキストを上書きされたオブジェクトになる。
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*[[アン・ゲーム]]においては、文章欄そのものが交換され、文章欄にある[[透かし]]や[[フレイバー・テキスト]]も入れ替わる。
  
 
==参考==
 
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*[[カード個別評価:Unfinity]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:Unfinity]] - [[レア]]
 
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2025年4月2日 (水) 13:59時点における版


Exchange of Words / 文章交換 (1)(青)(青)
エンチャント

これが戦場に出たとき、クリーチャー2体を対象とする。これが戦場にあり続けているかぎり、それらのクリーチャーの文章欄を入れ替える。


2体のクリーチャー文章欄をまるごと入れ替えてしまうエンチャント

常在型能力で定義していない限りはサイズクリーチャー・タイプには関与しないので、主に対戦相手の強力なシステムクリーチャーバニラにしつつ実質的に自分のものにしたり、サイズが関わる能力ファッティに与えたりといったコンボ的な使い方が基本。最終的に対象がどちらも戦場を離れた後はただの置物と化すので、生け贄リソースにしたり、回収手段を併用して再利用できるようにしておくと理想的。

リミテッドではシステムクリーチャーに依存したデッキを見ることは少ないが、単に対戦相手フライヤーコントロールしているときに自分の地上クリーチャーと共に対象にして、回避能力を与えつつ事実上ブロッカーを排除するだけでもそれなりの奇襲にはなる。

ルール

  • 文章交換の能力が解決される前に文章交換がすでに戦場を離れていたり、対象のどちらかが不正な対象である場合、文章欄の入れ替えは起こらない。
  • これは種類別第3種の文章変更効果である継続的効果を発生させる。各オブジェクトは元々のルール・テキストすべてを失い、他方のオブジェクトのルール・テキストを持つ(CR:612.5)。
    • 入れ替えるのは文章欄内のルール・テキストのみであり、タイプ行P/Tは入れ替えない。
    • 各オブジェクトが持つことになるルール・テキストとは、他方のオブジェクトのコピー可能な値に文章変更効果を加味したものとなる。種類別第6種の能力を得たり失わせたりする効果はルール・テキストを変更しているわけでは無いので考慮されない。ステッカーも第6種である。
    • ルール・テキストは入れ替えた時点で「固定」され、入れ替えた後に他方のオブジェクトが戦場を離れたりコピー効果や文章変更効果を受けても、もう一方のオブジェクトの上書きされたルール・テキストに影響を与えることはない。
    • 文章変更効果はコピー可能な値では無いため、文章欄を入れ替えたオブジェクトを他のオブジェクトがコピーするなら、それは元々のルール・テキストをコピーする。
    • 文章欄を入れ替えたオブジェクトが細胞形成/Cytoshapeなどにより他のオブジェクトのコピーになった場合、種類別に従いコピーになった後でルール・テキストを上書きされたオブジェクトになる。
  • アン・ゲームにおいては、文章欄そのものが交換され、文章欄にある透かしフレイバー・テキストも入れ替わる。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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